風邪は治ったが、週末下手すると滋賀県が雨っぽくて
週末の釣り紀行が切ないことになりそうなうみへびです、こんばんは。
今回はちょっと重装備。この装備で無事魚達を持って帰ってこれなければ
ショックで寝込んでしまいそうです。
さて、先日の連休に採取してきた魚たちの薬浴が終わりました。
私はグリーンFゴールドを規定量の半分程度で5日間の薬浴をしています。
体調が悪くても魚の薬はあれど人間様の薬がない我が家ですっ
タイリクバラタナゴ達は、ちょっとまだ水槽がセットされていない
(ウグイとオイカワのトリートメントで使っていた)ので
暫く小型水槽で一休み。
小型水槽でこのまま飼ってもいい気がしますが……それはそれ。
それよりも、探していたウグイとオイカワのトリートメントが終わったので
本水槽に入れました!!
水槽の向こうに見える生活観溢れる光景はヒミツ
まだ流木などをいれていないのですが、入れる魚はそろいました。
この水槽には、下記の魚たちが入っております。
・~キングオブ淡水魚~ コイ
誰もが知っている淡水魚。大物は1メートルを越える淡水魚で
世界の様々な場所に存在しています。
20~30cmを越えたあたりから釣り人に本格的に狙われますが、
それ以下は小物釣りの外道(目的と違うはずれの魚)として餌をガンガン食う
釣り人泣かせの雑魚となります。
錦鯉など、公園の池などでよく見かけると思います。とても親しまれている魚です。
・~オスの居ない魚~ ギンブナ
一般的に言う「フナ」です。日本中に生息しています。
こちらもかなり親しまれている魚ではないでしょうか。
小物釣りから大物釣りまで、様々な場面で釣り上げられる魚で
それこそ下流域ならどこででも出会うことが出来る雑魚です。
オスが極端に少なく、メスばかり。他の魚の精子で受精することができ
その場合、誕生する性別はほぼメスだとのこと。不思議ですね。
・~東の雑魚~ モツゴ
関東を中心に生息していましたが、
今では関西や九州などでも見ることができる魚です。
相当に汚濁した水でも生息することができ、親が子供を孵化まで守る性質から
それこそ何処ででも出会うことが出来ます。
関東ではクチボソと呼ばれ、小物釣りの対象として親しまれている雑魚です。
・~西の雑魚~ タモロコ
関西を中心に生息していましたが、
今では関東などでも移入によって見ることができるようになった魚です。
モツゴに似ますが、頭の丸みやヒゲの有無などで見分けることが出来ます。
関東のモツゴ・関西のモロコ といった感じで西を代表する雑魚です。
・~蒼の一閃~ オイカワ
元々は関東南部より西地方の魚だったのですが、
今では移入により東北地方などでも見ることが出来ます。
特に東海以西になると生息数が格段に増すようです。
婚姻色が蒼を基調としたとても美しいもので、そのひと時の為に
観賞魚としても人気が高いです。
種の学名がZaccoといい、もちろん「雑魚」から来ています。
・~初夏の紅葉~ ウグイ
全国各地に生息し、一生を淡水で過ごすものと海へ下るものが存在します。
それだけ環境適応力が強いということですね。
特に東北地方~北海道に多く、北海道での大量のウグイの産卵シーンは
テレビでも取り上げられるほどです。
婚姻色が出ると、体のラインがはっきりして、おなかが真っ赤に染まります。
そのためアカハラと呼ばれ、地元の人から親しまれている北の雑魚です。
初夏には婚姻色を出したウグイが川を赤く染めます。
「猫またぎ」といわれるほど美味しくないらしいですが、果たして!?
以上です。
「雑魚」をテーマとして集めてみました。
蛇足ながら辞書を引く
ざこ 1 【《雑魚》/▽雑▼喉】
(1)いろいろな種類の入りまじった小魚。じゃこ。
(2)小さいさかな。小魚。じゃこ。
(3)あまり大した人物でない人。小物(こもの)。
――の魚(とと)交(ま)じり
大物の中に小物がまじっていること。蝦(えび)の鯛(たい)交じり。
三省堂提供「大辞林 第二版」
まあ、つまりあれだ。
「大した事ないもの」という意味だ。
確かにこの子たちは、それぞれの地方へいって街中の川を橋の上から覗けば
それこそ沢山泳いでいるのが見れるんじゃないでしょうか。
地元の人には、それこそあたりまえのようにいる魚たち。
でも、彼らはそれぞれとてもとても色々な魅力を持っています。
砂利をほじって餌を探す姿がこっけいなコイやフナ。
渋いラインで見るものを釘漬けにするモツゴやモロコ。
婚姻色が醒めるほど鮮やかなオイカワやウグイ。
ただそこにいつもいる、もはや注視することもないような魚たち。
でも、それらをよく見てみると、輝く何かが必ずあります。
魚に限ったことではない、犬や猫、昆虫、そして人間。
値段の高い熱帯魚が凄い、大きい魚が凄い、血統の良い金魚が凄い……
確かにそれらは分かりやすく凄いと思う。
巨大なレッドテールキャットはどうしても見入ってしまう。
70万という値札のついた巨大なブラックピラニアは唖然としてしまった。
品評会の金魚みたいなのはうちには不似合いだ。
ただね。
分かりづらいけど、上の条件を満たしていない子たちだって
いいところは沢山あるのです。
近すぎて見えなくなっているものはありませんか?
最近感じなくなった衝撃はありませんか?
最初から第一印象で全てを決め付けていませんか?
今一度、自分の足元を良く見てみてください。
ダイヤモンドにも勝る輝きが、そこにあるかもしれませんよ。
週末の釣り紀行が切ないことになりそうなうみへびです、こんばんは。
今回はちょっと重装備。この装備で無事魚達を持って帰ってこれなければ
ショックで寝込んでしまいそうです。
さて、先日の連休に採取してきた魚たちの薬浴が終わりました。
私はグリーンFゴールドを規定量の半分程度で5日間の薬浴をしています。
体調が悪くても魚の薬はあれど人間様の薬がない我が家ですっ
タイリクバラタナゴ達は、ちょっとまだ水槽がセットされていない
(ウグイとオイカワのトリートメントで使っていた)ので
暫く小型水槽で一休み。
小型水槽でこのまま飼ってもいい気がしますが……それはそれ。
それよりも、探していたウグイとオイカワのトリートメントが終わったので
本水槽に入れました!!
水槽の向こうに見える生活観溢れる光景はヒミツ
まだ流木などをいれていないのですが、入れる魚はそろいました。
この水槽には、下記の魚たちが入っております。
・~キングオブ淡水魚~ コイ
誰もが知っている淡水魚。大物は1メートルを越える淡水魚で
世界の様々な場所に存在しています。
20~30cmを越えたあたりから釣り人に本格的に狙われますが、
それ以下は小物釣りの外道(目的と違うはずれの魚)として餌をガンガン食う
釣り人泣かせの雑魚となります。
錦鯉など、公園の池などでよく見かけると思います。とても親しまれている魚です。
・~オスの居ない魚~ ギンブナ
一般的に言う「フナ」です。日本中に生息しています。
こちらもかなり親しまれている魚ではないでしょうか。
小物釣りから大物釣りまで、様々な場面で釣り上げられる魚で
それこそ下流域ならどこででも出会うことが出来る雑魚です。
オスが極端に少なく、メスばかり。他の魚の精子で受精することができ
その場合、誕生する性別はほぼメスだとのこと。不思議ですね。
・~東の雑魚~ モツゴ
関東を中心に生息していましたが、
今では関西や九州などでも見ることができる魚です。
相当に汚濁した水でも生息することができ、親が子供を孵化まで守る性質から
それこそ何処ででも出会うことが出来ます。
関東ではクチボソと呼ばれ、小物釣りの対象として親しまれている雑魚です。
・~西の雑魚~ タモロコ
関西を中心に生息していましたが、
今では関東などでも移入によって見ることができるようになった魚です。
モツゴに似ますが、頭の丸みやヒゲの有無などで見分けることが出来ます。
関東のモツゴ・関西のモロコ といった感じで西を代表する雑魚です。
・~蒼の一閃~ オイカワ
元々は関東南部より西地方の魚だったのですが、
今では移入により東北地方などでも見ることが出来ます。
特に東海以西になると生息数が格段に増すようです。
婚姻色が蒼を基調としたとても美しいもので、そのひと時の為に
観賞魚としても人気が高いです。
種の学名がZaccoといい、もちろん「雑魚」から来ています。
・~初夏の紅葉~ ウグイ
全国各地に生息し、一生を淡水で過ごすものと海へ下るものが存在します。
それだけ環境適応力が強いということですね。
特に東北地方~北海道に多く、北海道での大量のウグイの産卵シーンは
テレビでも取り上げられるほどです。
婚姻色が出ると、体のラインがはっきりして、おなかが真っ赤に染まります。
そのためアカハラと呼ばれ、地元の人から親しまれている北の雑魚です。
初夏には婚姻色を出したウグイが川を赤く染めます。
「猫またぎ」といわれるほど美味しくないらしいですが、果たして!?
以上です。
「雑魚」をテーマとして集めてみました。
蛇足ながら辞書を引く
ざこ 1 【《雑魚》/▽雑▼喉】
(1)いろいろな種類の入りまじった小魚。じゃこ。
(2)小さいさかな。小魚。じゃこ。
(3)あまり大した人物でない人。小物(こもの)。
――の魚(とと)交(ま)じり
大物の中に小物がまじっていること。蝦(えび)の鯛(たい)交じり。
三省堂提供「大辞林 第二版」
まあ、つまりあれだ。
「大した事ないもの」という意味だ。
確かにこの子たちは、それぞれの地方へいって街中の川を橋の上から覗けば
それこそ沢山泳いでいるのが見れるんじゃないでしょうか。
地元の人には、それこそあたりまえのようにいる魚たち。
でも、彼らはそれぞれとてもとても色々な魅力を持っています。
砂利をほじって餌を探す姿がこっけいなコイやフナ。
渋いラインで見るものを釘漬けにするモツゴやモロコ。
婚姻色が醒めるほど鮮やかなオイカワやウグイ。
ただそこにいつもいる、もはや注視することもないような魚たち。
でも、それらをよく見てみると、輝く何かが必ずあります。
魚に限ったことではない、犬や猫、昆虫、そして人間。
値段の高い熱帯魚が凄い、大きい魚が凄い、血統の良い金魚が凄い……
確かにそれらは分かりやすく凄いと思う。
巨大なレッドテールキャットはどうしても見入ってしまう。
70万という値札のついた巨大なブラックピラニアは唖然としてしまった。
品評会の金魚みたいなのはうちには不似合いだ。
ただね。
分かりづらいけど、上の条件を満たしていない子たちだって
いいところは沢山あるのです。
近すぎて見えなくなっているものはありませんか?
最近感じなくなった衝撃はありませんか?
最初から第一印象で全てを決め付けていませんか?
今一度、自分の足元を良く見てみてください。
ダイヤモンドにも勝る輝きが、そこにあるかもしれませんよ。
何気ないものが如何に貴重なものであることか。
しかも、気が付かない内にいなくなってしまう可能性もある現状。
気が付けた喜びは大きいです。
滋賀、天気が不安ですが、気を付けて行ってきて下さいね。
モツゴやフナ、コイ、タイバラなどが中心でした。
子供の私が一人で出かけられる範囲で捕まえられるとすると
そういった本当に身近な魚たちばかりだったのです。
自分で捕まえた魚たち、子供心に宝物のように光って見えました。
それが私の淡水魚の原点でしょうか。
魚はそれより以前に金魚を飼ったりしていましたが、
淡水魚にハマったのはやはりそこからでしょう。
身近な魚を自分で捕まえて飼う。
たとえ雑魚だといわれていても、私にはそれが原点なのです。
この水槽の中には、広くなった私の行動範囲をあらわすように
各地の主だった魚が泳いでいます。
昔よりも顔ぶれが増えましたが、ですがこれも私の原点なのです。
……ちなみに、雑魚だの地味だの言ってますが
私はぜんぜんそうは思ってないんですけどね。