琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

イオン・カルチャークラブ、リニューアル記念イベント

2016年12月14日 | 教室案内
2016年12月9日~11日までの3日間、
イオン・カルチャークラブ 葛西店様が、リニューアル・オープンとの事で、
記念企画イベントにワークショップで参加させていただきました。

現在開講している他のクラスも参加されていました。
私の方では、はがきに顔彩と和筆を使って、絵を描いていくというワークショップでした。

ワークショップにお集まりくださった皆様、
そして、お世話になった、イオン・カルチャークラブの皆様、他の講師の先生方、
どうもありがとうございました。




『「さらさら〜っと絵はがきが描けたら、きっととても楽しい。」季節のお祝いにも使える、あかるく可愛らしい絵柄を揃えてみました。初心者の方、初めて描かれる方も思わず夢中になってしまう、工夫と夢でいっぱいの絵手紙ワークショップです。』

という紹介文で、素敵なポスターを作成して頂きました。




「私に出来るでしょうか?」
「私には、絵心がなくて。」
「絵心がないから、はずかしくて。」
「ああ。」


と、ワークショップにご参加の皆さんは、おっしゃいます。

「大丈夫ですよ。」
古典の絵は、描き方があるので、それを知ってみてはいかがですか。
「是非、やってみて下さい!」
とニコニコ顔の私につられて、
皆さん、筆をとってくれました。




ひと筆ひと筆、描きすすめるごとに、
参加者の皆さんからは、

「ああー。本当だ。できた。」
「ええ~。」
「わあ。」
「ああ、素敵になった。」
「うん。」

だんだん目も輝いてきて、

ご自身の完成品を前に、最後は
「(できた。できた~!!)」
と、とても幸福そうなお顔。


この企画に参加させて頂いて、私も本当にほんとうに、良かったな~と思いました。




誰でも、「絵がさらさらと描けたら、私は素敵。」と思うもの。
出来るようになりたいけれど、
恥ずかしくて、
習いに行くのも、気が引ける位。
でも、ああ、絵が描けたら。

そのようなお気持ちの方、大丈夫です。
古典の絵の描き方は、素敵にできる知恵と工夫があるものです。
今度是非、私の教室をお訪ね下さい。







お教室で使用するのは、12色の絵具のセットと、
最初はお筆は3本くらいで始めてみようかと思っています。

初めの内は、お筆の貸し出しも致します。
この様な時世ですので、他にもお金を使いたい途があるでしょう。

お筆も、一ヶ月に1本くらいのペースで、ゆっくり購入されたらいかがでしょうか。
この欲しかった筆を、とうとう買った、というのは喜びですし、
そうした気持ちを味わっていくのが、“本当”だと私は思います。

喜びの瞬間を逃さずに!


琳派墨絵クラブ










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