角田光代『だれかのいとしいひと』
転校生じゃないからという理由で彼にフラれた女の子、
別れた彼氏のアパートに忍び込む子、
友達の恋人とこっそり付き合ってしまう子、
誕生日休暇を一人でハワイで過ごすOL、
ドトールで一人“完璧なキス”について考える男性
それぞれが主人公となる8つの短編
-----------------------------------------------------
あー、この人かわいい人なんだなー。
それが一番の感想。
それぞれのお話の主人公の不器用さが、
そのまま角田さんのかわいさな気がする。
「転校生の会」
主人公と同じく、あたしも転校の経験が無い。
だから転校生の気持ちなんかわかんない。
“絶対”って言われたらそれを否定したくなる気持ちはわかるなー。
「ジミ、ひまわり、夏のギャング」
この話が一番好きだった
主人公が別れた彼の部屋で盗むものを考えたとき、
スラムダンク全巻を挙げてたのが特に好きだった。
あたしだったら別れた彼の部屋から盗むかなー。
バガボンド全巻はとりあえず持ってくだろう。
あと、possibilityのCDも貰ってこよう。
それからあの鍋も。
「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」
まず、題名が気に入った
(夏でもなく、秋でもなく)ってとこ。
そして、主人公の、大好きな友達の何もかもを知りたくなり、
共有したくなるという気持ちにちょっと共感しながら、
それをしないでいられる自分に安心。
「だれかのいとしいひと」
主人公が感じる“もうすぐ終わる”という感覚。
そして、その理由が思い当たらないという感じ。
悲しいほどよくわかるから、ちょいつらかったな
「誕生日休暇」
またハワイかー。
最近、ハワイに出会うことが多い。
読む本や雑誌や映画など、色んなところでハワイに出会う。
あたしにハワイに行けと言ってるのだろうか。ってくらい。
色んな人に断ったり色々する手間を考えるなら、
いっそハワイに行ってしまっちゃおうっていう主人公の感覚が
あたしそっくりで、でもあたしの変えたい部分だったからついつい苦笑
「花畑」
最後の、笑いたいことなんかないのに
とりあえず“ははは”と口に出してみるというシーンが好き。
「完璧なキス」
ただただドトールに行きたくなった。
それだけ。
「海と凧」
“靴下のたたみかたのことを話しながら言葉外でほかのことを主張する”
最初の一文にそういうことってあるよなーとうなづく。
そういうことを思い出そうとする。
でもよく思い出せなかった。
何だかんだでこの二人はもうしばらく一緒にいるんじゃないだろうか。
次は“空中庭園”あたりを読んでみたいな。
転校生じゃないからという理由で彼にフラれた女の子、
別れた彼氏のアパートに忍び込む子、
友達の恋人とこっそり付き合ってしまう子、
誕生日休暇を一人でハワイで過ごすOL、
ドトールで一人“完璧なキス”について考える男性
それぞれが主人公となる8つの短編
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あー、この人かわいい人なんだなー。
それが一番の感想。
それぞれのお話の主人公の不器用さが、
そのまま角田さんのかわいさな気がする。
「転校生の会」
主人公と同じく、あたしも転校の経験が無い。
だから転校生の気持ちなんかわかんない。
“絶対”って言われたらそれを否定したくなる気持ちはわかるなー。
「ジミ、ひまわり、夏のギャング」
この話が一番好きだった

主人公が別れた彼の部屋で盗むものを考えたとき、
スラムダンク全巻を挙げてたのが特に好きだった。
あたしだったら別れた彼の部屋から盗むかなー。
バガボンド全巻はとりあえず持ってくだろう。
あと、possibilityのCDも貰ってこよう。
それからあの鍋も。
「バーベキュー日和(夏でもなく、秋でもなく)」
まず、題名が気に入った

(夏でもなく、秋でもなく)ってとこ。
そして、主人公の、大好きな友達の何もかもを知りたくなり、
共有したくなるという気持ちにちょっと共感しながら、
それをしないでいられる自分に安心。
「だれかのいとしいひと」
主人公が感じる“もうすぐ終わる”という感覚。
そして、その理由が思い当たらないという感じ。
悲しいほどよくわかるから、ちょいつらかったな

「誕生日休暇」
またハワイかー。
最近、ハワイに出会うことが多い。
読む本や雑誌や映画など、色んなところでハワイに出会う。
あたしにハワイに行けと言ってるのだろうか。ってくらい。
色んな人に断ったり色々する手間を考えるなら、
いっそハワイに行ってしまっちゃおうっていう主人公の感覚が
あたしそっくりで、でもあたしの変えたい部分だったからついつい苦笑

「花畑」
最後の、笑いたいことなんかないのに
とりあえず“ははは”と口に出してみるというシーンが好き。
「完璧なキス」
ただただドトールに行きたくなった。
それだけ。
「海と凧」
“靴下のたたみかたのことを話しながら言葉外でほかのことを主張する”
最初の一文にそういうことってあるよなーとうなづく。
そういうことを思い出そうとする。
でもよく思い出せなかった。
何だかんだでこの二人はもうしばらく一緒にいるんじゃないだろうか。
次は“空中庭園”あたりを読んでみたいな。