イゼルローン要塞vsガイエスブルク要塞戦について
私は銀英伝が好きなので作品の素材としての在り様に文句を付ける訳でなく、
単に(初読からかな~り時間が経って思った)変に感じる点に関して述べます。
ガイエスブルク要塞の破壊法に関して
・ヤン氏は「通常航行中にエンジンの一基を破壊するしかない」と述べているが果たしてその結果は?
・12基(だったかな?アルテミスの首飾りと混同してるかも)のエンジンが全部手動ならともかく
この世界はそれなりにコンピューターが発達しているのでエンジンの制御は自動制御である筈。
・とすれば例え一基が完全破壊あるいは(まだこの方が説得力があるが)暴走しても他のエンジンの
出力をコントロールすることによって支障なく航行することが可能な筈。
・仮に完全な制御が不可能であったとしても最悪全エンジンを停止してしまえば制御不能な程の
スピン状態に陥ったりしないだろう(この世界は慣性コントロールが可能なんだしなおさらである)
よって、この方法でガイエスブルク要塞を完全破壊するのは不可能であると考える。
足止め程度にはなったかとは思うが、その間防御力も攻撃力も健在だろうしね~。
ガイエスブルク要塞破壊後について
・ラインハルト皇帝は「どかーん、とぶつけてお終い、後は新たに要塞を建設すれば良い」
(もしかしたらこの発言はヤン氏のものだったかも)と述べている。
・ならば何故、再度この作戦を用いなかったのか?
・最初からぶつける目的であれば適当な小惑星に最小限の防御を施し、最小限の護衛艦隊を付ければ
大した人的要員もコストも掛けずに作戦を行えた筈。
・同じ作戦は二度と通用すまい、と言った類の作戦でもないと思うし。
移動可能な最小距離にワープしてそこから最大速度で突っ込めば防ぎ様がないと思う。
・結局これを対惑星戦でやられたらお互い防ぎ様がないので、暗黙のルールで禁じ手にしたとかは
十分有り得るけど。極秘裏に協定を結んだとかもありか。
(氷でなくても十分大きければアルテミスの首飾りも無力だろうし)
銀英伝はその都度同盟、帝国どちらかに肩入れしながら10回以上読みました。
その後田中芳樹先生の作風が高度に構想を練り込んだものからライトなものに変化していったのは
(アルスラーンの一巻までは前者だった気がします)個人的には大変残念でした。
まぁ、例えばそれがいっぱい稼げるからといった理由であったとしても文句を言う筋合いじゃありませんけどね。
でも銀英伝の様な作品がさらに多く生み出される機会が喪失したと言う点では非常に残念に思います。
重ねて言いますが、その後の作品についても非難している訳ではありません。
実際銀英伝以外にも多くの作品を読ませていただきましたし。
ただ初期の田中芳樹でなくては書けなかったであろう「何度でも読み返せる」様な作品が
生み出される機会が(おそらく)失われたであろうことに関しては残念でなりません。
私は銀英伝が好きなので作品の素材としての在り様に文句を付ける訳でなく、
単に(初読からかな~り時間が経って思った)変に感じる点に関して述べます。
ガイエスブルク要塞の破壊法に関して
・ヤン氏は「通常航行中にエンジンの一基を破壊するしかない」と述べているが果たしてその結果は?
・12基(だったかな?アルテミスの首飾りと混同してるかも)のエンジンが全部手動ならともかく
この世界はそれなりにコンピューターが発達しているのでエンジンの制御は自動制御である筈。
・とすれば例え一基が完全破壊あるいは(まだこの方が説得力があるが)暴走しても他のエンジンの
出力をコントロールすることによって支障なく航行することが可能な筈。
・仮に完全な制御が不可能であったとしても最悪全エンジンを停止してしまえば制御不能な程の
スピン状態に陥ったりしないだろう(この世界は慣性コントロールが可能なんだしなおさらである)
よって、この方法でガイエスブルク要塞を完全破壊するのは不可能であると考える。
足止め程度にはなったかとは思うが、その間防御力も攻撃力も健在だろうしね~。
ガイエスブルク要塞破壊後について
・ラインハルト皇帝は「どかーん、とぶつけてお終い、後は新たに要塞を建設すれば良い」
(もしかしたらこの発言はヤン氏のものだったかも)と述べている。
・ならば何故、再度この作戦を用いなかったのか?
・最初からぶつける目的であれば適当な小惑星に最小限の防御を施し、最小限の護衛艦隊を付ければ
大した人的要員もコストも掛けずに作戦を行えた筈。
・同じ作戦は二度と通用すまい、と言った類の作戦でもないと思うし。
移動可能な最小距離にワープしてそこから最大速度で突っ込めば防ぎ様がないと思う。
・結局これを対惑星戦でやられたらお互い防ぎ様がないので、暗黙のルールで禁じ手にしたとかは
十分有り得るけど。極秘裏に協定を結んだとかもありか。
(氷でなくても十分大きければアルテミスの首飾りも無力だろうし)
銀英伝はその都度同盟、帝国どちらかに肩入れしながら10回以上読みました。
その後田中芳樹先生の作風が高度に構想を練り込んだものからライトなものに変化していったのは
(アルスラーンの一巻までは前者だった気がします)個人的には大変残念でした。
まぁ、例えばそれがいっぱい稼げるからといった理由であったとしても文句を言う筋合いじゃありませんけどね。
でも銀英伝の様な作品がさらに多く生み出される機会が喪失したと言う点では非常に残念に思います。
重ねて言いますが、その後の作品についても非難している訳ではありません。
実際銀英伝以外にも多くの作品を読ませていただきましたし。
ただ初期の田中芳樹でなくては書けなかったであろう「何度でも読み返せる」様な作品が
生み出される機会が(おそらく)失われたであろうことに関しては残念でなりません。