Guitarist 北脇 久士の音楽日誌

スケジュールやライブ等で日々感じた事をつらつらと綴っています♪

動画の機材その3 (BEHRINGER XM8500 & Earthworks SR20)

2020-07-13 14:37:16 | 楽器・機材
動画の機材、最後は使用しているマイクについて書いてみます。
 
普段のライブではダイナミックマイクとコンデンサーとをミックスして音を作っています。
このミックスする事やダイナミックマイクを使うというのは、ご一緒させて頂いたギタリストの宮野弘紀さんに教えて頂いた方法です。
宮野さんは音色や奏法、音楽性において唯一無二な本当に素晴らしいギタリストで、僕にとって常に目標とする尊敬するギタリストです
 
この発想を動画をとる時にも使えないかなと思って所有しているマイクで色々と試してみました。
その結果、暫定的に落ち着いたのがこの組み合わせでした。
 
BEHRINGER XM8500
 

所謂、エントリーマイクの代名詞みたいなマイクで有名ですよね。
確かに音の解像度というと低いと思うのですが、そのラフさが逆に暖かみがあるというか。
音圧みたいな部分も感じられます。
とはいえ気になる周波数もあるのでイコライジングして使いました。
 
あとはクリアさと空気感、奥行きがプラス出来ないかなと思って使ったのが
 
Earthworks SR20


とにかくクリアでフラットで綺麗な音がとれます。
ただ単体だとちょっと無味無臭というか手触りというか耳障りというか…それをオフマイクで空気感を足すのに使ってみたら良い感じになじみました。
そもそも、良い音っていうのは基準もなくてかなり主観的な物なので判断が難しいですね
 
とにかく、現状においては今のところはこれで動画をアップしていこうかと思います。
パソコンを立ち上げてソフトを起動して…とかではなくスマホをセットしオーディオインターフェースとミキサーの電源を入れたらすぐ撮影出来る環境っていうのがめちゃくちゃ楽です
準備に時間がかかるとそれだけで億劫で自分はやらなくなると思うので
 
もちろん今後も更に良い録音環境にすべく、色々と改善出来たらと考えています。
良い方法があれば是非とも教えて下さいませ
 
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動画の機材その2 (ALLEN&HEATH ZED-10FX)

2020-07-11 12:41:00 | 楽器・機材
前回の記事でそれなりに充分とはいえ、使っていると色々と要望が出てくるもので…
 
例えば最初はオーディオインターフェースに直接マイクを接続して色々と試していたのですが、その音がちょっとさっぱりというか…リバーブ感がもう少しあった方が個人的に好みなのでなんとか出来ないかなと悩んでました。
ちなみにその音源のサンプルがこちらです(これはこれでマイク録りらしい生々しさで悪くはないです)
 
そんな時、そういえば使ってないアナログミキサーがあるのを思い出してそれをかませば簡単なイコライジングとリバーブがかけれるんじゃないかと考えて引っ張り出してきました。
 


ALLEN&HEATH ZED-10FX
 
これでイコライジングとリバーブは調整でき、それと前回の記事で書いたアプリによってはモニター出来ない問題もミキサーからモニターする事で解決する事が出来ました。
 
ただ、自分で調べた範囲ではオーディオインターフェースとマイク等の間には基本的には何もはさまない方が良いみたいなのですが何事も試行錯誤という事で。
 
更に接続チャンネル数も増やせたので2本のマイクで違う位置から録ってミックスしてみようと考えてみました。
次回はそのマイクの事を書いてみようと思います。
 
その3へ続く ~

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動画の機材その1 (TASCAM ixz)

2020-07-10 08:18:11 | 楽器・機材
最近アップしている、ソロギターの動画の機材についてちょっと書いてみようかと思います。
と言っても自分はデジタル録音の機材の事は全く無知、しかも面倒くさがりなタイプなのでめちゃくちゃ簡易な物なんですが
 
まず動画を撮ってみようと思ったけどあんまり仰々しいのは…理想はスマホのカメラアプリでパッと撮影した物の音質がある程度のクオリティで録音出来る物がないかと色々探してみました。
最初に考えたのはスマホに直接取り付けるマイクがないかと探してみたのですが、どれもイマイチな感じで
それにどうせなら手持ちに楽器用のマイクがあるので、それが使えないものかと悩んでいた時に見つけたのが…
 


TASCAM ixz というスマホに入力出来るオーディオインターフェースでした
 
値段を見たら安い!!(4,000円ぐらい)
そして、フォンとキャノンでの入力やファンタム電源の供給など必要な機能が揃っている。
ちなみにiPhone iPad iPod touch用と記載されてますが、自分のAndroidのスマホでも問題なく使えました
 
使ってみた感想は、とにかく手軽で簡単!
ただ本体からのスマホに接続するコードが短いので延長コードはあった方が良いかもです。
あと使用するアプリによっては本体モニターからの音が聞こえないみたいで少し工夫が必要になります。
そういう気になる部分があるにはあるのですが、この値段なら音質・機能とも充分かなと個人的には思いました。
とにかく手軽に簡単に始めたいという人にはオススメですよ~

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運命・・・か!?

2013-04-03 00:05:45 | 楽器・機材

僕は自分のスタイル上、ライブ等でガットギターを弾く事が非常に多いです
でもライブ等ではやはりエレガットの方が使い勝手がいいので、純粋なクラシックギターというと実はまともな物を持っていないんです
でも一本ぐらいまともな生のガットギターが欲しいな~と思っていた所、たまたまオークションを覗いていたら出会ってしまいました…

『田村満 No.1500 1976年』


製作家さんの名前ぐらいは知っていたものの、純粋なクラシックギターの事はあまり詳しくないので色々と調べてみました。
その結果、今の時代で作るととてもじゃないですがこの値段では不可能な材質や作り、そして状態もまずまず

これはとりあえずウォッチリストに入れて様子見を・・・

しかしオークションが進んでいっても一向に入札がゼロ、しかも残り時間が一分になっても誰も入札しない…
なんだか「お前が買うんだ~」と誰かに言われている様な気がするぞ

もうこれは運命なのか!?

そして気付けば入札ボタンをクリックしている自分がいました(笑)

無事に落札し届いたこのギターを手にとって見ると、まず作られてから40年程たっているので木が乾いて非常に軽い・・・そして流石の鳴りです
包み込まれるような深い残響感・・・いや~気持ちが良いですね
ライブ等ではシチュエーションによっては厳しい場面もありそうですが、チャンスがあれば今後ちょくちょく持っていこうかと思います

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新兵器!!

2013-01-25 00:18:10 | 楽器・機材

今日は久々にギターの事を…
ギタリストの方の中にはギターマニアかと思うぐらいギターを沢山持っている方も多いです
かくいう僕はどちらかというと気に入ったら一本のギターをずっと使い続ける一途なタイプなので、
あまりギターを買ったり売ったりする機会が少ないんですが・・・

久しぶりに買っちゃいました!



元々凄く好きで自分のスタイルと近い事から色々とプレイの参考にしていた『Martin Taylor』というギタリストの方がいるんですが、
そのMartin Taylorのシグネチャーモデルの『Peerless Maestro』というフルアコを買いました!



自分に合ったフルアコを前から欲しかったんですが、どうしても自分のスタイルでは上手く鳴らしきれなかったり違和感があったんですよ
でもこのフルアコは指弾きでのレンスポンスが速く、小振りでプレイアビリティーが高いのに良く鳴り非常に気持ちがいいです

購入後はいつも何かとお世話になっている DAILY TONE GUITARS の松岡さんに全体のメンテナンス、
あとボリュームしかコントロールが無かったんでトーンを増設してもらいました!
見てもらったところ、ちょこちょこバランスが悪い所が有ったみたいなんですが、調整後はばっちり戻ってきました
松岡さん、ありがとうございました~



そして早速、1月19日の『SOEN』さんでのライブで2曲だけ使ってみました
まだまだ弾き込んでいないのでしっかりとコントロールが出来ないのですが、なかなか良さげな感じ・・・
今後、長い付き合いになれたらいいな~

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意外な事が・・・

2012-03-06 06:45:15 | 楽器・機材

今回は機材というか・・・これ



クラシックギタリストの方が良く使うギターの足台です

以前から持ってはいて左足に足台を置くクラシックスタイルを試してみた事もあるんですが、角度の問題等でしっくりきませんでした
それからずっと足を組むスタイルで演奏して、自分はクラシックギタリストではないので足台は関係ないかなぁ…っと思っていました。

でも最近、ふと左足じゃなく右足に足台を置くとどうなるんだろと疑問が…

調べてみるとフラメンコギタリストの方の中には右足に足台を置くスタイルもあるらしく、物は試しとやってみるとこれがなかなか
比べてみると今までよりギターとの密着度が高まり、姿勢も幾分ましになり体に軸ができ安定感が出る気がします

それでいて演奏においての違和感はない・・・しばらくはこのスタイルで演奏してみようと思います

しかし意外に原始的な事が重要なんだと、改めて実感しましたね

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ギター改造日記…その3

2011-02-24 07:23:55 | 楽器・機材

気になる点をリペアショップに相談。

・先ずはピエゾのプリプリ感

実は僕の使っているギターはブリッジが独立した形になっています。

この為ピエゾにかかる弦の圧力が弱く、それを補う為に以前のピエゾは幅が広かったそうです。
ピエゾの音は以前の方が好みだった事もあり、Anthemに以前のピエゾを繋いでもらいました。
これでピエゾの音は改善されました

しかし今度はピエゾの出力が上がった為、それに合わせてマイクの出力を上げる事になりました
その結果、特に高音弦を弾いた時のアタック音が耳障りになってしまいました

いや~あちらを立てたらこちらが立たず…ピックアップっていうのは難しいですね

・この問題は2つ目の音の硬さにも共通していました。

Anthemのコンデンサーはボディーに貼る仕様なんですが、これを直接貼らず少し浮かしてやる事にしました。

この事よってほぼ問題は改善し、それでいてマイクの空気感もしっかりあります

色々と紆余曲折はありましたが、これで自分のイメージする音に近付けました。
しばらくはこのシステムでやってみたいと思います

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ギター改造日記…その2

2011-02-21 18:25:15 | 楽器・機材

Anthemは自分のギターに取り付けるのも特に問題ないみたいなので、早速取り寄せてもらいました

後日取り付けも終わり、試奏してみたら

う~ん…

イメージしていたより全体的に硬めかなぁ…それにピエゾのプリプリ感がちょっと気になる

しかし実際に使ってみないと、という事でとりあえずライブで試してみる事にしました。

その結果、聴いて下さった方の評判はなかなか好感触
以前より音が明瞭になりバンドの中で埋もれず、ソロをとっていても楽になりました

しかも状況にもよるのかもしれませんが、今回は演奏中ハウリングが全くしませんでした。
これにはちょっとビックリしました

しかしやはり音色が硬い…ちょっと耳障りの悪い成分が入り神経質な音になった印象です

もうちょいここらへんをなんとかしたい…

そこで、その点に関してリペアショップに相談する事に…続く

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ギター改造日記

2011-02-20 11:35:53 | 楽器・機材

以前、自分の使用しているギターについてブログにアップしたのですが、今回はこのギターに手を加えてみる事にしました
エレガットと生ギターは別物とはいえ、やはり弦やボディーが響く空気感が欲しい…
それを考えるとピエゾだけでは寂しい、そこで今までは

『Fishman Aura』

を使用していました。

これに繋いだ後、L.R.Baggs Para Acousに繋ぎPAへと送っていました。
このAuraは非常に良く出来ていて、出音を様々なマイクで録った音に変換してくれます。
しかもそれを自分のギターに合わせて自動で設定してくれます。
これだけでもピエゾのプリプリ感が緩和され、かなり良い線いきます

しかしどんなに良くても疑似は疑似、本物のマイクに比べると…
やはりコンデンサーマイクを付けたい、でもハウリングやシステムの煩雑さで二の足を踏んでいた所…

『L.R.Baggs Anthem』

こんな物を見つけてしまいました
 ピエゾ+コンデンサーマイクのピックアップです。

ネットで見た所、特徴として

・Elementが主に中低域でサブウーファー的な役割
・マイクはギターの持つ中域~高域のサウンドを忠実に取り込み出力
・フィードバックがしにくい
・ノイズがのりにくい
・ボディバックからの不要なサウンドを感知しない

その結果

・ギターの持つピュアな鳴りの再生能力が抜群高い
・レコーディングスタジオで使用するマイクと同等のクオリティ

という事らしいです
これは良さそうな予感が…早速お世話になっているリペアショップに連絡し相談してみました…続く

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相棒

2010-09-04 11:18:11 | 楽器・機材
前回の日記で少し楽器の事にふれたので、今回は自分が使っているギターをご紹介します。
…といっても1本だけなんですが

K.Yairi CE-1



このギターは4年程前に購入し、自分がライブをする様になってから全てこいつでやっています
しかしそもそもこのギターを選んだ理由は、自分が好きだった山弦というギターデュオが使っていたっていう安易な物でした
でもジャズを始めた頃はフルアコをピックで弾いていたんですが、これを手にしてからは完全に指弾きになりました。
そういった意味でも自分のスタイルを根底から変えてくれた、本当に運命的な楽器です

楽器としてみても非常にバランスが良く、ストラップピンを取り付けた以外は改造らしい改造はしていません。
さすがK.Yairiという様な丁寧な作りで、ハイポジションでも音程が正確です
もちろん純粋なクラシックギターに比べると鳴りは劣りますが、エレガットとしては良く鳴ります。
しかし演奏形態、使用用途などをみても様々な違いがある純粋なガットギターとエレガットは、形こそ似ていても楽器としてはまったくの別物です。
ですのでこの『K.Yairi CE-1』はエレガットとして完成度が高い楽器だと思います
これからも末永く付き合っていきたいですね
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