Rezzoの心

本音で語ります。

~ ステキなイエ ~

2015-06-21 | 









新築だった今のマンション。

運良く帰郷と同時に入ってから早いもので7年が経ちました。


都内にいた頃は引っ越し魔でして(色々と諸事情で)

一番長く住んだところで二年程度だったので、

同じ部屋にこんなに長く暮らすのは初めてです。




帰郷してからはサロンの物件探しや準備、各種手続きなどもあり、

それらに奮闘する毎日だったので無職。


とはいえ、10年程勤めた都内のサロンに雇用保険はなく、

なのでもちろん退職金も失業保険もありませんでした・・・

(今考えたら有り得ない話しなんですけどね、、、)




レッゾOPENまでの半年間、

家内の失業手当と少しの貯蓄、ボクの短期バイトでなんとか暮らしていましたが、

それでもあの頃は「不安」という文字がこれっぽちも浮かんでこなかった。


都会のジャングルを生き抜いてきた、という経験と自信があったからですが、

今考えればなかなかスリルのある生活でしたね。。。








話が逸れてきた、、、

戻そう。






帰郷し、マンションに入居して間もなく、四世帯全てに住人が入りました。


皆が同世代ということもあったし、

各家庭にそれほど歳の差なく子供が出来たというのもあってか、

都内で暮らしていた頃からは考えられないようなステキな関係を築くことができました。


都内にいた頃なんて、「お隣さん」と面識があったことなんてありませんからね。

本当に有難いことです。




そんなこんなで、まずお隣さんが転勤&住宅を建てるということで引っ越し。

そこに新たに入居してきた家族もこれまた同じ世代で、良い付き合いが出来ています。



そして今回、

もう一組が住宅を建築。引っ越すことになりました。


寂しいですが、本当にめでたい。




今、和歌山で一番勢いのある建築家、と言える人が設計した住宅です。
(ボクが勝手にそう思っている)


施主さん家族もおしゃれだし、人柄もとてもいい。


建築家のテイストと施主のこだわりがうまくリンクした素敵な住宅になっていると、

風の噂で聞きました。


遊びに行くのが楽しみ!






ボクは今のマンションに不満はないのですが、

一日の大半をそこで過ごす家内には色々と意見もあるようだし、

娘にも「階段欲しい!」「犬飼いたい!」「部屋欲しい!」

なんて言われてるし、、、


年齢的にもそろそろ次の展開を考えないとでしょうか。




住宅。

引っ越し魔だったボクには何とも不思議な感覚ですが、

家族の為には頑張らないとですね。







そんなこと考えているのであります。





~ クオーレ・レッゾ Vol、3 ~

2015-06-10 | 







毎回多彩なゲストを招いてのトークライブ


 Cuore・Rezzo   *クオーレ (イタリア語で心という意味) 



Vol・3のゲストは


 画家 廣本直子 さん です。




フランスでの絵画修業から帰郷し、ここ田辺市で古民家アトリエ「もじけハウス」を主宰。

「日常にアートを!」を合い言葉に、2012年からアートイベント「アート田辺」開催。


更に2014年からは、JR西日本の協賛を得て、

「紀ノ国トレイナート」としてイベントを拡大。実行委員長。


「田辺」にとどまらず、「和歌山」のアートイベントとして進化。

画家の枠を超えた様々な活動を精力的に行っています。







今回のテーマは

ずばり


「ヒロモトナオコ」


というテーマでトークセッションしたいと考えています。



今や「和歌山のアートディレクター」と言っても過言ではないヒロモトさん。

その心の原点に迫りたいと思います。


普段は聞けないあんなことやこんなことも聞いてみようと思いますので、

皆さま、是非遊びに来てくださいませ!





もちろんこのイベントはレッゾのお客様でなくても大歓迎です。


ヒロモトさんのお話しを聞いてみたい、

ヒロモトさんにお会いしてみたい、

ヒロモトさんをもっと知りたい、

アートについて話したい、

田辺について語りたい、

etc・・・


少しでも気になったら是非是非遊びに来てくださいませ!!




*もちろん同業の方(画家さん)や、美容師さんも出歓迎です!



*無料ですが、お席の準備の関係上、予約制です。

 問い合わせは予約はTEL、またはHPからメールで



*ドリンク用意します。





価値観に刺激を。


クオーレ・レッゾ


是非!!




そんなこと考えているのであります。





~ その先にあるもの ~

2015-06-06 | 








ボクが中高生の頃、まだこの地方まで高速道路は辿りついていませんでした。


「鎖国状態だよな。。、」と、学生ながらに感じていたのを覚えています。



もちろん雑誌やTVから入ってくる情報はリアルタイムでしたが、

この地方の流行に反映されるまでには3年近くのタイムラグがあったように思います。


 
それが、ネットの普及に伴って情報入手のスピードも格段に上がり、

更に高速道路の南進もあって、流行はすぐに反映されるようになりました。



今や中高生が高速バスに乗って大阪へ買い物に出掛けるのは普通になってきているそうですし、

親世代、その上の世代の方々も気軽に都会に買い物に出掛けられるようになりました。


そういう意味でも、都会との「時間差」は益々無くなってきていると言えます。






早いもので帰郷して7年が経ちました。



 都会で得た経験値を都会ではなく、地元に還元したい



そういう想いで帰郷して独立することを選びましたが、

開業から6年が経過した今までサロンが成長を続けてこれたというのは、

「新しい価値観の創造」というコンセプトは間違いではなかったと思えています。




しかし、ここからです。


ボクは「何かをこだわって続ける」ということにこだわらない性分です。

何にでも可能性を持っていたいからです。


カッコイイように書いていますが、単なる「飽き性」なだけでしょうけど。






グローバル化された地方。

美容師。

美容室。

帰郷者。

可能性。

飽き性。

etc・・・


それらをキーワードにして思考の迷路に入っていくと、

いつも辿りつく場所があります。




 美容師であり、美容師でない、そんな美容師。


そしてそれはレッゾに対しても同じような想いがあります。


そんな風に、まるで空中に浮かんだようなあやふやな場所です。






夏、高速道路が更に南進し、南紀田辺~白浜の区間が開通します。

少しづつでしょうが、地方が更に変わる岐路になるのは間違いありません。


そんな動きに呼応しているかのように、この地方の美容業界もここ数年は変化が激しい。


独立、移転、拡張、改装、etc。

色々な「新しい動き」があります。

とても良いことだと、個人的に思っています。




変化や進化の仕方はサロンによって様々ですし、

各サロンの描く未来は色々。


例えサロン同士が、「同志」として手を取り合わなくても、

その変化や進化は相乗効果となってこの地域に新しいものを生み出します。



これからは、

美容師だから、とか、

美容師にしかできないことを、とか、

美容師として、とか、


そんな小さなことではなく、


美容師であっても、美容業界という枠を越えて、

「地方の未来」を考えていかなければいけなくなるように思います。


「地域に新しい流れを創り出していくこと」を求められているのが、

ボク達、ロストジェネレーション世代であり、

それを形にしていくのが使命であると、ボク自身は自覚しているつもり。


だから、そんな風に思うのであります。






ではレッゾはどうなのだ?

何が出来る?


 



はい。


「レッゾの、レッゾによる、レッゾらしい変化、進化」というものを、




お見せしましょう。





さあ、

これからだ。





そんなこと考えているのであります。