Rezzoの心

本音で語ります。

~ 人と関わるということ ~

2012-06-29 | 
名刺


「持っている名刺が人脈になる」という人もいますが

ボクはまったくソレに興味がありません。



もらった名刺は「一応」置いていますが、

半年に一度くらい整理します。

はい、

捨てます。すみません。。。(現在進行形で深い繋がりのある方のソレは置いています)






人脈

実はあまり好きな言葉じゃありません。


それを構築することが大切なのは分かりますし

それによって助けられることがあるのも理解しています。

ただ、ネット、SNSなどでグローバルに進化している今の社会で、

人脈という言葉の意味は曖昧になってきているように感じています。



「あの人と知り合いだ」

「あの方と知り合いの人と知り合いだ」

「あの人の名刺を持っている」

なんていう人もよくいますが、

ボクは、

「へぇ~」

以上です。


そんな風に、

社会的に成功している人や有名な人、

そんな方と知り合いだということを

自分のステータスだと勘違いしてしまっている人も少なくないように思います。



ボクはいつも

肩書き、社会的地位などのフィルターを通さないFRATな心で

「その人」を見れる人間でいたいと考えています。


「真に刺さる出会い」は、それが出来た時に生まれるように思います。



ボクは、

知り合いを増やすことに価値を見い出せていません。


確かにたくさんの人と繋がることで可能性は増えます。

でもボクには、

たくさんの人と深い関わりを持っていけるだけのキャパはありません。


物事は広く浅く捉える性格なのですが、

人との関わりに関してはどうもそれができません。


決して「閉じて」いるわけではないですが、

100人の知り合いより、1人の親友を持ちたい。

そんな風に考えてしまいます。





時々、名刺の整理をすることで

キャパを超えてしまった人間関係をリセットしているのかも。


そんな事考えているのであります。




~ 起こせカガク反応 ~

2012-06-28 | 
早いもので帰郷して4年が経ちました。




以前から書いているようにボクは

「都会生活に疲れたから」とか、

「都会が合わなかったから」

なんていう、

「マイナスな方向」で帰ってきたわけじゃないんです。いやホント。


だって現に美容師としてもサロン内の立場も、

正に「油がノッて」きた時期だったですし。






クサイ事言うと、

「自分の生まれ育った田舎を少しでも変えたい」(クサッ)

なんていう大それた想いを抱いて帰郷したわけです。

 
そんな風に「燃えている状態」で帰ってきたもんだから

当初は田舎の悪い部分だけをクローズUPして見てしまっていたし、

それしか見れていなかったと思います。



「田舎はこれだからダメだ」

そればかり言っていた気がしますし。。。





少しは大人になれたのか、

はたまたドップリ浸かってしまって冷めてしまったか、

おそらくその両方だろうけど、

今は少し違う見方が出来ているように思います。








最近改めてよく考えます。

「何をしたくて帰ってきたのだろう?」て。



「発信すること」


答えはそこにあると思っていますが、

じゃあボクは、

何を「発信」したいのだろう。





今、答えの輪郭が見えてきているんです。


美容師

美容室

地方

価値観

発信

etc・・・


自分の中に浮かんでくるたくさんのキーワードを拾い集め、

それらを合わせていくと、

自身の中で思考の化学反応が起きるんです。


その結果、

「可能性」という夢が生まれます。


あとはそれを回す歯車がうまく噛み合っていくか。


そんな歯車と科学反応をうまくコントロールしたい。


なんて考えているのであります。



いつか・・・






~ はグるマ回ってる? ~

2012-06-22 | 
歯車


ボクは歯車という言葉が好きです。


二つ以上の力がかみ合って動力を生む。

一度しっかりとかみ合えば、無限に動き続ける。

何か不測の事態が起きない限り。




仕事、恋愛、結婚、etc・・・

人生にも歯車があるのではないかと考えています。



一度しっかりとかみ合えば、

そこからはもう特別な力を必要としないで自然に回っていきます。

例え望んでいなくとも動いていきます。


あまりスピードが早すぎてもかみ合わせが悪くなって外れる、止まる。

もちろん遅過ぎても同じです。


実はそのスピードは、自分ではコントロールできなかったりします。


そのスピードこそ「運命」と呼ばれたりするものの正体なのかもしれません。





ボクもこれまで33年間生きてきて、歯車がかみ合う音を聞いてきました。

『ガチン!』てね。


でも、

ガチン!

て音が鳴る程、しっかりとかみ合う時という音というのは、

そうそう聞けません。

ほんと数回かな。


自力で合わそうとしても、これがまた、出来ないものですし。






ボクは運がイイ方だと勝手に思っています。

これまでその運にたくさん助けられてきた気がします。



人生の歯車のスピード

運というそれをコントロールしてみたい。


それを引き寄せるアンテナは常に張っているつもりですし

察知する能力は少し長けている気がしています。

だからこそ歯車をコントロールしてみたいと思うんです。



夢や野心がそこに乗っかってくれば、、、

きっとワイルドな事になるだろゥ~(ちょっと使ってみたかっただけ)





歯車


無理矢理自分で回しても、結局かみ合わせが悪かったり、

スピードが合わなかったりで、外れてしまいます。


だからと言って「運命に任せる」なんてことはしたくない。


「人事を尽くして天命を待つ」


まずは人事を尽くさないと嫌な性格だから、

これからもアンテナを張り巡らせていようと思います。


そうすれば、

「歯車が回り始める予感」に気が付けるはず。


「運命だった」

じゃなく、


「お!運命キタ!」


なんていうのがベストだけど・・・



そんなこと考えているのであります。



~ りわだこ ~  

2012-06-21 | 
気が付けばもうすぐ7月


夏着物の季節がやってきます。



まさしく今のボクの一張羅。

小千谷縮(おぢやちぢみ)という新潟県小千谷市周辺を生産地とする麻織物の着物です。



昨ーズンで着たのは4回。

今年は何回着る機会を創れるかな。。。


「基本は7月と8月にしか着れない」

そうですが、今の時代だし、こんなボクなので

「そんなの関係ネェ~」で9月でも着てやります。


高価な買い物だし、

「誂えた満足感だけのタンスのコヤシ」にしたくないですしね。。。






何かに自分なりのこだわりを持つことは素敵な事です。

でもボクは最近、こだわりにこだわり過ぎないようにしたいと考えています。



世の中、「何かにこだわっている事がカッコイイ」のかもしれませんし、

実際憧れたりもしますが、

ボクは「その先」に行きたいんです。


「こだわる」ということは、そこに停滞することとも言えます。


ボクはやっぱり変化し、進化し続けることを求めていたい。

それは美容師だからとか関係なくてです。


こだわらないということにこだわれる人間になりたいと考えているんです。





「着物を着る事を愉しむ」ということに対しても同じような捉え方をしています。


何でもそうかもしれませんが、

「これだけは」という最低限の「線引き」は必要ですが、

その線を自分でうまくコントロールしながらこだわりを捨てること、

それが「こだわないことにこだわる」

という事に繋がっていくんじゃないのかな。





そんな生き方が何だかカッコイイ、なんて考えているのであります。


今はね・・・





~ シフトこんとろーる ~

2012-06-14 | 
以前にも書いたことがありますが、

サロンワークではゲストを同時に4、5人抱えることがあります。

ボクはそんな状況が大好き。



「忙しいのが好き」

て事を言いたいわけじゃなくて、

「普段使わないような脳を使っているような状態」

が好きなんです。




「日常シフト」のアンテナや頭の回転数、アドレナリンの量では

同時進行でゲストを抱えることはできません。

出来てもただ焦るだけで、質を落としてしまいます。


頭の中のシフトを切り替えて、トップギアにする。

技術のスピードの事じゃないんです。

脳をシフトして、

「自分のポテンシャルを引き出すギアにシフトする感覚」

ていうのかな?


冴えてくるんです。色んなことが。

見えてくるんです。普段見れないことが。

聞こえてくるんです。自分の声が。

(え~と、何かヤバイ人みたいに聞こえてしまってますかね?)



そんな状態が何だかすごく気持ちイイ。


そこに、プレッシャーという大好物が混ざれば、なお最高。






今のボク、

仕事以外の事でやらなければいけない事を複数抱えている状態で

何だか気ぜわしくなってきています。


何年か続きそうだし、

こんなの久しぶりの状態だから少し戸惑いもあるけど、

これも何だか頭の中が気持ち良かったりしています。


ボクは家に帰ると自分でも信じられないくらいダメダメ。

スイッチが切れてしまう。

完全に切れてしまう。


ギアダウンしているというよりニュートラルかパーキングになっちゃう。

だから、

仕事以外でもシフトチェンジする時があるのが何だかイイ。





色々な案件や複数のプロジェクトを、同時に進行している人の脳シフトは、

いったいどうなっているのだろう。

やっぱり常にトップギアなのかな。


ボクは常にトップギアではいられないはずだから

自分なりにシフトチェンジをコントロールしたいな。


そんな事考えているのであります。






~ 自分を知るということ ~

2012-06-09 | 
茶道


この日の稽古は初めての「立礼」(りゅうれい)の稽古。

道具をテーブルの上に置き、椅子に腰かけて行う点前です。


これ、、、

イイ!!


何がって、、、


足が痺れない!!!!


最高。。。






不思議。

椅子に腰かけてテーブルで点前をするだけで見える世界が変わります。


畳に座っての点前よりか視線が高いだけで、何だか「洋式」といった感覚。

和と洋の絶妙な融合を感じてしまうのは、また違った解釈なのかな?

何だか好きかも。






最近よく考えます。



「日本」を感じる物は好きだけど、

ヨーロッパ文化(イタリアだけだけど)やデザインセンスも大好き・・・


伝統や格式、地方独特の風習や風土や習慣など、

「昔から決められている事だから」という事に対して、

どちらかと言えばアンチな思考がありながら、

それらで固まっていると言っても過言ではないような

「茶道や茶の心」に足を踏み入れている・・・


自分でもわけが分かりません。。。


が、



ボクは政治でも社会でも人間関係でも、

全てにおいて「アンチテーゼ」は必要だと思っています。


それがこういう思考に関係しているのかもしれないと考えています。


でも、

アンチ(反定立)だけを追いかけてしまうのではなく、

テーゼ(定立)とアンチがあってこその「答え」を導き出せる、

そんな考えかたができる人間になりたいんです。



「決められた枠にハメ込む事は必要か?」という(テーゼ)と

「そこからはみ出そうとすることこそ大切だ」という(アンチ)。


自分はどちらかと言えば後者が好きですが、

上記の質問の中では、茶道というのはボクにとってのテーゼのような事。


それを習うことによってバランスを取ろうとしているのかもしれません。



そんなこと考えているのでありますが、、、

変かな・・・



~ タイムこんとろーる ~

2012-06-06 | 
高級腕時計


憧れです。


たかが時計。

されど時計。。

だけど時計。。。



先日、ビストロ新万8番地で開かれた「ウオッチナイト」


~超高級時計に触れよう~

というコンセプトの元に集まった紳士淑女の皆さまとの食事会。


正に目のコヤシになりました~


買えない(もとい!買わないって言っておこう)けど、


実際に腕にはめてみたりなんかして遊んじゃいまいした。

楽しかった~



この日一番高いもので750万円!!!

う~ん、

まだまだまだまだ、まだそれを買いたいと思う価値観はボクには理解できない・・・
(多分一生分からない)





どんなに高級な時計をしていてもオモチャをしているように見える人もいます。

逆に、オモチャのような時計でもその人にピッタリとアリアージュしていれば

とても素敵に見える人もいます。



時計に限らず洋服でもアクセサリーでもそうだけど

身につける人によって価値も変わるし、意味も変わります。

そう考えると何だかオモシロい。





アイデンティティーに耳を澄ませてみると聞こえてくる声。

ボクは値段が高い物を買う時こそ、その声を聴ける人でありたいと思っています。



その声を聞かないで買った時、それはきっと

「物に選ばれてしまう」という事なのかもしれません。



「好きな物」を買ったとしても、

自分のアイデンティティーを感じない物は、

やっぱり何だかどこか似合ってなくて変だったりするしね。。。



ボクはやっぱり「選べる」人間でいたいな、なんて思うのであります。





~ 音楽 ~

2012-06-02 | 
最近ハマッている人シリーズ。

 クリスボッティ


ジャズトランペット奏者。

この人がまた、、、 


シビれる。



吹いている姿がすごくセクシー(いや、そういう意味じゃなくて)


その音色は、聴く人の心の扉をスッと開けて入ってくる。

ヤバイ。



スティングとコラボしていることが多いのも好きな理由の一つ。

ハスキーな高い歌声とトランペットが綺麗にハミングして共鳴する。

かなりヤバイ。



特にこのDVD

 クリスボッティinボストン
ヤバイ、カッコ良すぎ。


艶っぽくてどこか物悲しくもある音色は、

目を閉じて聴いていると胸がキューンとなって気持ちイイ。


結構来日しているみたいだし、大阪公演狙ってみようかな、

なんて考えています。



もちろんRezzoのBGMとしても使っています。

流れている間はサロンが艶やかなライブ会場に変わります。



ホントはホームシアターシステムで映像と一緒に楽しみたい。

いつかは自宅に揃えてやる、、、


なんて考えているのであります。