GIZMODEに、ちょっと気になる記事が載っていたので紹介。
日本で単機能ガジェットは流行る? 流行らない? : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
最近出た「ポメラ」なんかも気になってはいたんですけど、日本ってこういった「思いっきり割り切った」製品って最近すごく減ってきたな、と思うんです。ケータイしかり、PS3や市販PCしかり、そしてクルマですら。
できればいろんなことを一個で済ませたいというのは、狭い家屋に住み続けてきた日本人の旧来からの気質なんでしょうけど、逆に今は正直モノがあふれすぎていて、それも万能型の製品が多すぎるから、人々が原点に帰るというか、「布しか切れねぇけど布を切る能力ならそんじょそこらのモノには負けないよ」みたいな、超一流ではなくとも一流程度の「一点豪華主義」的な製品を求めるようになってきているのではないか?というのが私の見解です。ここまで豊かさがあふれてくると、そういったものに価値を抱くというか、なんでもできることよりも、それしかできないということへ価値観がシフトしていってるのではないかと。豊かさに対する価値観の変化といったらいいんでしょうかね。
個人的に、こういう割り切り系製品は、
○別の媒体を使って実現されている「何か」の機能が、携帯や音楽プレーヤ、デジカメといった「携行するモノ」の中に簡易的に組み込まれている
○その機能が、「携行するモノ」だけで起動するには若干、心もとない(面倒くさい、時間がかかる、使いづらい)
○その機能の実現元である「媒体」を携行することは実質不可能(例:デスクトップPC、大型ディスプレイ、プリンタ、フルサイズキーボードなど)
という条件がそろったときに、「何かの機能」だけを究極までつきつめて搭載した「携帯しやすい」製品がヒットに繋がっていく気がします。
ポメラなどはその際たる例で、ブログ記事やメモなどをテキストデータとして打ち込みたいが、ケータイについてるメモ機能やメールでは打つのが面倒だし、ノートPCを持ち歩くのも若干めんどい、ってことで商品化が実現したものだと思います。
こうった商品がヒットに繋がるかどうかのポイントは、この「ブログやメモなどをテキストデータとして打ち込みたい」というニーズがどれだけあるか?ということと、それらのニーズを持つユーザのうち多くの人間が満足する付帯機能を持っているかどうか?の2点にかかっているのではないか?と私は思います。
↓「ポメラ」の画像(KING JIMの公式HPからキャプチャ)
そういう意味で、ポメラが次に実装しなければならない機能は、
●表示できる文字数制限の拡大(せめて2万文字くらいは欲しい)
●赤外線、BT、無線LANなどといった非接触系通信を介してデータがやりとりできること
●テキストエディタとしての機能充足
あたりだと思います。すでにポメラを買うような人は、他に通信端末をいくらでも持っているでしょうから、たとえばエディタそのものがそれなりに強力で、HTMLエディタ機能などを搭載していて、作ったテキストデータを赤外線でケータイに転送、そのままブログの投稿アドレスにメールで送信、といったこともいけるわけです。データをいちいちmicroSDなどに移してから差し替えなんて、面倒でやってられませんよ。
世間で言われているような、画像を表示したいとか、HTMLをブラウジングしたいとか、直接通信機器を使ってネットにアップしたいとかいう機能は、俺は要らないと思います。それでは、今までの製品と変わらなくなってしまいますし、機能を足せば足すほど価格&携帯性の悪さに跳ね返ってきてしまいますからね。
個人的には、先にも書いた、大型ディスプレイやプリンタなどの何かでっかいものを、「何かしらの方法で」実現されてきたら面白いなぁと思います。まったく想像がつきませんが(笑)
ポメラの「次」は現れるのか?期待したいですね。
日本で単機能ガジェットは流行る? 流行らない? : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ
最近出た「ポメラ」なんかも気になってはいたんですけど、日本ってこういった「思いっきり割り切った」製品って最近すごく減ってきたな、と思うんです。ケータイしかり、PS3や市販PCしかり、そしてクルマですら。
できればいろんなことを一個で済ませたいというのは、狭い家屋に住み続けてきた日本人の旧来からの気質なんでしょうけど、逆に今は正直モノがあふれすぎていて、それも万能型の製品が多すぎるから、人々が原点に帰るというか、「布しか切れねぇけど布を切る能力ならそんじょそこらのモノには負けないよ」みたいな、超一流ではなくとも一流程度の「一点豪華主義」的な製品を求めるようになってきているのではないか?というのが私の見解です。ここまで豊かさがあふれてくると、そういったものに価値を抱くというか、なんでもできることよりも、それしかできないということへ価値観がシフトしていってるのではないかと。豊かさに対する価値観の変化といったらいいんでしょうかね。
個人的に、こういう割り切り系製品は、
○別の媒体を使って実現されている「何か」の機能が、携帯や音楽プレーヤ、デジカメといった「携行するモノ」の中に簡易的に組み込まれている
○その機能が、「携行するモノ」だけで起動するには若干、心もとない(面倒くさい、時間がかかる、使いづらい)
○その機能の実現元である「媒体」を携行することは実質不可能(例:デスクトップPC、大型ディスプレイ、プリンタ、フルサイズキーボードなど)
という条件がそろったときに、「何かの機能」だけを究極までつきつめて搭載した「携帯しやすい」製品がヒットに繋がっていく気がします。
ポメラなどはその際たる例で、ブログ記事やメモなどをテキストデータとして打ち込みたいが、ケータイについてるメモ機能やメールでは打つのが面倒だし、ノートPCを持ち歩くのも若干めんどい、ってことで商品化が実現したものだと思います。
こうった商品がヒットに繋がるかどうかのポイントは、この「ブログやメモなどをテキストデータとして打ち込みたい」というニーズがどれだけあるか?ということと、それらのニーズを持つユーザのうち多くの人間が満足する付帯機能を持っているかどうか?の2点にかかっているのではないか?と私は思います。
↓「ポメラ」の画像(KING JIMの公式HPからキャプチャ)
そういう意味で、ポメラが次に実装しなければならない機能は、
●表示できる文字数制限の拡大(せめて2万文字くらいは欲しい)
●赤外線、BT、無線LANなどといった非接触系通信を介してデータがやりとりできること
●テキストエディタとしての機能充足
あたりだと思います。すでにポメラを買うような人は、他に通信端末をいくらでも持っているでしょうから、たとえばエディタそのものがそれなりに強力で、HTMLエディタ機能などを搭載していて、作ったテキストデータを赤外線でケータイに転送、そのままブログの投稿アドレスにメールで送信、といったこともいけるわけです。データをいちいちmicroSDなどに移してから差し替えなんて、面倒でやってられませんよ。
世間で言われているような、画像を表示したいとか、HTMLをブラウジングしたいとか、直接通信機器を使ってネットにアップしたいとかいう機能は、俺は要らないと思います。それでは、今までの製品と変わらなくなってしまいますし、機能を足せば足すほど価格&携帯性の悪さに跳ね返ってきてしまいますからね。
個人的には、先にも書いた、大型ディスプレイやプリンタなどの何かでっかいものを、「何かしらの方法で」実現されてきたら面白いなぁと思います。まったく想像がつきませんが(笑)
ポメラの「次」は現れるのか?期待したいですね。
個人的には、万能型ツールの中で頻繁に使う一機能
が強化されたものが欲しくなる。
だけど、「その機能を強化しました他の機能も
強化してます」って感じの万能型ツールVersion2
には魅力を感じない。
機能がダブるのも無駄だし重くなるし遅くなるし
値段も跳ね上がるし。
使わないところを強化されてもねってなる。。
そこで、単機能に特化したセカンドツールを求めて
しまうんだよね。
最初から、欲しい機能だけを選択できると良いの
だけど。BTOでPC買うみたいに。
で、必要なら、各自でアドオン。
・・・逆に高くなっちゃうか。ガジェットだと。
そうそう。単機能を強化した形のほうが良い。そうじゃなきゃ意味がないというか。
欲しい機能をチョイス・・ってのは難しそうだなぁ。ケータイならプラットフォームになるファームウェアをそれなりにちゃんとすればいくらでも欲しい機能だけをアドオンしていくってのは簡単にできると思うんだが。
そうならない理由にはいろいろ大人の事情とかビジネス的な問題がありそうだね。