台北から北東に、海の見えるノスタルジックな元金鉱の地、キュウフン。丁度雨が降り出して、もやにけむる、なんとなく郷愁を・・・石段が多いので、姉は地元のお寺で、1時間待つことに。・・・故宮に行くんだったのにと、ブツブツ言ってましたが・・・・私は、階段ですべらないように、注意してお土産屋さんの並んだ階段を登り、薄墨色に霞む海を見て、花文字を書いてくれるおばさんに、薔薇の花文字を頼みました。ひどく雨脚が強くなり、当たりは薄暗くなりましたので、軒先につらさがった提灯がとぼされて、ますます異国情緒たっぷりに。