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喜堵逢楽

グルメ、アロマ、旅など日々の出来事や思いを書き綴っていけたらと思っています。

さよなら公演

2009年08月15日 | 演劇
先日、歌舞伎を観に行って来ました
現在、歌舞伎座では建て替えを控え
「さよなら公演」が行われていて
観客のアンケートで選ばれた人気演目を、来年4月まで上映します

さて、歌舞伎というと
難しいのではないかと思ったりする人もいるかも知れませんが
入ってみれば気品の中にも縁日のような雰囲気があり
元は庶民の演芸だったことがうかがえます。

歌舞伎は大きく分けて3つに分類されます。
時代物、世話物、舞踊。
伝統美を観に行くのなら「時代物」がですが
物語の歴史的背景を知っているとより楽しめるので
初めての方には難しいかも知れません。

「世話物」や「舞踊」は親しみやすいと思います。
世話物は、江戸時代の人々の生活を覗き見るような感じで楽しいですし
台詞も聞き取りやすいので、イヤホンガイドがなくても
舞踊は、音楽、衣装ともに楽しめると思います

今回、私が観た演目は…
「真景累ヶ淵」と「船弁慶」
中村勘三郎、勘太郎、橋之助さん(他)が出演されていました。

今回は、一幕見席(3階席の後ろで1幕1,000円)で観ました。
一幕見席は予約席ではなく、当日の決められた時間に
歌舞伎座の専用の窓口に並んで買います。
開演の1時間前に行きましたが、かなりの行列が出来ていて
外人の観光客が多くいました。

安くて気軽に歌舞伎を鑑賞できますが
3階はやはり舞台が遠いので
衣裳の素晴らしさや役者の細かな演技が見えにくかったので残念でした