24日はいつも一緒にデュオで演奏している、ギターの熊谷君と 『Greenwich House』 さんでライブでした
ライブにお越し下さったお客さま方、まことにありがとうございました
実はこの日、今までライブをしていて初めての感覚を味わいました。
それはライブ最後の曲、大好きなギタリストである 『Pat Metheny』 の 『James』 を演奏している時でした。
フレーズやリズム、テンポがどうのこうのなんて全く気にならず、ただただ音楽に没入し自分が音楽と一体になっていく・・・
そして、なぜかソロを弾いていて自然と涙が出ていました!?
自分でもなぜ涙が出たのか分からないのですが、音楽をしてきた本当に良かったと素直に思えるとても幸せで不思議な感覚でした
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それと少し関連した話なんですが、最近読んだ 『Jazz Life』に『Pat Metheny』 の作曲について興味深い内容のインタビューが載っていました
その中では自分が作曲を始めたきっかけに、ある種の曲においてうまくソロを組み立てられない事があったそうです。
そこで、自分自身よりインプロビゼーションしやすい物が欲しかったから曲を作りだした・・・
まずあの『Pat Metheny』ですら、得手不得手がある・・・と言っているいう事に少し安心してしまうのですが(笑)
でもこの『しやすい』というのは、決して単純に簡単な曲をという事ではないと僕は思います。
自分が本当に好きな事、自分自身がまず感動出来る、そんな音楽をしたいと考えたのではないでしょうか
レベルは全然違いますが、今日のライブは僕自身そんな感覚をもっともっと味わってみたいと実感として強く思った非常に特別な物でした
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