短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

花魁草

2019-07-14 08:39:41 | 日記

恋という
嵐の中で
夢一夜(ゆめひとよ)
花魁草(おいらんそう)の
ピンク散らかる
 
「妖精たちの新盆の迎え火」
以前、あるTVドラマで倉本聰氏が花魁草をそう表現していました。
 
この花を迎火に美しい妖精がやって来たら誘惑に負けて夢と現(うつつ)を彷徨いそうです。
 
死んでから、次の世に生じるまでの期間。
成仏までの「有」と「無」の中間、「陰」と「陽」のどちらでもあるような場所。
 
「中陰」
 
どこか、妖艶、幽玄な仏教用語。
 
魂が永遠に巡るなら
 
一世も一夜も変わらない
 
一世(一夜)だけなら、いっそ激しく命を燃やす……がいいのかな。
ただ温度を感じて眠るのもいいけど。
 
昨日、今日は横浜スパークリングトワイライト、花火大会です。
 
「新盆」「迎え火」「花火」
夏らしい言葉が並んでいるのに窓の外は昨日も今日も雨☔️
 
夏だったのね🌻🎐👘
 
夏にピンク色の花が鮮やかな花魁草。
 
花言葉は「秘密のひと時」
 
散らかったピンクも夜空のピンクもこの世の素敵な思い出🎆💖
 
 


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