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せんべえ空間

淋しがりやの一人好き。
あまのじゃくなせんべえの矛盾に満ち溢れた日々。

心に風を。

『きみの友だち』

2005-12-29 14:56:43 | 
重松清『きみの友だち』


時々考える。
あたしが死んだときに誰が心から泣いてくれるかではなく、
あたしは誰が死んだときに心から泣けるだろうかと。

あたしは友人に対してとても冷たいのではないだろうか。
そう感じてるとこだったから、
今はこの本を読むベストタイミングだったかもしれない。
その問いが終わったわけではないが。

重松清の本ってさりげないヒントみたいだ。
ヒントを出されたことに気づかないことさえあるほどの
とてもとてもさりげない、ささやかなヒント。
そしてそのヒントたちは時として
正解や真実を超えたり突き抜けたりする。
答えが出てないのに、それでいいんだ、このままゆっくりいこう、って思える。

『ぐりこ』というお話が一番好きだ。
あたしもグーでしか勝てないタイプだと思うから。
グーですらなかなか勝てないんだけども。
“わかることは少ししか増えないのに
 わからないことはどんどん増える”
ほんとにそうだ。
大人になればなるほどどんどんわかんなくなっちゃうんだ。
このお話はたちまちあたしのお守りみたいになった。

恵美ちゃんの学校での女の子の勢力争い(?)がリアルで、
自分の小学生時代、中学生時代を思い出してクスクス笑ってしまった。
“みんなぼっち”って感覚、よくわかる。
小中学生の女の子ってほとんどがみんなぼっちだ。

このお話の中にあたしと同じ名前の、しかも同じ漢字の女の子がいて、
どうでもいいことなのになんだかうれしかった☆

『いつか記憶からこぼれおちるとしても』

2005-12-24 21:10:12 | 
江國香織『いつか記憶からこぼれおちるとしても』
10人の女子高生の6つの物語。
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何かちょっと好きになれなかった。
江國さんの作品は以前から好きで、
何度も読み返す本もある。
だけど、これはイマイチだと思った。
何だろう。
江國さんの作品を好きで、江國さんみたいな文章を書きたいと思ってる人が
江國さんのフリをして書いたような作品だと感じた。
もちろんそんな事実は無いんだろうが。
色んな言い回しが、
いつもならふんわり薫るのに、
今回はクドいかな。
せっかくいい香りの香水をたっぷりつけすぎてしまったみたいな。
江國さん独特の残酷さはやはり愛しいもので、
ぞくっとする気持ちよさがあったけど、
でもそれほど読み返そうと思わないかもしれない。
あたしが女子高育ちだったらもっと入り込めたのかな?
いや、そういうことでもないだろう。
読み終えたあと、どうにかしたくて、
江國作品で一番好きな「ウェハースの椅子」を急いで読み直してしまった。

『ビフォア・ラン』

2005-12-21 16:25:19 | 
重松清『ビフォア・ラン』
授業で“トラウマ”という言葉を知った高校生・優。
「今の自分に足りないものはこれだ」と思い、
優はトラウマづくりのために死んでいない同級生の墓を作った。
ある日、その同級生・まゆみが優の前に現れた。
彼女はどこか間違った思い出話をし、優の恋人として振舞う。
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優が東京へ行って地元に帰ったときに感じた気恥ずかしさを
小学生のときの授業参観日に教室の後に並んだ母親たちの中から
自分の母親を見つけたときの気分に似ていると例える辺りが、
あー、やっぱりこういうとこが重松清だよなー
って思うけど、あたしが今まで読んだ重松作品の中では
あまり好きな話では無いなぁと思う。
いつもどおりの繊細さとかはあるけど、
重松清にしてはおおざっぱなつくりだな、
少し激しい感じだな。
重松清感は染み渡ってるように思うけど、
あたしが初めて手にした重松作品がこれだったら、
その後に重松作品を手にしようと思ったかどうか怪しい。

とても悲しく思ったのは、
尊敬されるほとりぼっちと、友達に恵まれた厄介者、
の部分。
人気や尊敬や信頼は友達を生む要素にはならない。
あぁ、何てかなしいんだろう。
そうなんだ。
みんなと仲がいいのは誰とも仲良くないのと同じようなもんだろう。
色んな人と満遍なく、平等に接しようとすると、
特に仲のよい人というのができなくなってしまうのだ。
重松清は日頃思ってる部分にぴったりとくる言葉をくれる。
戸惑いや憎しみすら感じるほどにぴたりと、くたりとくっついてしまう言葉。
ちょいと苦しくなる部分だった。

『空中庭園』

2005-12-20 22:26:40 | 
角田光代『空中庭園』
“隠し事をしない”というルールのもと、
娘がどこで仕込まれたかという話さえも夕飯時に話す家族。
その家族の話が6人の視点から語られる。
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角田光代の作品を読んだのはまだこれが2作目
以前読んだ『だれかのいとしいひと』と違って
これは何だか暗い暗い話だった。
うちの母親にもあたしの知らない高校生時代なんかがあるんだよなー
なんて、とっても当たり前のことを考えた。
あまり関係無い話だけど、今朝見ていた番組で
我が家のルールってのに
お母さんの男友達の名前はお父さんの前で出してはいけない
みたいなのがあった。
確かに同窓会から帰って来た母が男友達の名前を出したとき、
なぜだかあたしは父の顔を真っ直ぐ見れなくて、
こっそり見たらあまりいい顔はしてなかったな。

必死に取り繕った家族の姿は、
とても暗くて怖くて、でもとっても当たり前のように思う。
年末に帰省したとき、家族の姿を真っ直ぐに見つめられるだろうか。

『パレード』

2005-12-14 01:27:27 | 
吉田修一『パレード』
都内のマンションで共同生活をする若者達。
21歳の大学生良介。
23歳無職で若手人気俳優と熱愛中の琴美。
24歳イラストレーター兼雑貨屋店長で毎晩のように深酒をする未来。
28歳映画配給会社勤務の直輝。
本音を明かさず、本当の自分を装いながら続く共同生活。
そこに男娼をする18歳のサトルが加わり徐々に波紋が広がる。
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本屋で何気なく手に取った一冊。
正に吸い寄せられるように。
いつもならちびちびと貧乏臭いペースでしか本を読まないのに
めずらしく一気に読んでしまった
そんなのどれぐらいぶいだろう。
そうやって何だか変に気持ちを高ぶらせながら、
ちょっとした高揚感のようなものを抱きながら読み進めていったら
最後はおそろしく、こわいことになってしまった。
画が浮かんでしまって、ぞわっとした。
ホラーの怖さでは全くない。
うわっ。っていうより、うわぁ~。な。
人と人との距離感とか、
ふとしたときに感じる近しいはずの人が全く他人だという
当たり前のことを認識したときの感情とか、
描き方がとても上手くて、
ああ、如実に、ってこういうときに使う言葉なんだな、と知った。

5人全員をとても愛しく思ったし、
このような出来事が当たり前にあるように感じた。
むしろその中に入ってみたくなる。
だけど今過ごしている日常はある意味その中と同じだと思う。
誰もがそんな風に周りと関係してる気がする。
でも全く違うようにも思う。
隣のラスプーチンが言った
“あなたがこの世界から抜け出しても、そこは一回り大きな、やはりこの世界でしかありません、あなたと世界との闘いでは完全に世界の方が優勢です。”
ってセリフには何だか愕然としてしまって、
とっても大きい何かに負けたような気がした。
いや、負けたのはずいぶん前で、
もともと勝負など始まらずに負けていたのだけど、
そのことにやっと気がついたような気持ちだ。

直輝と未来がサトルのことについて話しているシーンがとても印象的だった。
ユニバースとマルチバース。
宇宙といくつもの宇宙。
そんな概念あたしには存在してなかったみたいで、
ほとんど無意識みたいな形でチッと舌打ちした。

考えれば考えるほど困ってしまう。
そんなことばっかり出てくる。
もっとじっくり読み返す必要がありそうだ。
でもきっと何度考えたところで
話の中の未来のように“…分からない”ってなるんだろう。
それでもやっぱり読み返すと思うのだ。


話の内容とは別に関係ないのだが、
“琴ちゃん”という呼び方をされる琴美がとてもうらやましく感じた。
かわいい呼び方だ。
ことちゃんてたしか江國香織の本にもいたなぁ。
たしかそよちゃんとしま子ちゃんと律っていう4人姉弟。
そのときもことちゃんっていいなぁってうらやましくなった気がする。

『錦繍』

2005-12-12 10:38:22 | 
宮本輝『錦繍』


宮本輝が好きな人多いので読んでみようと思いつつも
どれから手をつけていいのかわからずにいたら
としこさんのブログでthe salarymanさんに
この『錦繍』から読むのを勧めていただきました

長い手紙のやりとりをしているという設定で、
読み始めて数分後、この手紙いつまで続くの?とパラパラめくる。
なんと、“かしこ”って出てくるのは42ページ目!
こんな手紙もらったら困るやろーって思ったけど、なんだか読みやすい。
すぅーっすぅーっと入る感じ。
体に染み込んでいく。
細胞の隙間に入る感じだ。
亜紀のお嬢様的言葉遣いに少し笑う。
でも、亜紀の手紙に喫茶店<モーツァルト>のご主人の話が出てくるだけで
何だか淋しい気持ちになった。
穏やかな様子の人なのだろうと思うんだけど
なぜか悲しい淋しい気持ちになる。
意味も無く泣き出したい気持ちになる。
なぜだろうと思ってるところでモーツァルトが大変なことに。
もっと悲しくなってしまった。
亜紀と有馬よりも、この喫茶店の方が印象深かった。
あと、お手伝いの育子さんをとても好きだと思った。

“生きてることと死んでることは同じかもしれない”
何だかわかったようなわかんないような気持ち。
たぶん全然わかってない。。。
定期的にこの本を読みなおしたいと思う。

『ダイスをころがせ!』

2005-11-29 06:01:40 | 
真保裕一『ダイスをころがせ!』上・下
会社を辞めて妻子と別居中の駒井健一郎34歳の前に
高校時代のライバル天知達彦が現れた。
その天知が今度の選挙に出るから共に戦ってほしいという。
コネも資金も無く、あるのは情熱と理想だけ。
彼らは完全無党派で選挙戦に挑む。
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時代設定は小渕内閣の終わり頃。
青春真っ盛りのスポ魂もののように情熱に溢れたお話。
熱いなーとついつい傍観。
敵陣営からの妨害だとか嫌がらせにもめげずに戦うところや、
出馬する天知の家の過去にまつわる話や
主人公が社を辞めた原因となる土地の再開発の問題と
地元政財界とのつながりが明らかになってくるところなど、
おもしろい部分がけっこうあります
今の選挙制度がいかに既成政党にとって有利で
無所属の候補の当選がむずかしいものなのかがわかりやすく描かれている。
選挙の話にしては軽めに読めるものだと思います。

ただ、ところどころで出てくる恋愛の話はうんざりする。
主人公が何事にもねちっこくて理屈っぽくて
あー、こういうヤツ周りにいたらあんまり話したくないなーと思う。
高校のときの恋愛のことって34歳になっても
これほど引きずる話なのだろうか。
34歳まであたしはあと12年もあるけど、
そのころになったら“そんなこともあったよなー”とか思うもんかと思ってた。
てかすでに単なる思い出になってたりとか。
だけど主人公はいつまでもぐだぐだとこだわっていて、
その話が出るたびにまたこの女のことかよ…と飽き飽きしてしまう。。。
それから、出馬する天知のあまりにも真っ直ぐな姿勢は
彼の長所でもあるがもどかしすぎて、
こんなやつが政治家になれるのか?と呆れてしまう。
まぁ、いい政治家ってのは
周りの人間に“あの人のために何かをしたい!”って思わせる人だとも言うから
ある意味ではいい政治家になれるのかもしれないけど。

最後は消化不良な感じで、
まぁこういう終わり方しかできないだろうけど、
えーっ、ここで終わり~?とちょい不満。
でもそれなりにおもしろかったです。

『コンセント』

2005-11-26 06:50:54 | 
田口ランディ『コンセント』
アパートの一室で腐乱死体となって発見された兄。
その兄の死臭を嗅いで以来、
ユキは死臭を嗅ぎ分けられるようになった。
兄はなぜ引きこもったのか。
なぜ生きることをやめてしまったのだろうか。
自分は狂ってしまったのだろうか。
ユキは悩んだ末、
大学生時代の指導教授でありカウンセラーの国貞の元を訪れる。
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この本を買ったのはいつだっただろう。
1年とかもっと前かもしれない。
でもずっと読んでなかった。
あたしん家に本を借りにくる友人が、これおもしろい?と手に取ったとき、
うーん。最初の方だけ読んだけど今読む気無いから持ってっていいよー
と貸したりして、本が戻ってきてからも30ページほど読んでは本棚に戻し、
またしばらく経って開いてみて30ページほど読む。を繰り返していた。
最初の方があまりのめり込みやすい文でなかったのもあるが、
一番の理由は何だか気持ち悪いから
あたしはお風呂で本を読むことが多いが、
死体がどうとか言ってる話をお風呂では読む気になれない。
あと、ネット上であまりいい評価を得てないようにも思ったから。
でもやっと読んだ。
途中まで来ると、ついついページを進めてしまった。
確かに、日本語としておかしいところもあるけど、
文章の荒々しさがこの本に合ってる気がする。
それほど批判を受けるべき作品には思わない。
ただ、トイレットペーパーをトレペと略すのはいかがなものか。

最も共感したのは、精神病者に関しての部分。
以前から常々感じてきたことだ。
精神病者を作り上げるのなんて簡単だ。
誰の人生でも、色々探ればおかしくなる理由となる出来事が見つかるだろう。
それが単なる思い出の一つだとしても
カウンセラーとか精神鑑定を行う人がそれをトラウマとして決めつけ、
そのことが色んな行動を引き起こしてると言ってしまえば
誰のことでも精神病者扱いできちゃう。
本人が何と言おうと
“本人は気づかなくても意識下でそのことが人格に影響を…”
とか言っちゃえばいいわけで。
無意識とか意識下とかそういう言葉出しちゃえば何とでも言える気がしてしまう。
そうやって、病人扱いしちゃえば納得できるんだろう。
理解しがたい行動でも、病人だと思えばわかりやすい。
そういうことだと思う。
みんな自分が納得したいがために人を病人扱いしたりするんじゃないだろうか。
そういうわけで、簡単に精神病者なんて作れちゃうわけだから、
殺人犯とかの精神鑑定とかあほらしく見えてしまうときがある。


所々、疲れてしまう部分はある。
痛々しいし。
つらいし。
長々と話し出すと止まらなくなる登場人物に辟易したり。
でも引き込まれる部分もある。
最後の数ページがちょっと…という感じで、
なぜこんな終わり方にしたのかとても疑問に思う。
『アンテナ』と『モザイク』とで3部作となってるらしいが、
同じテイストの話なのだとしたら読みたくないかも。
読後の疲労感が大きかったし。
もし読むとしたら1年ぐらいは間を置きたい。
あと、性描写が不快だった。
女性作家の文体としては珍しいような書き方。
まるで男性目線だな、と感じる。
いや、男性の方がロマンチストだとか言うからそうではないかな。
うへぇっと思う場面が多くてイヤだった。
市川実和子さん主演での映画は15禁らしい。
そりゃそうだろうな。


心理学とか、呪術的なものに興味がある人とかは一度いかがでしょう
弱ってるときに読むのはあまりオススメしません。

『プリズンホテル 2 秋』

2005-11-23 09:55:26 | 
浅田次郎『プリズンホテル 2 秋』 
木戸孝之助の叔父でありヤクザの仲蔵親分の木戸組が経営するプリズンホテルで、
任侠大曽根一家一行と警察の慰安旅行一行が同時に宿泊。
そして訳ありげな元アイドル歌手とその愛人。
何も起こらないわけがなく。
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前作の感想はコチラ

やっぱりこの人はうまい人だなぁ
これぞエンターテイメント!
一人一人のキャラがとっても個性的で愛しやすい。
先生とか警察とかってついつい記号的に捉えがちだと思う。
身内や友人がその職業に就いてる場合違うだろうけど。
それぞれが暮らしも歴史も生活もある一人一人の人間なのに、
一括りにしてあれこれ言ってしまいがちだ。
だけど、このプリズンホテルはそれぞれが一人の人間であることを
存分に味わわせてくれる。
まぁ先生は出てこないんだけど。
それぞれの人間が味わい深いからとても楽しい。
30強の節に区切られているので、
お風呂で15ぐらいまで読もうと思って読み始めたら、
ついつい“あとちょっとだけ、あと一つでやめよう”って思い、
なかなか手を止めることができなかった。

あとがきで作者自身が、
“普通こうした場合、
 二匹目のどじょうが一匹目のどじょうよりうまい、ということは
 まずないのですが、果たしてどうお感じになられましたでしょうか”
と書いているが、正直に言うと1の方がよかったかな。
もっともっと盛り上がってほしかった。
まぁ十分色々あったのにそう思うのは感覚が麻痺してるのだろうか。

あと、おもしろかったのは安藤優子さんの解説。
この人ってこんな風に本を読む人なんだなーと意外だったし、
十分にこの作品を楽しんだんだろうな、って感じがした。

主人公の暴力シーンはちょっと、いや、かなり不快だけど、
でもおもしろいのでぜひ

『波のうえの魔術師』

2005-11-20 06:49:46 | 
石田衣良『波のうえの魔術師』


石田衣良の本は結構好きだ。
色んな立場からの視線とか、
悲しい出来事にも救いがあるところとか。
そして、石田衣良の話はいつもやさしい。
『うつくしい子ども』という作品が特に好き

この『波のうえの魔術師』は、
3年ほど前に長瀬智也くん主演で
『ビッグマネー』というドラマにもなったもの。
それは見てなかったけど。

主人公は就職浪人中の男の子。
毎日パチンコ店で開店から閉店まで過ごしている。
その男の前に不思議な老人が現れる。
老人は主人公にマーケットのいろはを教え込み、
ある大都市銀行に挑む。

作者自身が経済学部出身ということもあってか、
経済クライムサスペンス。
そういえば『エンジェル』ってのも投資の話だったな。
石田衣良も実際に投資とかを経験してるんだろうな。
あたしは株とかやったことないからよくわからないけど、
実際に株やってる人が読んだらどう感じるんだろう?
リアル感が足りないのかもしれない。

経済用語が結構出てくるけど、
意味がわからなくてもそんなに気にならないと思う。
あたしも経済学部なのによくわからないし。

全体的にスピード感があるので一気に読めると思います。
2001年に発売されたみたいだけど、
株ブームな今ドラマ化してもおもしろいと思う。
普段サスペンスをよく読む人には
“こんなのサスペンスって言わねーよ”って感じだと思う。
大どんでん返しみたいなのもないし、インパクトがあるわけでもない。
だけど、やっぱり優しい石田衣良ワールドが心地よいのです☆