短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

花びら雪

2019-02-09 18:09:53 | 日記
ひとひらの
花びら雪が
幸せの
花へと変わる
君の隣で


雪を花にたとえた言葉はたくさんあるけど、この花弁雪(はなびらゆき)や天花・瑞花などの言葉は特に好きです。

隣にいて同じものを見てる

そんなことがとても幸せ。

冷たい雪でさえ、幸せの花びらに見えてきます。

横浜は今年初めての雪です。

。。。。

昨日浅草寺で引いたおみくじは

No.18 GOOD FORTUNE

第18番【吉】
福徳が自然と増して、人生が光り輝くでしょう。

天花がフルごとくかな。

……

浅草亀十さんのどら焼き、とても有名だったんですね、お友達のお陰で美味しいもの知りました。

冬萌えの熱

2019-02-09 09:41:06 | 日記
舞い落ちる
花びら雪を
受けとめて
気づいてしまう
冬萌えの熱

「私40歳で世間に出たから(離婚したから)70歳で一人前なの」って67歳の友人が決断しました。

年上の友人からは、若い友人とは違う質のエネルギーをもらいます。

ほんとうに、年齢はただの数字。

もう忘れたはずの想いなのに

体の中ではまだ息づいていて・・・・

気づいてしまったら、自分にうそはつけない。

思い出したら何度だって、いつだって遅すぎることなんてないんですね。

。。。。

もう、枯れてしまったように見える枝なのによく見ると新芽がわずかに萌えだして……

これを冬萌といいます。

素敵な日本語だなって思います。

まだまだ萌えて生きたいと思う初春です。