Richardに愛をこめて…

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マダムKのDiary
    

Madame K の秋を飾る陶器たち・・・京都 夢物語?

2010-11-03 | Madame Kの陶器たち

 


1日から 京都へ行くはずでした ・・・それは


                            ( 一部 JRのHP写真からお借りしました)


となってしまいました

行き先を調べ 京料理のお店に予約して・・・あ~悲しい

でも まだ 諦められません

行きます! きっと


そんな 少し落ち込んだ日

目だけでも 秋らしく

そう 器を・・・


 

 



角度を変えれば


( 中鉢 φ18 乳白釉  白化粧 )

大好きな形にしました  少しアシメな片口の器です

そして 

秋らしい




 

角度を変えて


この器は 6種類の釉薬をかけています
[ 白化粧  鉄赤  伊羅保  黒天目 織部  黄瀬戸 ]




ちらほら 紅葉も探してきました


( 大皿 φ30)
[ 白化粧 灰釉  伊羅保  鉄赤 ]
  
公園で ちょっと落ち葉を失礼して 色気を添えさせてもらいました
美しい紅色で・・・

はあ・・・ 
少し 京都への 悔しさも薄らいで・・・



今は ケセラセラな気持ちになりました


( 花器 H27  )
[ 呉須  韓国の長石釉  白化粧 ]  

                                
この花器は・・・
そう・・・何か気に入らない事でもあったのでしょうか
作成中 何度も竹べらで ざっ!ざっ!と書き落としたんです

男らしいと言われ 
クスッ!と苦笑


向こうの刺繍の額は もう 何十年も前のもの
青山のこどもの城の横に 大きな書店ができ
そこで 一目ぼれした 華道家の一冊

その中の 大胆なそれに すっかり目を奪われて
 直ぐに そこでカラーコピーしてもらい作成しました



何でも先を見ては おっちょこちょいな性格
すっかり 大事な本を そこへ忘れてきてしまいました
後で聞きましたが・・・なかったんです

また やってしまいました

で  コピーだけを見て作成したんんです

今 見ると 気に入らないところばかり 初期の作品ですから・・・自己流です
フランス刺繍?日本刺繍・・・

最初のススキは 勢いがあり上出来 でも 最後の小花が いけません・・・
もう 早く仕上げたい一心が 見えて取れます
急いでは 何でも台無しですね
この年で そう思えるようになりました

母のフランス刺繍の見よう見まね
習ったことはないんです
あんな大変な事できないわ!と言ってたのに
やっぱり 同じことしてるんですね・・・

それから 何十もの作品を作って

でも それらを見るたびに 亡くなった 大好きな母を思い出します・・・

だから

どんなことも 
こうして残しておきましょう Richardと一緒に
Richard のおばあちゃんの大好きだったこと ですものね!




で その孫のRichard は・・・


MAMA これ食べられそうもないじゃないか

あら まあ!

いつでも 食べることばかり
まったく
風情もなにもないのね~


そりゃそうだよ 僕は犬なんだ

そうだったわ・・・クスッ!




 Madame K 




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32 コメント

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Unknown (風)
2010-11-03 09:51:46
いかがですか?
京都はいつかの宿題、楽しみが伸びただけ・・・体調万全じゃないと楽しめませんから

刺繍見事ですね!手前のススキが良くマッチしているけど 刺繍だけでも見たかった。
画集は残念でしたねーでも刺繍の方が何倍も価値が有ります!ちゃんと表装なさったの?
私も好きで薔薇を良く刺しました
今はしわしわのまま箪笥の底に
あとカットワークを何枚も・・・今は根気が有りません(泣き)
Unknown (クロニカ)
2010-11-03 10:21:33
ふぅ。。マダムは本当にセンスが良くって、
創る人ですねぇ。
器も素敵だけど、刺繍もこんな立派な大作を作られるのですね。
ビックリしました。
その前の花器も素晴らしい!
勢いがあって、生きていますね。
僕のお母さんには、ない物なんだ。
だから羨ましいって!!
お母さんは”ちまちました物”は作れるんですけどねぇ。
改めてマダムの才能に惚れぼれしましたよ。
さりげなく葉っぱをあしらうところなど・・・
なかなか・・・!!さすがRi様のママ☆☆☆
そして、きっとお母様もとびきり素敵な人だったのでしょう!
それを受け継いでいらっしゃるのですね。
ふぅ。。朝から目の保養をさせて頂きました。
ありがとう。
Unknown (サリー♪)
2010-11-03 12:57:17
陶器にも通じていてすばらしいですネ♪
マダムKさんのブログは
いつもとても生活に豊かさを感じます。

陶器達がうれしそうです。
花器だって、フランス刺しゅうの前で
まるで花が活けられているような風情で得意げに見えます。

京都の夢物語はちょっと残念でしたが
わたしはこの記事で京都の夢物語させていただきました♪
Unknown (どんぐり)
2010-11-03 17:17:34
器を拝見しただけで、美しく、そして少しさびしい晩秋を感じます。
紅葉の山が見えるようですよ。
こちらは、襖絵かと思ったら刺繍だったのですねー。
繊細な手仕事ですね。
花器も大胆で、力強くてススキとぴったり。
一枚の京都の風景のようです。
京都は、残念でしたが・・マダムKさんは、こうして、お母さまのことを想いながら季節を楽しむことができる素敵な方だなーとやっぱり思います。
Unknown (BIRDIE mama)
2010-11-03 19:01:58
繊細な器と大胆な花器に見惚れ。。
大作の刺繍に圧倒されました
私は個人的に一つ目の鉢がとても好きです
やきものは個性が出ますね。。
額の刺繍は、、大変なお仕事だったのでは・・?
刺繍が大好きで大作を仕上げていた祖母を思い出しました
機会がありましたら全体を拝見したいです
Unknown (きー。)
2010-11-03 19:05:53
そうでしたか、京都。
残念でしたね。
でも、またすぐに行ける時が来ますよ。
それにしてもマダムさんの陶芸は素晴らしいですね。
お家に沢山作品があるのでしょうね。
私も始めたいのですが、なかなかシドニーには無いです。
リチャード君、やっぱり芸術よりも食べ物のほうがいいのかな?
Unknown (どんぐり)
2010-11-03 19:12:09
たびたび失礼します。
クロニカくんちの共犯者・・・
たしかにRichardくんの足が・・
ちょい不良だから・・そそのかしたのかしら?
笑。
Unknown (リッターママ)
2010-11-03 20:50:49
 京都1200年の夢、今回は残念でしたね。次は夢を叶えられて素敵な京都の旅の報告をまってます。 
 私は大学4年の時に就職試験を受けに夏の京都に行ったのですが、あまりの暑さに驚いてしまい、東北に就職することにしたんです。
 でも、京都は日本人の憧れなんですね。リッターパパは祇園祭の時に生きたいねと行ってますが、私は観光客の少ない冬に行きたいな。
Unknown (花ママ)
2010-11-03 21:38:55
うっとりです♪
陶芸もお料理も刺繍もなさるなんて
マダムはほんとうに素敵な女性ですね。
お母様のご意志をしっかり受け継いでいらして
親を見れば子が分かる、子を見れば親が分かる
マダムのお母様は素敵な方だったんでしょうね。

私は20代の頃に母を亡くしました。
母もまたお花に携わっていて、
私も思う事はマダムと同じく「いつのまにか母と同じ事をしているなぁ」と。
今は母が亡くなった年齢に近くなってきて思う事は
母を母親としてではなく、ひとりの女性として見れるようになってきた事です。

リチャード君、食べ物じゃなくて残念でしたね(笑)
大好きなおばあちゃんも笑っているよ。
こんばんは (うさはん)
2010-11-03 22:19:52
京都は残念でした。でも今度行く時にまたアレコレ計画を立てる楽しみが出来たじゃありませんか!
嵐山のかわりにはなりませんが、うちの紅葉でも狩りにいらしてくださいませ。

それにしても、この刺繍大作ですね!どのぐらいの時間がかかったのでしょうか。どこが本物のススキで、どこが刺繍か見紛うほどで、しばらく見入ってしまいました。素敵です。心の栄養をありがとうございました。

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