琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

大吉寺 世田谷墨絵クラス 2017年スケジュール

2016年12月02日 | 教室案内

来年、2017年1月~2月の「大吉寺 世田谷墨絵クラス」の日程が決まりましたので、こちらでもお知らせします。



2017年

1月12日(木曜日)、 1月18日(水曜日)

2月10日(金曜日)、 2月16日(木曜日)



ホームページも更新いたしました。こちらもどうぞご参考下さい。

https://sites.google.com/site/sumieclass/meditation-sumie-at-temple


まだ、2016年は12月14日(水曜日)もございます。今年最後のお教室です。
ご興味のある方、ぜひお越しくださいませ。


本日のお教室では、皆さんと菊の花を楽しもうかなーと思い、ご用意したのですが、

菊のお花は、誰も描かず。
あれ、おかしいな。


今日は、初心者の方々が大変に熱心でいらして、
「竹」の基本の筆法を、皆さんじっくりとお勉強されました。



このクラスでは、もちろん基礎もお教えしますが、
集まった皆さんと、各自の課題に取り組んで、心のしずかな墨絵の世界を楽しんでいただく機会でもあります。



(と、申し上げつつ、今日も私が一番、熱中してアレやコレやご説明してしまいましたよ。)


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墨絵の世界にご興味を持っていらっしゃる方は、
案外、多いのではないかと、私は考えています。


「墨絵、知ってるよ。」

から


「墨絵を描く面白さって、知ってるよ。」「出来るんだよ。」

と、沢山の人に言わせたいです。

それが私の最終的な夢であり、目標です。


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そうなんです、出来ます。



黒い墨の色、一色しか使わない、墨絵の世界ですが、

この一色だからこそ、

一生懸命描いた作品に現れてくる、滲み出てくる、

お人柄の優しさや、光というものが、感じられます。




もう、それで、作品になっています。


本来、作品とはそういうものではないでしょうか。




私達は、学校で「上手でなければ絵は描けない」と思わされているようなものです。

その考え方を、私は覆してしまいたい、といつも心の中で思っているのです。



誰にでも、その人にしか描けない「いい絵」があります。

墨絵にはそれがよく現れます。




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墨絵のクラスに参加する事・墨絵を習得する事を通じて、


何か、その方にとっての新しいものを、心に掴んで頂きたいと思っています。





琳派墨絵クラブ



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