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せんべえ空間

淋しがりやの一人好き。
あまのじゃくなせんべえの矛盾に満ち溢れた日々。

心に風を。

〔万福児〕

2007-02-06 15:10:56 | マンガ

むかつきませんかこの顔。
でも少しずつ可愛く思えてきます。
この漫画を読めば。

下吉田本郷さん作『万福児』という漫画です
万福寺というお寺のお坊さんである万典さんと
その奥さんの文子さんと一人息子の福志くんのお話。
コーラスに連載中だそうな。
稲中系の顔のキャラなのに。
ちょいちょい雑誌とかの広告で見かけてたんですが、
先日バイト前に時間潰してたときに発見したんで
衝動買いしてしまいました。

画像は福志くんです。
このクソガキが腹立つんです。
でも時々、ほんと時々かわいいことやるんです。
その倍ぐらいむかつく表情するんですけど。
なのに憎めないんです。
んでもって奥さんの文子さんも結構ぶっとんでてステキです。
万典さんが一番常識人な感じがするけど、
割と天然でやらかしてくれます。
1話あたり10ページぐらい。
すぐハマりました
2巻もあるそうです
うずうずうずうず。
めっちゃ欲しい。

文子さんがマンガの中でつけている福志成長日記のブログもあるようです。

〔ハチミツとクローバー〕

2006-09-21 13:38:51 | マンガ

〔ハチミツとクローバー〕
美大生・竹本祐太は、
貧乏な2人の先輩の森田忍や真山巧に悩まされながらも、
日々大学生活を楽しんでいた。
ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から
花本の親戚の花本はぐみを紹介される。
人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、
その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。
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夜中にアニメやってんのを何度か見たことはあったんだけど、
やっとマンガ読みました。
思ってたよりおもしろかった。
恋愛マンガだけど、むしろ青春マンガ?
こそばゆくなるような感じで。
ちょっと照れるようなマンガでした。
いいなぁ、はぐちゃんかわいくてふんわりしてるのに芯が強くてしっかりしてる。
んで修ちゃん先生もめっちゃいい男だし。
登場人物一人一人がすごくステキなんだよなぁ。
森田センパイ大好きなんだけど、
出てくるたびに顔が違う感じがして、
毎回、これ誰?って気分だった
あゆみも、最初はもっときりっとした雰囲気の顔だったのに、
最後のほうがかっちゃかちゃな顔になっちゃてるし(笑)
女の子らしい部分がたっぷりあってへにゃへにゃになってんのがおもしろかった。

みんなが卒業してったり、
それぞれの道へ向かってったり、もがいてたり、
そういうのは、つい最近見た光景って感じがして、
妙にじんときてしまった。
結構言葉遣いがキレイで好きでした。

映画では竹本くんが嵐の桜井翔、
はぐちゃんが蒼井優、
森田が伊勢谷友介、
あゆみが関めぐみ、
真山が加瀬亮、だそうです。
伊勢谷友介が森田センパイっ??
それはないだろー。
あのかわいらしさがないじゃないかー。
伊勢谷友介はむしろ野宮さんのイメージだなぁ。
んで、はぐちゃんは148センチなのに蒼井優は160らしい。
蒼井優は自分でも変だと思って、
中学生とか高校生で探せばもっと合う子がいるはずだから
って言って一度断ったらしいけど、
監督が、キスシーンがあるから中学生相手だろ犯罪っぽく見えるとか言って
じゃあそれならって感じでオッケーしたらしいです(笑)
ちょっと見てみたいなぁ。

〔のだめカンタービレ〕

2006-09-13 17:08:40 | マンガ

二ノ宮知子〔のだめカンタービレ〕

指揮者志望だがピアノ科に在籍中のエリート音大生・千秋真一。
将来への不安で悩み、担当教官と言い争って決別、
別れた元カノにも突き放され、自暴自棄になっていた。
酔いつぶれた朝、千秋は美しいピアノソナタで目覚める。
そこには、ゴミと悪臭に埋もれながらピアノを奏でる女がいた。
彼女の名は野田恵(通称のだめ)。
なんと彼女は千秋と同じアパートの隣の部屋の住人で、
同じ大学のピアノ科に通う音大生だった。
のだめと千秋の、クラシック音楽バラエティー!!
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母がめっちゃハマってるようなので、読んでみました。
一晩で15冊もマンガ読むのって久しぶりだなぁ。
高校のときの試験の前日はいつもそうだったけど(笑)

おもしろかったです♪
のだめはもちろんおもしろいんだけど
他のキャラもめっちゃ濃くて大好き。
まともなやつはおらんのかーってぐらいみんな変。
あたしは峰龍太郎が大好きだなぁ。
打楽器の真澄ちゃんもおもしろいし。
でもね、でもね、絵が下手すぎるよぉ
誰が美形キャラなんか全然わからん。
千秋センパイの元カノの彩子なんて、
絶対美女キャラじゃないじゃん
まぁ、ストーリーがおもしろいからいいけどね。

これって次の月9なんですよね。
玉木宏と上野樹里で。
ちょっと楽しみです。
玉木宏がオレ様キャラなのは想像つかないけど。

〔ハッピーエンド〕

2006-08-08 22:32:46 | マンガ

ジョージ朝倉〔ハッピーエンド〕

「さみしい女には小さな夢がある」
島ショーコもそんなさみしい女たちの1人。
マンガ家志望だが、いまいちパッとせず、
学生時代からの親友であった女性アキラもさっさと結婚してしまい、
置いてけぼりを食らったような気持ちで毎日を生きている。
そんなショーコをメインに据え、
彼女に関わった人々の物語を300ページの書き下ろした
“エセ自伝”的オムニバスストーリー。
『ハッピーエンドは勝ちとるものである』
まんが界の常識を打ち破る全編“青春の悪アガキ”。
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やっぱり好きなんだよなぁ、ジョージ朝倉。
色んな漫画が出てるけど、
言いたいことは常に一つというか、
どっしりと太い柱があるというか、
一貫性がある感じで。
漫画なんだけど、情熱的な詩のようだったり、
妙に鮮やかで、日常の一瞬を切り取った写真のようでもあると思う。
この漫画は、同じくジョージ朝倉が好きな友人が勧めてくれたもので、
ちょっと高かったから買うの迷ったけど、
全く後悔しないものだったなぁ。
感動ストーリーではないけれど、
何度も涙が滲んだし、ため息をついた。
読後に気持ちを反芻させていたら涙がたっぷり出た。
そしてまたため息。
絵やストーリーの荒々しさとか、
勢いとか、
めっちゃ魅力的だった。
ものすごい青春。
溢れんばかりの若さ。

心に風を。
ジョージ朝倉がよく使う言葉で、
あたしはその言葉がすごく好きだ。
ジョージ朝倉はいつもあたしの心に風を吹かせる。

〔働きマン〕

2005-10-09 03:24:19 | マンガ

安野モヨコ『働きマン』
ダ・ヴィンチの“今月の絶対はずさない!プラチナ本”として紹介されてました
この“プラチナ本”ってのは、ダヴィンチ編集部の人たちが、
誰が読んでもはずさないって思うものを毎月1冊特集してるんです。
前回は確か山田詠美の『Pay Day!!!』
そこそこおもしろかった。
んで今回は働きマン。

んーっ、働くようになってから読みたかったかなー
おもしろかったけど、自分が働くようになって、
仕事に誇りもって上手くいかない部分とか出てきて、
色んなこととの折り合いとかつけたりしてもがくようになって、
仕事とは何か?って必死に考えるようになって…
そしたらもっともっと共感できたんだろうなー

安野モヨコってのは
稲森いずみ主演の“ハッピーマニア”ってドラマの原作の漫画描いた人。
この働きマンをもしドラマ化するなら主人公の松方弘子役は
また稲森が似合うんじゃないかと思った
“曲がり角の彼女”とちょっとかぶりそうだけど

主人公の松方弘子は、
仕事を第一にしてバリバリやっていて、
後輩から働き“マン”って呼ばれちゃうような人で
でも服装もかわいいし結構女らしいところもある
だけど、ずーーーーっと眉間に皺寄せてる表情は、
見ていて正直疲れてしまった
働く女というスタイルに対して身構えすぎというか。
あと、全体的にせわしなくて、読むのに少々体力がいる
でも、話ごとに何かスカッとします
色んな方向から話が動くんで
考え方も様々な立場から見れるので
ちょっと考えたりもしました
トンネル内玉突き事故での火災で写メを撮る人たちについてとか。

一番スキなのは、松方弘子がこぶちゃんを飲みに誘うシーン
あんーなんかわかるなぁ。と。

あと、1巻の最初の方の彼氏との電話のシーン
ちょっと泣きそうになってしまった
ほんとに困っているときや不安なときって、
中途半端に悩んでるときよりも相手のことを考えてしまって
泣いたり甘えたりできなくなってしまう。
困らせんのがいやだから“大丈夫だから”って言っちゃう。
それは強いからとかじゃなくて、
自信がないから。怖いから。


働いている女性にオススメ、かと

〔ピースオブケイク〕

2005-10-09 00:52:35 | マンガ
 
『平凡ポンチ』を読んで以来、すっかりハマってしまったジョージ朝倉の世界
『ピースオブケイク』を読みました
ピースオブケイクっておちゃのこさいさいって意味らしい。
あいかわらず女の子は可愛くて、
男の子は程よい色気と純情を兼ね備えている。
正直、漫画を読んでこんなにも悔しくなったのは初めてです。
ほんとに悔しい。でもうれしい。
上手に負けさせてくれる男に出会ったときに感じる
甘い敗北感のような何かがある。
悔しい理由は言葉だ。
使う言葉がいちいち染みる。
変にかっこつけた表現だとか回りくどい言い方しないもんだから、スっと入る。

話もステキに普通で、何度も“あ~、もうっ!”って思った。
主人公が彼氏と別れた後の『間違えて電話とかしちゃいそう』ってセリフとか、
店長に出会ったときに感じた『この人とどうにかなっちゃうかもしれない』
って予感とか。
すごく共感してウンウンって頷きまくった
恋愛のいい所だけじゃなくて、
もうほんとあたしみたいなもんは死んだほうがいいんじゃないかって思うくらい
最低だと感じる所もちゃんと描いていて、単なる憧れの世界では無い。
実体験なんじゃないかってほどリアルな感情が物語の中に吹き荒れる。
登場人物も結構リアル。
平凡ポンチや恋文日和では、こんなやついねーよーって感じだったが、
ピースオブケイクの登場人物は、いそうなんですよね。
いないけどさぁ。
実際こんな店長いたらそりゃ落ちるわー

20代の女性に特にオススメ
すぐにもう一度読み返したくなると思います
実際あたしは今日すでに何度か読み返したし

最近本を買いながらも避けていたけど、また本を読めそうです

〔恋文日和〕

2005-09-27 17:57:36 | マンガ


やっぱりこの人の書く女の子はとてもかわいいし、男の子はとてもセクシーだ
こんなにイイ男たちがいてたまるかーってくらいイイ男だぁ

ラブレターをめぐるお話がオムニバス形式で載ってます。
どの話が一番好きかとか選べないほど全部好き
全部うまくいきやがってー!とか悔しいけど、そんなんどーでもいいくらい
1巻の『あたしをしらないキミへ』って話の増村くんみたいな人に出会いたい。
あるいは金子くん。

そうそう、手紙ってあたしは好きだな。
メールよりもずっとずっと伝わるものがある。
自分が言葉を知らなさ過ぎて悲しくなるけど、
便箋からあたしの熱を感じ取ってもらえるように、
ペンの色や太さや質感にも気を使って丁寧に書く時間そのものがスキだ。
満足のいく手紙を書けたことなど無いけど。

今の中学生とかは授業中の友達とのやりとりはメールなのかな。
あたしのときは小さな可愛い紙に書いてまわしたもんですが。
メールはいかんよメールは。便利だけど。
手紙の楽しさ知らないのは人生損してますよ。へっ。
その頃の手紙は今でも実家の引き出しに大量に入っている。
あの頃流行った色んな折り方の手紙たち。
読み返すと何のこっちゃわからんけど。

そういえば大学入ってから大好きな友人に手紙を書いたことがあった。
すごくくだらない内容だったんだけど、彼女はとても喜んでくれた。
その返事のときに彼女が使っていたペンの色がとてもキレイだった。
言葉の選び方もかわいかった。
何か悔しいって思う手紙だったな。
他愛も無い内容だったんだけど。

親にでも手紙書くかな。
いや、書かんけども。

〔ホタルノヒカリ〕

2005-09-26 23:58:47 | マンガ

20代で恋愛を放棄した女を“干物女”と呼ぶ。
恋愛するより家で寝てたいという干物女雨宮蛍。
そんな雨宮が上司と同居したり年下の彼ができたり。
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ダ・ヴィンチという雑誌に紹介してあって、
娘の心情など知らない母が『これあんたのことやわー。読んでみればー』
などと言っていて、ちくしょーとか思ったんですが、
コンビニに並んでたからついつい買っちゃいました

ふっ。漫画で泣きそうになりましたよ。
いや、感動モノとかじゃないんですけどもね。
まぁ、個人的に聞きたくない名前とか出てくるし。
今一番心にキツい言葉が出てきたし。

なーんか普通でね、わかるわかるーって思う女の子いっぱいだと思う
服とかもかわいいから、ストーリー以外の部分でも楽しめる

ちなみに干物女チェックの一部はこんな感じ。
□簡単な食事なら台所で立って食べる。
□最近心臓がドキドキしたのは階段を駆け上がったときくらい。
□たまに行ってみる合コン、それはたいがいただの飲み会になる。
□一人言で一人ボケ、ツッコミをしがち。
□ラブバナをしてるつもりが『それ昔話だから』と言われた。

当てはまる項目が多いほど干物らしいっス。
あたしは今のところ一つだー。よかったー。

あたしは小学生のときにひうらさとるさんの
『パラダイスカフェ』という漫画が大好きで何度も読んでいました
そのときから、ひうらさんのふわっとした男の子の書き方がスキだった
漫画に出てくる“天使のオムレツ”ってのにも挑戦したり
何かそういう思い出から小学生のころのあれこれや、
今までの恋愛を思い出したりしながら
『そっかー、そうだよなー。
 恋愛ってもっとみっともないとこ見せていいんだよなー』
ってしみじみ考えながら読みました

あたしも高野部長みたいな存在欲しー
てか高野部長が欲しー。。。
ビールでも飲むか。


はぁ。もっと直感的に生きよう




〔平凡ポンチ〕

2005-08-06 00:20:10 | マンガ

普段は漫画を全く買わない(人に借りる&立ち読み専門)んですが、
すっごく久々に漫画を買った

ジョージ朝倉『平凡ポンチ』
『PS』という雑誌の中で、作者のジョージ朝倉さんが出てて、
何だかおもしろそうな人だな、と思って買ってみた
話もかなりぶっ飛んでます

自首映画監督の真島アキは、冴えない日々に打ちひしがれて、
自分のカメラを捨てようとしたときに、女子高生鰐淵ミカが現れた。
彼女は過剰なまでの巨乳願望(手術はいや)を持っていて、女優志望。
貧乳なので普段はアップルCみたいなもの(漫画の中ではオレンジC)をつけてる。
ミカは巨乳アイドルの中村ヒナを殺害してしまい、
『「貧乳女子高生、巨乳アイドル殺害」なんて新聞に載るのイヤ!!!
 巨乳になってから自首するっ…!!!』
と言って真島監督と共に逃亡生活を始める。
その逃亡生活の中で、真島監督はミカのドキュメンタリーを撮る。

というのが話の大筋なんですが、この真島監督すごいです
自家中毒とやらで、過度のストレスを感じるとヨダレが止まらない
そして、ミカちゃんとのを感じると、
痩せたりニキビが治ったり金髪になったり。。。
こんな具合に↓


途中でまたニキビ顔のデブに戻るんですけども
んで、巨乳が嫌いで、巨乳に囲まれると吐いてしまったり
巨乳嫌いな男なんているわけないと信じているミカちゃんにとっては
有り得ない話のようですが。

んで、このミカちゃんもかなりぶっ飛んでて、
根っからの女優気質で、嘘をつくのがすごく上手い
真島監督は騙されて振り回されっぱなし。
だけど、真島アキがちゃんと監督の顔になったときには
ミカちゃんは勝てなかったり。
そういうときの真島監督は元ニキビデブとは思えないくらい
いい表情で、色気すら感じるほどかっこいい
ミカちゃんは、あまりの可愛さに、
逃亡中なのにファンクラブができたり
それだけ可愛いから今までにも大手事務所のスカウトにあってるのに、
「本物のスカウトマンなら私のあげぞこを見破って
鼻にもかけないはずよっ。」と逃げてしまったり。

漫画の展開はかなり速くて、
やることめちゃくちゃだし、
映画のためなら何人殺しても構わないかのような感じだし
巨乳だらけの「巨乳の里」というわけわからん場所も出てきたり。
一気に3巻まで読み終えて、はやく続きが読みたくてウズウズ
すっごくおもしろいからぜひぜひ