Rezzoの心

本音で語ります。

~ 景観を創るということ ~

2013-06-28 | 
レッゾから見える天王池は一面水草で覆われてしまっています。


まるでゴルフ場のよう。


正直、、、汚ねえ~(笑)






須佐之男命(すさのおのみこと)を主祭神とする須佐神社の脇にある天王池。


そんな由緒ある神社と共鳴しているような名前の池なのに、

もう少し綺麗に保てないものなのかな。






建築に興味を持ちだしてから「ランドスケープ」という言葉をよく耳にします。


それは単に植栽や造園という捉え方だけではなく、

景色や風景という大きな意味で捉えることもあるそうです。



Rezzoのランドスケープはこの天王池。

せめてもう少し綺麗な水面でいて欲しいものです。
 







「建築とは環境を創りだすこと」

ボクの好きな建築家、前田圭介さんがそう話してくれました。


その言葉に共感します。





自然環境豊かな地域に暮らしていると、

いつしかそれは当たり前になってしまう。


とても贅沢なことだし、それが悪いことではないと思いますが、

都会にいる時の方が自然に対して敬意を払っていたように思います。



自然を壊さない。守る。育てる。

それはとても大切なことなのだろうけど、

少し違った視点、「建築という視点」から考えると、

なかなか難しいですよね。


だからあとは、どれだけ「自然に寄り添う建築」が出来るか、

というのが大切になってくるのだと思います。




自然環境だけでなく、

「街や都市の環境を創っているのが建築」


ランドスケープデザインというものを積極的に建築に取り入れていくことで

何だか新しい価値観が生まれそう。


というか建築業界ではもう当たり前のように行われているのでしょうね。





ランドスケープデザイン

何だか興味が沸いてきたぞ。






そんなこと考えているのであります。






~ 心もたまにリノベが必要です ~

2013-06-20 | 
先日久しぶりに着物を着る機会がありました。



小千谷縮(おじやちぢみ)という麻の夏着物。

中には長襦袢、色は黒。

はい。

とても暑いんですよね。。。


着物自体は麻なのでスケスケでカサカサしていて涼しいので、

うまく浴衣風に着れないか思考錯誤しております。



この日は、とある地域誌の撮影。

急きょピンチヒッターの依頼があったのです。

しかも家族三人浴衣で、とのこと。(ボクは夏の着物だけど、、、)


暑さと眠さで娘のシエナはグズるわで、なかなか大変な撮影でしたが、

画像データもいただけるようだし、

プロのカメラマンに家族写真を撮ってもらったと思えばラッキーかなと・・・







ここ田辺市に今年2月にオープンした、

築60年の民家を一棟貸し宿泊施設としてリノベーションした

 紺屋町家

ここでの撮影でした。


噂は聞いていてし、一度見てみたかったので丁度良かった。



リフォームではなくリノベーション。

既存建物に新たな価値観を付けて再生させるというリノベ。


建物の中に入ると

「生まれ変わったんです!」という建物の声が聞こえてくるようです。



岡山県倉敷の美観地区に行って感じたあの感覚。

止まっていた時間と空気が、リノベでまた新しく動き始めたというのかな。


リノベした建物の中に入ると建物自体が新しい命をもらって喜んでいるような気がするんですよね。

不思議。


そんな「プラスな空気感」の漂う室内や、外観をバックにしての浴衣撮影でした。




リノベーションで新しい価値観を得た建物。

そして浴衣や着物という、その在り方をリノベーションしていかなければいけないであろう物。


そんな二つがうまく溶け合った写真になると思いますし、

そんな風に見ていただけたら面白いのではないでしょうか。



ま、何に掲載されるかはお楽しみということで・・・


(ヒントは田辺市民なら毎月見れます)




言っときますけど

ボク達はあくまでピンチヒッターですからね!!







そんなこと考えているのであります。





~ 黒船の影響 ~

2013-06-12 | 
FB

フェイスブック



「不携帯電話」と呼ばれていたボクの携帯電話。


スマートフォンになってからというものちょっとした変化が起きています。



これまでFBにUPする記事はというと、このコラムを貼り付けるだけ。

でも最近はスマホから写真や近況をアップしたりするようになりました。


そしたらね、

皆さんくれるんですよ。


いいね! を

(笑)



コラムを貼り付けていた頃なんて「いいね!」なんて多くて5人程度。


それに対して何も感じていなかったのですが、

今では一つの記事に20人くらいが「いいね!」をくれる、、、


それが何だか嬉しくなってきちゃって(笑)


携帯を確認する回数が異常に増えました。。。


黒船、、、恐るべし、、、


しかもFBに投稿することが多くなってしまうと、

このコラムに書こうと練っていた書きかけの記事が眠っていってしまうんです。


これじゃイカンな。。。









ネットやSNSなどを通じた人との繋がりも定義することができるような新しい時代。

容易でそして安易に「繋がり」を感じることができる。


それを否定するつもりもないけど、

「もろさ」や「薄さ」を感じているのはボクだけではないはずだ。


だからと言って「顔の見える付き合い」だけを信じるのもどうかと思うのもある。

人の顔にはたくさんの側面があるから、それを見極めていきたい。



 孤独に歩め 悪を成さず 求めるところは少なく 林の中の像のように



ここでは何度も書いていますが、ボクの好きなブッダの言葉です。



孤独は嫌いじゃありませんが、

孤立は嫌です。。。



FBの、いいね!

で少しだけ孤立から抜け出せたような感覚になる。



ネットとリアルの境界線があやふやになっているということと、

繋がる、ということの安心感のようなものがあるということを

スマホに変えたことで少し理解できた気がします。






そんなこと考えているのであります。







~ 食を創る ~

2013-06-06 | 
スペイン


スペインと言えば美食大国

スペインの美食と言えば、エル・ブリ


天才シェフ、フェラン・アドリアの伝説のお店です。



2013年度の「世界のレストラン50」でもスペインのお店が首位に返り咲いたそうですし、

また美食大国スペインの復活かと言われているそうです。





そのスペイン、バスクと呼ばれる地方の小さな街、サンセバスチャン。

この街は「美食世界一の街」と呼ばれている。



観光資源の無い地方だったが、農家が作るこだわりの農作物に加え、

海からは新鮮な食材が豊富に水揚げされるという好立地環境に目を向け、

わずか10年程度で「美食の街」へと進化させたそう。


スゴイ。


まてよ、ここ田辺市の環境に似ているような・・・







サンセバスチャンには庶民の男たちが集まってシェフ顔負けの料理を創り、

自分達で食べては飲むという宴、「美食倶楽部」なるものが大小約100以上も存在するらしく、

古くから庶民が食への関心が高かった街だったことも確か。


しかし色々調べると、観光資源のない街を盛り上げようと

街を挙げて食にポイントを絞って進化したようですよ。


料理アカデミー創ったりetc・・・


詳しくは長くなるので書きませんけど。







美食倶楽部


基本男性のみの会員制。

会員の紹介で入会できるシステム。


オープンキッチンとダイニングを備えた場所で

会員になれば鍵が渡されいつでも利用できるそう。


料理を練習、研究するラボ的な使い方をしてもいいし、

料理をしなくても単に仲間で集まる集会所として使ってもいいらしい。



「公民館にレストラン仕様のオープンキッチンがある」

みたいなものか??







食に関心の強い大人のメンズが集まり、自分達で料理して食べて飲んで宴を愉しむ。


食べることを楽しむだけじゃなく、

創ることから皆で愉しむ!


いやーなんて素敵なんだ!!!

いつかこんなことやってみたい!!





いつかレッゾにもオープンキッチン創ろうかな・・・




そんなこと考えているのであります。








~ 周波数を合わせるということ ~

2013-06-01 | 
先日、和歌山放送ラジオの番組に生出演する機会がありました。


「出張中継」という形だったので、レッゾ内でインタビューを受けましたが、

事前打ち合わせも殆どなく(笑)

顔合わせ後にいきなり

「後3分程で本番です~」て、マジっすか・・・


ちょっと緊張。


15分程度のラフな会話だったけど、うまく喋れたのかな・・・







ボク達美容師は技術をしながら接客(会話)もするという、ちょっと特殊な職業。


バランス良く思考を配分しないと回路が足りないわけです。
 

だからかどうかは定かではありませんが、

人の持つ空気感というか、オーラみたいなものを感じ取れる能力が備わってくる人が多い。


その人の持つ周波数が見える、とも言えるのかな。





今回インタビューしてくれた方はとても人気なパーソナリティー。


これまでたくさんの方をインタビューしてきただろうし、

そういう意味では同じように人のオーラを見れる方なのだろうと思う。



そういう人と話す時は何だかやっぱり緊張する。

自分の中を見られている気がしてしまう。


「オレ、まだまだ青いな、、、」と感じる瞬間ですね。。。




でも今回ふと考えたんです。


ボクもゲストのそれを見よう、感じようとしている。

ということはゲストもボクと同じように緊張しているのかもしれない。




・・・



これまではそれが必要で大切な能力だと思っていましたが、

うまく使いわけないといけないなと。。。







良い事も悪い事もたくさんの経験から学び、自分という人間を進化させていきたい。

いつもそう考えながら生きているつもりです。




ラジオ出演


勝手にまたちょっと一皮むけた気がする良い経験でした。




そんなこと考えているのであります。