何が起きるか分からない

ニューヨークもそろそろ過ごしやすい季節になりますね。
この時期からは毎週の様に、アベニュー丸々１本がフリーマーケットになっていたり、
マラソン大会で交通不可だったりと、アメリカはイベントのレベルもデカイですね。

このフリーマーケットにはまり、この絶好調に天気が良い中、
稽古なんか行ってられるか！と休日に変更した経験者は、沢山いるはずです。
アタシも挫けそうになった経験者です。

アメリカの不思議その１なのですが、暖かくなった途端に、
様々な場所にエアコンが入るんですよ。
バスなんかは冬でも(いや、あれは運転手の勝手な都合だと思いますが)
暖かい日には、頭上を涼しい風が通過する事もあるぐらいなんですよ。
そしてエアコンを使用し出すと、色々と故障が発生するんですよね。

ダンススタジオでも雨漏りの為、バケツが置いてあったり、
床が濡れていた事を知らず荷物を置き、帰りの洋服が水浸しの為稽古着で帰る人がいたりと、
(アタシもありました)、色々な事が起きます。

慣れた人はデュアンリードのデッカイビニール袋に荷物を入れて
荷物が濡れない様にしてスタジオ入りすると言う知恵があります。

実はアタシ、エアコンオカルト出来事に遭遇した事があるんですよォ。
その日は稽古が終わり自宅でくつろぎながらウトウトと眠りこんでしまったんです。
何とも不気味な事に夜中の２時頃、ポタンポタンと水がしたたる音がたのです。
だが夢うつつ、遥か遠い場所で音がしている様な他人事と寝ぼけ気分で、
ポタンポタンを数えていたんです。その後、ポタン！？そんな音がするはずはない！
何事だぁ～と、やっと気付き起き上がった瞬間、
天井から滝のごとく水が流れ始めたんです。
夜中２時過ぎに上の階の住人を叩き起こし、部屋を見てもらいに皆で戻った時には
更に凄い勢いとなり、皆で、凄いね～部屋に滝が流れているよ！と
とりあえずひきつり笑いをしてはみたものの、笑い事ではないですよ。
後片付けが終わっても４時過ぎですよっ！
寝る場所もなく、部屋の修理が終了するまでに半月もかかりました。

エアコンの季節になると思い出し、
これを思い出すと、もうすぐバレエのシーズンが始まるんだなあ～と感じます。
これからは、そろそろバレエシーズンだなあと感じる様にします。

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