どうどう～～～！
駅までアンを迎えにいったマシューの馬車が、
グリーンゲーブルズに着く頃には、
もうとっぷりと日が暮れていました。
マシュー 『さあ、着いたよ、お疲れ様。』
アン 『まあ、なんて素敵なお家・・・うっとり～～～。』
アン 『私が想像していたグリーンゲーブルズとはちょっと違うけれど、
まるで妖精のお家の様だわ。』
マシュー 『そうかい？どんな家を想像していたのかな？』
アン 『あのね、私は緑色の屋根で、白い壁のお家を想像していたの。
でも、このお家は苔やら実のもので囲まれていて妖精のお家みたい！
・・・この赤い実は、オトギリソウの実でしょう。』
マシュー 『さて？花や実の名前はよく知らないんだよ。
マリラなら知ってるだろうね。』
アン 『確か、オトギリソウの実だわ。
グリーンゲーブルズというより、
私は、音霧荘って呼びたいわ。』
マシュー 『ははは・・・、好きに呼んだらいいさ。』
ガチャ。
マリラ 『お帰り、遅かったね。
雪道は、大丈夫だったかい？』
マシュー 『ただいま。』
アン 『はじめまして・・・。』
マリラ 『いらっしゃ・・・おや？』
マリラ 『・・・・・。』
マリラ 『女の子・・・。』
マリラ 『女の子だったのかい？』
アン （・・・え？男の子だと思っていたのかしら？）
マシュー 『い、いや、それがね・・・。』
マリラ 『・・・まあ、いいやね。
丁度話し相手が欲しかったし、女の子の方が気が合うだろう。
マシュー、荷物をたのんだよ。』
マシュー 『ああ。（・・・ほっ）』
アン 『すみません。（・・・ほっ）』
こうして、
すんなりと迎え入れられたアンの、
グリーン・・・いえ、音霧荘での生活がはじまるのでした♪♪♪
リトルフラッグさんの民家キットのしまい場所の確保のために、
手放そうと思っていて、やっぱりやめて、
塗装していたのは、マザーグーズのケーキ屋さんのドルハでした。
最初は、グリーンゲーブルズのように屋根はグリーンの予定でした。
でも、壁は濃い色の方が好きなので、
白ではなく茶色にして、
窓枠と柵をアンティークブルーにして、
三色に塗り分けようと思っていました。
ところが、まず最初のつまづきは屋根の色。
アンティークカラーシリーズのペンキを買ったのですが、
塗ってみたら、プラスチックのようなグリーン（－－；）。
割りばしに塗ってみた時は、もうちょっと濃く見えたし、
全部塗ってみなければ分からないと思い、
屋根のほとんどを塗ってしまったので、
もうマスキングし直して、塗り分ける気などすっかり失せ、
焦げ茶一色で塗りつぶしてやる～～～！
・・・という事になりました（＾＾；）。
前のブログにも書きましたが、
一色でも、塗り残しなくハケ塗りするのは大変（・・；）。
乾かしながら、面を変えて、一週間位かかったかなぁ・・・。
それでも、窓の格子の内側の角など、
まだ塗り残しを発見！
しかも、そうやって何度も塗り直したので、
塗装が分厚くなって、窓や扉がちゃんと閉まらなくなっちゃいました（笑）。
焦げ茶一色じゃ、あまり飾りっ気がなかったので、
妖精のお家のように、
モスと実のもので飾ってみました。
ケーキ屋さんの看板だった部分は、
モスと実で見えなくしちゃいました。
明るいとこんな感じ。
塗装する前は、
ピンクと水色と白のパステル系のお家。
この色でも可愛いのですが、
迷子の森の住人には、ちょっと可愛すぎちゃう気がしたのと、
洋服の色を選ぶのと、
印象が固定されちゃうと言うか、
地味な色のお家の方が、飽きが来ないので塗っちゃいました。
何で手放すのをやめたかというと・・・
手放そうと思って、
しまってあったところから、玄関のあたりに出しておいたところ・・・。
夜、足元ランプの明かりが、
このお家の窓から漏れてるのを見て、
あらぁ、素敵～～～・・・と思ってしまったのです（笑）。
じゃ、色を塗って、もうちょっと地味なお家にしてみようと思いました。
いやぁ、しかし途中で後悔しました（＾＾；）。
一色で塗るにしても、スプレーならまだしも、
複雑な形をしているお家を、刷毛塗りするのって大変なんだなぁ。
まあ、一応塗り終えたので、やっと解放されます。
窓や扉はちゃんと閉まらなくなっちゃったし、
まだ塗り残しはあるし、
ペンキが垂れたあとなんかもあって、何なんですが、
モスと実で飾ったら、好きな雰囲気にはなってくれたので、
使っていきたいと思います。
お家の中の写真は、次回（多分明日）になります♪♪♪
（出演者：Paladoll ヒカリちゃん アン
Disney Animators' COLLECTION mni クリストフ マシュー
オーロラ姫 マリラ）
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