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バクマン。2 第20話「大好きと否定」

2012年02月19日 | バクマン。
シュージンの寒いギャグと岩瀬さんが服部さんに早速告白して始まった今回ですが\(・_\)その話は (/_・)/こっちに置いといて。
「その気にさせて気持よく原作書いてもらえよ」と言った雄二郎さんですが、もし告白されたのが自分だったら同じように言うでしょうか?
答えはきっとNOだと思うんだよね。
服部さんの真面目さを肯定したし、悪い人じゃないし。
ところでシュージンがギャグ作りに苦戦していることも重要なんですが、ここの二人の会話のポイントは岩瀬さんの告白ではなく新妻エイジが亜城木夢叶の漫画を読んでないという情報が服部さんに伝わることなんですねー。
どこまでも亜城木夢叶中心です。

結婚式の服部さんの挨拶で歴代漫画の中タントの名前が挙げられなかったことにサイコーは服部さんもタントではダメだと思っていることを確信します。
それで面白くないんなら言ってくれと詰め寄るのは良いんだけど、ちょっと空気読め!!
仕事仲間というだけでなく親友の結婚式で周囲の目もあるというのにスピーチ中に席移動するわ、怒鳴るわ…いつもサイコー達は良い子だとは思っているんだけど、時々我を通すところがあって困るわぁー。
それを諌める大人がいるところがバクマン。の良い所ではありますが、最終的にはサイコー達が貫き通すんだよね。
いやサイコー達も反省すべきところは反省してるから良いんだけどね。

というわけで信頼する服部さんも新妻エイジもタントには否定的なのを知って止めたいと猛烈に思ったサイコー。
新婚旅行中のシュージンを気遣って先に亜豆に吐露しますが…結婚式のあの状況から気にならないはずがないっていうね。
亜豆は相談してくれたとポジティブに捉えていますが、うーん…相談といえばそうなのかもしれないけど、衝動的に愚痴を言いたかっただけにも見えた。
もし結婚してて生活がかかっててもサイコーがしたいようにしたらいいと言う、と結果的に背中を押してくれたから相談でいいのかもしれませんが個人的にはしっくりこなかったんですよね。

結局編集部に乗り込んでタントを止めたいと言った亜城木夢叶。
上記したように入院時に描かせろと言ったり、今度は止めたいと言ったり我儘が過ぎると怒ってくれる大人は実は有難い存在なんだよね。
描きたいものを描くから止めさせろと言う覚悟は編集部から怒られる覚悟じゃなくて、止める漫画以上のものが出来なければ二度とジャンプで描けないかもしれないという覚悟だと宣告されたサイコー達。
怒ってくれた副編集長や服部さんの新妻エイジを越えられるという評価を得て覚悟を決めた亜城木夢叶。
最終的判断は現担当である港浦さんに求められ…。
ここで中盤にあった相田さんと吉田さんの「漫画家の人生を左右してしまう」という言葉が利いてくるんですよね。
亜城木夢叶のしたいことをさせてあげたいってことなんだろう。
担当として自信を無くしてる彼だからタントの評価を気にしてて、ひょっとしたら彼も集英社を辞める覚悟で…ってことなんじゃないかな?
若年層に受けてるから残したいって編集部の気持ちとサイコー達のトップに行きたいという気持ちが相反するのが問題で、港浦さんはよくやってると思うんだけどなぁ。


次回「わがままとアドバイス」



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