週中日の爽やかな秋晴れの日 熱海のMAO美術館へ出掛けてきました
熱海までは 東海道線に乗り換えて
ルーディくんママさんと景色とお喋りを楽しみながら・・・
眺めた海は 真っ青な秋空を映して とても綺麗でした
美術館へ着いて・・・
お昼には混雑してくるので 早めに 「そばの坊」さんでお昼を頂きました
こちらで頂く そば三昧のつけ汁 くるみ汁がとても美味しくて!
お店の方に 拘りのくるみ汁の作り方のお話も伺いました
さあ!展示会場へ
叭々鳥図 伝 牧谿
一番見たかった作品・・・
葉の残る梢に首を巡らして羽を休める叭々鳥(はっかちょう)と 空中で振り向く叭々鳥
水墨の濃淡のみで描かれていますが
それぞれの目の表情だけで 叭々鳥の心の動きも分かります
素晴らしい作品でした
重文 仙人高士図(右隻) 狩野 永徳
安土桃山時代の絵師 阿狩野派の代表的な画人
雲の上の柔らかな色の背景 そして細い筆で描かれた流れるような仙人と木々・・・
幻想的でもあり 穏やかに流れる世界にいるようでした
重文 織田信長像 古溪宗陳賛
最古の信長の絵だそうです
キリシタンの美術と工芸
花鳥文蒔絵螺鈿洋櫃
日本で製作された南蛮漆器
黒漆地に金の平蒔絵と螺鈿を組み合わせた漆芸品
細工の美しさに見とれました・・・
悲しみの聖母図
16世紀末~17世紀初期
大正時代に 福井県の旧家の土蔵の壁の中に塗り込められていた物だそうです
禁教下の中での聖母像への祈り・・・
祈りの中の悲しみが伝わってきました
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鑑賞した後・・・
茶室 一白庵で 季節の和菓子と抹茶を頂きました
和菓子は イチジクの羊羹
イチジクのつぶつぶと金粉が透かして見えて 美しいこと
甘さも控えめで ほんのりとイチジクの風味がしました
秋色の和菓子で秋を感じて ほっと一息・・・
ママさんと 庭の松の木を眺めながら 楽しいお喋り
気が付くと 夕暮れ近く!
7つのエスカレーターを二人で駆け下りてバスへ飛び乗りました
車窓からの暮れていく景色を眺めながら 帰途に着きました
熱海へは 1時間半くらい
秋の心地よい季節には 箱根も日帰りで楽しめます
紅葉に染まるのは11月半ばでしょうか
もう直ぐですね・・・
☆ OLYMPUS パンケーキレンズ M.ZUIKO DIGITAL
Madame K