短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

金魚

2019-09-04 08:04:40 | 日記
ため息で
金魚がくもる
自由でも
藻に絡みつく
赤が痛くて


優雅に気持ちよさそうに情熱の赤が揺れてる。
この狭い水槽が君の宇宙なんだね。

。。。。

閉じ込められて不自由みたいだけど

広く旅をしないでも
全世界を知ることができる
窓の外を見ないでも
天国への道を見ることができる  
遠く旅すればするほど
知識は減る
~老子〜

個人的には、こんな詩が好きです。
でも、せっかく生きてるんだから美しいものを見るためには動かないとね✨

友人が
 
「弥勒菩薩ってずっと坐ってて動かないけど、ものすごくたくさんの人を幸せにしてると思うよ~」

と言いました。

な~るほど、

なんて素敵なことを言うんでしょう☆

昨日はご近所のお友達の家へ

「おもかげ」なんて、なんて奥ゆかしい言葉なのかしらと虎屋の羊羹「おもかげ」をいただきながら

「奥ゆかしい」なんてもう死語かしらとふと思い……

でも、私の周りを見ると

昨日の友達然り、奥ゆかしい女性はなんだか引き寄せ体質✨

忘れたくない美しい日本語ここにもありました❤️

ちょっと時代遅れの私達、縁側でお茶するおばあちゃんみたいだけど楽しい時間でした。

🌻奥ゆかしいの「ゆかしい」は、動詞「ゆく(行く)」の形容詞形「ゆかし(行くし)」で、「行きたい」という意味。 
奥ゆかしいは「奥まで(見に・触れに)行きたい」というところから、「心がひかれて、その先が見たい・知りたい・聞きたい」「奥の方へ心がいざなわれる」という感情を表すようになりました。



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