うみーの掃き溜め愚痴日記

私こと、うみへびが機嫌の悪い時に愚痴を書き一時的にでもスッキリする為のものであり
他人様が見るようなものではないです。

おさかな!

2006-10-28 20:38:03 | おさかな
今年の四月から新規に増やしたカテゴリである「おさかな」

私は子供の頃から生き物が好きでした。
小~中学生の頃は虫博士などと呼ばれるほど虫が好きでしたが、
それと同じくらい魚たちも好きでした。

採取したり釣ったり、ご近所さんの釣り好きのおじさんからお土産を頂いたり。

トリートメントや混遊もよく知らない頃、
幸い病気は発生したことはありませんでしたが、
ヌマチチブとタナゴを一緒の水槽に入れて
ヒレをボロボロにされてしまったこともあります。

この頃から、小学2年の頃から飼っている和金達が徐々に死んでいきました。
高校生になる頃には、全ての和金があの世へ旅立ちました。
最長のものは8年といったところでしょう。
玄関先にいつも居たはずの彼らが居なくなったことはとても寂しい。


高校では自然科学部という部に入部。
基本的に活動をしていない部で、夏に山へのぼり観察旅行へ行ったり
季節季節で星空を眺めたりするくらいの部でした。

それをいいことに、私は部室(生物室準備室)に釣り道具を置いておきました。
私の高校からは霞ヶ浦が自転車で15分。流入河川までは3分という好環境です。
季節を問わず制服姿で釣りをする私を、常連のおじさん達は気にいってくれ、
釣った魚を色々譲ってくれたりもしました。
金魚を失った分、色々と魚の種類を見て、気に入る魚を探していきました。

トレーディングカードゲームばかりしていた専門学校生活を経て
私は東京へ出てきました。
その時に、全ての魚は採取地に帰し一人暮らしを始めました。

お金もなく、時間もなく
ですが私の部屋には、何故かペットボトルのおまけやチョコエッグの中の
魚のフィギュアが静かに静かに増えていきました。

仕事を変え、時間とお金に今までよりは余裕の出来た今、
魚を飼い始めました。採取にも、観察にも、水族館にも色々動き出しました。
くすぶっていたのでしょう。
20代前半という遊びたい盛りを全て夢と仕事の為につぎ込み遊ばなかった日々
たまたま捕まえた一匹のドジョウ。
心を癒してくれるメダカ。
熱帯魚という新しい世界を開いてくれたレッドジュエルフィッシュ。


くすぶっていたものは、炎へと変わり私を包みました。
たった6畳のアパートに、今では大小あわせて20以上の水槽・飼育ケースがあります。
子供の頃から旅行など行ったこと無かった私が近畿へと魚の為に遠征まで。


色々無茶しているような気がしますが、それもこれも皆さんの理解があってこそ。

一人だけ興奮して話す魚の話を聞いてくれる人がいてこそ。
一緒に水族館に行ってくれる人がいてこそ。
釣りの経験やポイントを教えてくれたり一緒にいってくれる人がいてこそ。
熱帯魚や海水魚の私の知らない魚の話を教えてくれる人がいてこそ。
そして、このつたない独り善がりのブログを見てくださる方々がいてこそ。


とてもとても、言葉にならないくらい、感謝です。


いま、忙しいです。
仕事も覚えるにしたがって忙しくなり、
家に帰ってきて魚の世話をすると寝たくなってしまう。
でもとっても楽しいです。
とてもとても楽しいです。


その楽しさをこのブログで書きなぐってきましたが、
ですがここは、本来私のドロドロとした愚痴を書き連ねる
魚の住めない産業排水流れるヘドロ川。
汚れた水も多々あるここよりも
もっと絞ってお伝えすることができるように
少しでも見やすくなっていただけたらと思って、新しいブログスペースを借りました。

カテゴリ『おさかな』は、そのブログへ移してこれから続けていきたいと思います。


新しいブログのタイトルは

うみーのお魚愚痴日記

です

こちらともども、宜しくお願いいたします。

かにー!!

2006-10-26 01:02:30 | おさかな
レンジで温めた自分の飯も食わずにブログ書いてます。
そんな今日この頃です、こんばんは。

さて、レンジで温め中の出来事なのですが、
魚たちにご飯をあげておりました。自分の餌より魚たちのご飯のが優先な我が家です。
フレークフードを撒き、冷凍アカムシを撒き、生餌を与え……あれ?

モクズガニがひっくり返ってるうぅぅ!!!(||| д ) ゜ ゜


おおおう……我が愛するモクズガニが死んでしまったとは……
やはりある程度人工海水を使ったほうが良かったのか……orz



(´・ω・`)しょんぼり

片付けよう……




そう思ってとりあえずプラケースを移動させようとすると……あれ?

普段隠れている塩ビパイプの中に何か居る。


あれ? あれ?? あれれ??
モクズガニが、いるよ??

分裂……?(本気で一瞬そう思った) いや違う脱皮か!!


とりあえず脱皮した殻を取り出す。
生きている状態だとあまりいじって写真が撮れないので折角なので撮らせて貰おう。



見事に完全体である。これがひっくり返っていたら確かに死んだと思ってしまう。



正面より。
モクズガニの手の毛がかなりの量であることがわかる。
まるでモップのようだ。



裏側。性別はメスですな。



どこから脱皮したのか調べてみると、エビと同じように背中から出たようです。
綺麗に抜けるものですね。

この甲羅。どうにかして保存しておきたいのだが、簡単に何とかならないだろうか?
特に中身は無いのだし、扇風機で風を浴びせて乾かせば良いのかな?
とりあえずやってみよう。


脱皮したモクズガニの方だが、とりあえず写真を撮ろうと
塩ビパイプの中に指を入れると……や、柔らかい!!
まだ甲羅が安定してないのか!! だ、大丈夫なのだろうか??

私に触られたせいでモクズガニが塩ビパイプから慌てて出てきた。
そこで全身が見えたのだが……

見えたのだが……

見えた……の……だが……


慌てているモクズガニと対照的に、驚きで動くことが出来ない私。
私の目は一点にクギ付けとなっている。


そこには……



Zaccoさんに教えていただき驚いた
姫路市立水族館で見て水槽にかぶりついて見てしまった

真綿のように
真っ白な毛を持つ
モクズガニが、居た。




ちょっとゴミが舞って水が濁っているために写真の写りは悪いんですが
藻屑というには綺麗過ぎる手がそこにありました。

脱皮した直後は真っ白で、それから汚れていくのか?
それとも、環境のせいで真っ白なのかわかりませんが、
自分の部屋でこの姿が見れるとは思いませんでした!

すぐそこにある宝物

2006-10-19 03:35:00 | おさかな
風邪は治ったが、週末下手すると滋賀県が雨っぽくて
週末の釣り紀行が切ないことになりそうなうみへびです、こんばんは。

今回はちょっと重装備。この装備で無事魚達を持って帰ってこれなければ
ショックで寝込んでしまいそうです。


さて、先日の連休に採取してきた魚たちの薬浴が終わりました。
私はグリーンFゴールドを規定量の半分程度で5日間の薬浴をしています。
体調が悪くても魚の薬はあれど人間様の薬がない我が家ですっ


タイリクバラタナゴ達は、ちょっとまだ水槽がセットされていない
(ウグイとオイカワのトリートメントで使っていた)ので
暫く小型水槽で一休み。
小型水槽でこのまま飼ってもいい気がしますが……それはそれ。

それよりも、探していたウグイとオイカワのトリートメントが終わったので
本水槽に入れました!!



水槽の向こうに見える生活観溢れる光景はヒミツ

まだ流木などをいれていないのですが、入れる魚はそろいました。
この水槽には、下記の魚たちが入っております。


・~キングオブ淡水魚~ コイ
 誰もが知っている淡水魚。大物は1メートルを越える淡水魚で
 世界の様々な場所に存在しています。
 20~30cmを越えたあたりから釣り人に本格的に狙われますが、
 それ以下は小物釣りの外道(目的と違うはずれの魚)として餌をガンガン食う
 釣り人泣かせの雑魚となります。
 錦鯉など、公園の池などでよく見かけると思います。とても親しまれている魚です。

・~オスの居ない魚~ ギンブナ
 一般的に言う「フナ」です。日本中に生息しています。
 こちらもかなり親しまれている魚ではないでしょうか。
 小物釣りから大物釣りまで、様々な場面で釣り上げられる魚で
 それこそ下流域ならどこででも出会うことが出来る雑魚です。
 オスが極端に少なく、メスばかり。他の魚の精子で受精することができ
 その場合、誕生する性別はほぼメスだとのこと。不思議ですね。

・~東の雑魚~ モツゴ
 関東を中心に生息していましたが、
 今では関西や九州などでも見ることができる魚です。
 相当に汚濁した水でも生息することができ、親が子供を孵化まで守る性質から
 それこそ何処ででも出会うことが出来ます。
 関東ではクチボソと呼ばれ、小物釣りの対象として親しまれている雑魚です。

・~西の雑魚~ タモロコ
 関西を中心に生息していましたが、
 今では関東などでも移入によって見ることができるようになった魚です。
 モツゴに似ますが、頭の丸みやヒゲの有無などで見分けることが出来ます。
 関東のモツゴ・関西のモロコ といった感じで西を代表する雑魚です。

・~蒼の一閃~ オイカワ
 元々は関東南部より西地方の魚だったのですが、
 今では移入により東北地方などでも見ることが出来ます。
 特に東海以西になると生息数が格段に増すようです。
 婚姻色が蒼を基調としたとても美しいもので、そのひと時の為に
 観賞魚としても人気が高いです。
 種の学名がZaccoといい、もちろん「雑魚」から来ています。

・~初夏の紅葉~ ウグイ
 全国各地に生息し、一生を淡水で過ごすものと海へ下るものが存在します。
 それだけ環境適応力が強いということですね。
 特に東北地方~北海道に多く、北海道での大量のウグイの産卵シーンは
 テレビでも取り上げられるほどです。
 婚姻色が出ると、体のラインがはっきりして、おなかが真っ赤に染まります。
 そのためアカハラと呼ばれ、地元の人から親しまれている北の雑魚です。
 初夏には婚姻色を出したウグイが川を赤く染めます。
 「猫またぎ」といわれるほど美味しくないらしいですが、果たして!?


以上です。
「雑魚」をテーマとして集めてみました。

蛇足ながら辞書を引く

ざこ 1 【《雑魚》/▽雑▼喉】
(1)いろいろな種類の入りまじった小魚。じゃこ。
(2)小さいさかな。小魚。じゃこ。
(3)あまり大した人物でない人。小物(こもの)。
――の魚(とと)交(ま)じり
大物の中に小物がまじっていること。蝦(えび)の鯛(たい)交じり。

三省堂提供「大辞林 第二版」


まあ、つまりあれだ。
「大した事ないもの」という意味だ。

確かにこの子たちは、それぞれの地方へいって街中の川を橋の上から覗けば
それこそ沢山泳いでいるのが見れるんじゃないでしょうか。
地元の人には、それこそあたりまえのようにいる魚たち。

でも、彼らはそれぞれとてもとても色々な魅力を持っています。
砂利をほじって餌を探す姿がこっけいなコイやフナ。
渋いラインで見るものを釘漬けにするモツゴやモロコ。
婚姻色が醒めるほど鮮やかなオイカワやウグイ。

ただそこにいつもいる、もはや注視することもないような魚たち。
でも、それらをよく見てみると、輝く何かが必ずあります。
魚に限ったことではない、犬や猫、昆虫、そして人間。

値段の高い熱帯魚が凄い、大きい魚が凄い、血統の良い金魚が凄い……
確かにそれらは分かりやすく凄いと思う。
巨大なレッドテールキャットはどうしても見入ってしまう。
70万という値札のついた巨大なブラックピラニアは唖然としてしまった。
品評会の金魚みたいなのはうちには不似合いだ。

ただね。
分かりづらいけど、上の条件を満たしていない子たちだって
いいところは沢山あるのです。


近すぎて見えなくなっているものはありませんか?
最近感じなくなった衝撃はありませんか?
最初から第一印象で全てを決め付けていませんか?

今一度、自分の足元を良く見てみてください。
ダイヤモンドにも勝る輝きが、そこにあるかもしれませんよ。

後半

2006-09-12 12:59:34 | おさかな
琵琶湖釣りは無しになりそうな台風の動きです。
いくら私が雨男だからって、台風までひきつけるのはちょっと……

後半ですっ

さて、8/27は北浦まで遠征っ
入り口の幅が車一台分しかないという小さな橋を超えて北浦へやってきました。

実は茨城に住んでいながら北浦での釣りは初めてな私、
特にどこが釣れるなどの情報はわかりません。


とりあえず車でぶらぶらとし、
ほかの釣り人の車が何台か停まっている場所へやってきました。


北浦……水の汚さは霞ヶ浦より若干マシな感じがしますが
汚いは汚いという印象です。
とりあえず今日の狙いはタナゴ。
北浦では、ゼニタナゴ・アカヒレタビラ・シロヒレタビラ・タナゴ
バラタナゴ・タイリクバラタナゴ・カネヒラ・オオタナゴが釣れるとのこと。
在来種は移入種の名前も連なっていますが、
霞ヶ浦と並んで一大タナゴ天国のようです。

とりあえず周りを見渡すと、何かいそうな雰囲気の用水路が!!!


ヨシが生え、水の流れが滞る場所では浮き草で水面が埋まっているこの用水路、
早速仕掛けを投入っ

待つこと5分。

ウキがぴくぴく動きます。どうやら何かが興味シンシンにつついている様子。
モツゴの可能性が高いな……と思っていたのですが、ウキが沈んだので釣り上げ。

かかっていたのは10cm程度のコイ。
おそらく今年産まれたコイでしょう、ウロコの揃った可愛い姿。

どうやらこの用水路はコイの溜まり場のようです。
それから何匹も何匹もコイが釣れていきます……しかしコイは既に家にいます、残念ながら持ち帰るべき魚ではありません。


気分転換に北浦のほうで釣りをしてみることに。
草陰に小物竿で赤虫を放り込んだ後、投げ用のロッドを用意して、ミミズを装着。
北浦に向かって思いっきり投げました。

その準備をしている間に小物竿の方のウキが沈んでいたのでロッドの方を地面に置いて小物竿をあげる。
釣れたのは小さなモツゴ。針を外してリリースしようとしたとき……


ががががががが!!


地面に置いてあるロッドが物凄い音を立てて引きずられる!
小物竿を放り出し慌ててロッドを捕まえる俺!!

ロッドを構えると、かなりの引き!「なんだこれは!?」
少なくともバスやギル、チャネル辺りの外来魚連中とは違う強さ。

しかし下手に無理矢理リールを巻いてもテグスが切れるだけ……
緩めて、引いて、緩めて……と、釣り人のようなやり取りを魚と交わします。

徐々に巻かれるリールに高鳴る期待……
釣り上げてみると!!




……これは、なんだ?

サイズは30センチ弱。
コイ科の魚であることは間違いありません。
でも、コイにしては体が細長い。

口をみるとヒゲが生えています、ほんとうにコイのよう。
しかし微妙にコイとは違う……顔が不細工。

どうやらニゴイのようです。
釣ったのは初めて。こんなに引きが強い魚とは思いませんでした。

興味はあったのですが、いかんせんかなりのサイズ。
水槽に入れるには厳しいところ。

結局逃がしてしまいました。


それから先は、ブルーギルやフナなど珍しくない当たり。
小物竿では、モツゴとヨシノボリがガンガン掛かりました。
モツゴよりヨシノボリが多いくらいです。


結局タナゴは一匹も釣れず……


帰り際に地元の人に聞いた「タナゴが釣れるポイント」に行ってみると
朝からずっと釣っているというおじさんに話を聞くことが出来ました。
そこは岸壁の直ぐ下が岩礁になっていて、そういう場所にカネヒラが多くいるんだそうです。
その人は朝から釣って、今日はカネヒラ一匹。
他に東京から来たおにーさん達が居たそうですが釣れずに帰ってしまったとか。

カネヒラを見せてもらいましたが、普通のタナゴと全然違って
妙に存在感があるタナゴでした。
厚いというか、デカいといいますか……「立派」でした。

いつか釣り上げて、写真と共にその魅力をご紹介できたらいいな。



そして翌日、霞ヶ浦。 in 8/28


今日は午後から埼玉に戻るので午前中だけの釣りでした。
タナゴ狙いということで早朝からチャレンジ!


釣りポイントには綺麗なハスの花が咲いていました。
つぼみが多かったので、一週間後であれば満開で素晴らしい光景だったでしょう。
ここは見てのとおり、小魚達が隠れる場所としても適しており
ノンビリ釣りをするには良い場所です。

とりあえず竿を入れてみると、さっそくウキが動きます。
モツゴモツゴモツゴ……

棚を少し動かすと
エビエビエビ……エビ釣ったの初めてですが、面白い反応しますね
抵抗らしい抵抗もしないモツゴよりも、必死で身体をバタつかせるエビのほうが
かなり面白い手ごたえです。


しかし……タナゴは来ない。
まだ時期が早いのかなぁ……

ぼーっと竿を垂らしていると、妙に強い引きが!
慌てて釣り上げてみると……


これ……なに???

ニゴイではなさそうです。
アオウオ??? アオウオにしては口が上向きな気がします。
ワタカ・……かな? かなり似てると思います。
少なくとも、タナゴ用の仕掛けに食いついてくるなんて貪欲もいいところです。


さらにノンビリ釣っていると、人懐っこい白鳥が寄ってきました。
寄ってくるんですね……折角の白い羽毛が霞ヶ浦の汚れで染まっているのが悲しいです。
手元にあったパンをあげると美味しそうについばんでました、可愛い。


でも

お前が来ると魚が逃げるんだよ……(涙

結局、釣れたタナゴは二種類でした。
タイリクバラタナゴとオオタナゴ。写真はオオタナゴです。

持って帰っては来たものの……両方とも在来種なんですよね、ははは……はぁorz



そんでもっておまけ~

休日に、ちょっと気が向いて家の近くにある黒目川という川へ行きました。
ここは荒川の支流であり、水が澄みアユがコケを食む姿をノンビリ見ることが出来ます。

ウキゴリやモツゴ、アブラハヤ、コイ、ナマズなどが多いそうです。
場所によってはオイカワやウグイなども。
時々20cmくらいのボラが華麗に泳いでたりします。
先日ガサったところ、モツゴを中心にハゼ類が何種類か捕れました。

さて、今日は小物釣り。
温水プールの排水口の部分が淀んでいて、その中に小魚から大きなコイまで
餌を食べに来ているのを知っています。
そこに赤虫をつけた小物針を投入するとさっそくHIT!

釣り上げてみると…… !? こ、これはっ

※カメラを持ってきていなかったので魚を持ち帰って撮影。

ボラ……かっ!
どうやら、ボラの子供のようです。
子供でも姿は大人のボラと変わりなし。川の魚では見られない体のつくりをしています。
イメージとしては、羽の無いトビウオ……かな。
海の魚です、海の魚。東京湾のコンクリート岸壁のところで
アップアップしていたり、
都内の河川に大量に出没してニュースになったりする魚です。

ボラは出世魚で成長すると名前が変わっていきます。
地方地方で名前が違うので代表的なものでいいますと
ハク→オボコ→イナ→ボラ→トド となります。

日本に昔から居る、人とかかわりの深い魚で
オボコ娘・イナセ・とどのつまり などの言葉の元になっております。

このサイズだと、ハク と言えばいいのでしょうか。
わかりやすくボラでいいでしょう。


さて、このボラ。
ガンガン釣れます。

小魚が群れているのはわかっていましたが、まさかボラとは思わず……
仕掛けを入れるたびに、ボラ。
仕掛けを入れるたびに、ボラ。
私の影に驚いて川へ逃げるボラの群れ。
少しして戻ってくるボラの群れ。
ボラ、ボラ、ボラ、ボラ、ボラ、モツゴ、ボラ、ボラボラボラボラ……

※注:画像はイメージです

ボラ爆釣でした。


しかしこのボラ、随分と元気がいい。
ビニールバケツに入れると、飛ぶ飛ぶ飛ぶ。バケツのフタにガンガン頭をぶつけます。
迂闊に別の魚を入れようとしてふたを開けるとその瞬間に飛び出します。
とりあえず数匹を写真撮影のため家に持ち帰りましたが
バケツの中だろうと水槽の中だろうとガンガン飛びます。

水槽に入れるためにバケツを開ける→飛ぶ
飛んだのを水槽に入れてフタ→バケツを開ける→バケツの中から飛ぶ→
水槽に入れるために水槽のフタをあける→飛……

しかもこのジャンプが綺麗なこと綺麗なこと。
コイなんかも力強いジャンプを見せてくれますが、こいつはスマートです
水を切るように加速して、まるで高飛びの選手のように
見とれてしまうほど綺麗なジャンプを見せてくれます。

……ちょっと飼おうかと思っていたのですが
この荒っぽさでは無理と判断して逃がしてきました。




と、いう感じで夏休みを過ごしてきましたー
紹介した魚の殆どが移入種や外来種であるのが何ともかんとも。
しかし、釣りといっても魚を釣るだけが釣りじゃなく
ノンビリとすごすということが一番大切だと思いますよ。

夏休み釣り報告 前半

2006-09-12 02:33:22 | おさかな
近畿遠征の日程の天気予報を見ると
ばっちり雨で泣きたくなっているうみへびです、こんばんは。

先日、何か食べ物にあたったらしくて、未だに腹痛&下痢と
慢性的な嘔吐感に悩まされている日々が続いております。


さて、そんな愚痴はともかくとして
夏休み、私はあちこちで釣りをしてきました。

先日も軽く書きましたが、今日はもう少し細かく書いていこうと思います。
ただし、あまり写真を撮っていないため、
画像を共にご紹介できないのが申し訳ないのですが……


まずは福島! in 8/20
天気予報は一日曇り! 降水確率20パーでばっちり雨が降りました!


友達の家の隣の川で、釣り糸を垂れてみました。
実は釣り糸を垂らすのは初めてだったりします。
ここではコイやギバチ、ウグイが主に生息しているのが今までのガサなどでわかっています。
もう少し下流に行くと水門があり、そこまでアユがのぼって来ていますね。
そこからはアユとオイカワとウグイ。それにドジョウなどを見ることが出来ます。
アメリカザリガニが大量にいるというのも印象的です。

さかのぼって行くと大きな堤があるのですが、
地元の人にお話を伺うと、20年くらい前からブラックバスが繁殖しだし
小魚やエビは全然いないんだそうだ。
なのでそちらはパス。別に大物を狙っているわけではないですから。

さてこの川。
GWでは相当量の水でしたが、夏になったのでかなり水が減っています。
その分、水底まであっさりと見え、魚の姿が見えてしまいます。
ただし一箇所だけ、深みになっており水もにごっている場所があります。
ここは歩いていると、大きなコイが木陰で休んでいる姿を見ることができ
ご近所のおじいさま達が時々大物のコイを釣り上げて話題になるそうです。

川の隣が畑のため、畑で農作業をしているおばあちゃんとノンビリ話をしながら釣り開始。

道具は安竿に、100円ショップで買った2本針がついている仕掛け。
海釣り用でしたが詳しいことは覚えてない(いい加減


この深み。長さ的には10メートルくらい続いているのですが、その殆どが
川にせり出した樹のせいで釣りができません。
かろうじて、最後の3メートルの部分だけ竿を入れることが出来ます。
それより下流になると、大分浅くなって逃げる小魚の姿が見えてしまいます。

とりあえず針にミミズを付け、重りも浮きも付けずに投入。
流れは結構速い。

流される糸……

移動する糸


糸、止まる。


引いてみると、何かが掛かっている手ごたえ。
どうやら20cmほどの魚が掛かっている様子。

釣り上げてみると、ウグイ。


残念ながら婚姻色がでているわけではありませんが、幸先良いスタート、と思いきや……


ミミズを入れるたびにガンガン魚が掛かります。
時には、餌が着水する前に飛び跳ねた魚が餌を咥えることも!

釣れたのは10~30cmのウグイとコイ。それ以外は全く来ませんが
それだけは本当にガンガン来ます。

浮きが無いので、流される釣り糸の様子でアタリがあったか判断しているのですが
たった3Mの長さの深みに餌を流すだけで、5割以上の確率でHITします。


ただー……


ここ、写真からでは見づらいですが、実はコンクリート護岸の上です。
しかも直角ではなく、びみょ~~~に傾斜になっている護岸でして高さは4メートルほど
従って、釣り上げる際に魚が落ちてしまったり、仕掛けが切れてしまうことが多々……
特に針は、あまり大きい魚を狙ってはおらず小型のものを使っているため
ガンガン外れてしまいます。

一度など、50cmはあろうかという大物コイに竿の根元から仕掛けを全部持っていかれたり……
大物って、凄いね(汗

でも、釣果自体はかなりのものでした。
農作業中のおばあちゃんに見せつつ、楽しいひと時を過ごしました。
ここの魚はスレてなくて釣りやすい。
一回だけ2本付いた針両方にHITして、バトルをしてみたり。

この画像の中央部分に、二匹の魚が見えると思います。
これが私が格闘しているときの様子です。

しっかし、釣れた魚の殆どが水槽に入れるには大きすぎるサイズ。
今度は赤虫で小魚狙いしてみたいと思います。


海ではサバがもう来ています。

見てください、この生きた状態のとても綺麗な姿を!
尻尾とか見事にゴールドです! でもこれは飼えないというか胃袋いk(げふげふっ


そういえば、ガサってほどでもないのですが、
軽くタモ網で川のほとりを掬ってみたところ、
メダカよりも小さい状態のウグイと思われる稚魚が何匹か採れました。
とりあえず福島県の規則で6センチ以下のウグイは採取してはいけないので
逃がしてしまいましたが……大きくなったら釣ってやるっ!



そして翌日、霞ヶ浦。 in 8/21
福島から茨城の真ん中まで帰って翌日また出かけるとは元気な俺ですね。
昨日とは打って変わって快晴どっぱれあっぱれ。

出入りしているサイトの管理人さんが、霞ヶ浦でチャネルキャットという
アメリカのナマズが釣れるというので釣れる場所を調べて来いと仰ったので来てみました。
実は私も管理人さんに言われるまで、そんなものが釣れるとは知りませんでした。
どうやら、私が埼玉に引っ越した後くらいから一気に増え始めたそうです。

霞ヶ浦水族館の資料によると、1970年代くらいからちらほら見かけたとか??


とまあ、そういうわけで来てみました。
春に釣った場所では一度もチャネルキャットは釣れなかったので今回は場所を変えてみました。
環境は大きく違うので、上手くすれば釣れるかな? と。
場所は一応管理人さんとの約束で一応ナイショです。
釣り人に聞くと、釣りやすさは兎も角、霞ヶ浦全域で釣れるそーですが。


ミミズをつけて早速ブン投げ。今日はあたりまえですがウキ使ってます。
仕掛けを入れて待つこと10分ほど……ウキに反応が!


ナマズ・キー(゜∀゜)ター!!

さっそく目的の魚をゲットです! 捕まえてみると痛い……
どうやら、あちこちのヒレにトゲがあるようです。刺さると結構痛みが残ります。
特に胸鰭は、何故かヒレとトゲの間にノコギリのようなギザギザがあり
タモにいれるとそれが引っかかって大変なことにっ!!


正面から見ると、なかなか愛嬌のある顔をしております。

ちなみにこのチャネルキャット。外来生物規制法に引っかかる生き物で
飼育とか禁止されています。一応書いておきます。一応。


釣りの続きをすると、このキャットがガンガンやってきます。
昨日ほどではないですが、10分位に一度はアタリがある感じです。

キャットだけでなくこんな感じにフナもやってきます。

これはいわゆるヘラブナでしょうか、ゲンゴロウブナですかね。
フナはぱっと見じゃわかりづらいのが何とも。

午後から3時間ほど釣り糸を垂れましたが、結構な数のキャットが釣れました。
どうやらここはかなり良いポイントなようです。
しかしこの霞ヶ浦、相変わらず最初に釣れる魚が外来魚なのが悲しいところ。

私が子供の頃は、ガンガンブルーギルが釣れたものです。
そのもっと前になると、ブラックバスが釣れていた。

ブラックバスが入ってきて勢力を伸ばし
ブルーギルが入ってきて、バスの勢いが減りギルが勢力を伸ばし
キャットが繁殖しだして、ギルの勢いが落ちていった……
今の霞ヶ浦は、こんな感じで外来魚の熾烈な戦いが繰り広げられているようです。


今の霞ヶ浦を象徴する釣果です。

ブルーギルとチャネルキャットのダブルヒット……orz


と、まあ……
日淡好きの私としてはあまり良い釣果ではなかったは無かったですが
チャネルキャットを釣り上げるという目的は果たせましたし良かったです。

それと、何より今日の釣りは天気が良かったので楽しめました
天気が良いと、ノンビリ空を見上げていることが出来ます。

わずらわしいことを全部考えず、ぼーーーっと空を見上げて
雲の変化を見ているのは、とてもとても落ち着けて……

そんな年寄りのような私です。
湖や海の周辺は何も無くて空が広いので、結構見ごたえがあります。
これも、釣りの楽しみのひとつですね。











次回予告っ!!

目的のチャネルキャットは釣り上げた!
次は家に持ち帰るための小魚を釣るのだ!!

夏休み後半の戦い!
初めての北浦釣りで果たして何か釣ることが出来るのか!?
霞ヶ浦でのタナゴ釣り、僅かに早い時期の釣果は果たして……?
戻ってきてからの埼玉県黒目川! 部屋の近くの川で釣れる魚は一体何か!?

ボウズってことだけは無いので、適当にご期待ください!!

何が……?

2006-08-29 00:43:55 | おさかな
帰宅したら、お気に入りの小魚水槽で地獄が広がっていた……

何が起こったのかわからないが、半数が落ちてしまっていた。
この水槽にしかいないオイカワ、育ちかけのヨシノボリ・ウグイ、丈夫なモツゴまで……

生き残っていたのはモツゴとギンブナ、ヒメダカだ。
一体……何が……


とりあえず明日再セットアップだ……
モツゴも殆ど逃がしちゃったし、こりゃ水槽ひとつ空くかな……

夏休み中間報告

2006-08-23 22:52:48 | おさかな
木曜日と金曜日は忙しい日なので休みを取らず出社をする
会社思いのうみへびです。

……もちろん、それは建前で
本当は魚達の世話があるので、長期休暇をまとめて取りたくなかっただけです。


夏休み前半は、釣りと水族館三昧でした。

アクアマリンふくしまの年間パスポートを買って
ギバチ様ひゃっほう! とか言ってみたり。

葛西臨海水族園で、巨大なマグロに見入ってみたり。

霞ヶ浦水族館で、新顔達をドキドキしながらみてみたり。

友達の家の隣の川で入れ食いポイントを見つけて
50cmくらいのコイに仕掛けごと全部持っていかれてみたり

霞ヶ浦でアメリカから来たナマズ、チャンネルキャットを釣り上げてみたり。


……そんな感じで魚三昧な日々でした。


今回は釣りがメインだったため、新顔はチャンネルキャットだけですね。
またナマズが増えた……好きだな、私も(苦笑


では、色々な話は後日詳しくっ!





ああ、あたりまえ過ぎて主張しておくのも馬鹿馬鹿しいのですが、
一番の目的である、母の墓参りはきちんとしてまいりましたよ。
何の為に私が実家に戻るのか理解できてない人が居ましたので一応。

うみーいんざさまー!

2006-08-19 02:25:34 | おさかな
夏休み! 夏休みでござい!
遂に私にも5年ぶりの夏休みがやってきました!

HAHAHA!
パンピーの俺が羨ましいかテメーラっ!


……なんてハイテンションなのは嘘なのですが
それでも嬉しいのは紛れも無い事実です。


休み中は実家に戻ろうと思います。
殆どが魚関連になりますけどね。


さてさてはてさて
部屋のほうですが、水槽を置く棚を新しくひとつ買いました。


よく売っているステンレスのラックなのですが
小さなケースを積み重ねるのにはなかなか都合がいいものです。
これでだいぶ部屋が片付きましたね。


ラックの一番下には、今までトリートメントなどで使っていた水槽を
ナマズの為に使いました。
脱走防止の為に金網を何とか加工してフタにしています。

今までは砂利があったので、与えたミミズが砂利の中に潜るという
なかなか困った状態でしたが
ベアタンクにしましたので管理も楽になったと思います。


あとは、最上段に新しい水槽を設置しました。

20cmのキューブガラス水槽で、近所で捕まえてきたメダカと
2センチ程度のドジョウの子供。
買って来た金魚の子供を入れています。(種類はわからんのですが……)
なんとも夏らしい素敵な水槽です。

ところで、ドジョウの子供というのは成長したドジョウのように
身体が灰色ではないのかな?
茶色で斑紋のようなものが見えます。シマドジョウ系にも見えますが
ドジョウが子供の頃はこんな感じの斑紋が出ているとも聞きます。

……ま、育ちゃわかるか。



その他の水槽としては
モツゴを今回大幅に採取場所に開放します。
その代わり別の魚達を捕まえて来る予定です。……とれるといいなあ。

モクズガニ……可愛い

2006-08-10 03:01:02 | おさかな
眠いので手短になりますが……

先日、とある事情にて近くの川に生息する生物のうち
四種類を無理言って頂いてくることに成功しました。

現在トリートメント中なのですが
(といっても、まだ薬浴させず休ませているだけ。ナマズは薬浴怖いですし)
先行公開という形で写真だけ載せてみます。



左奥:コイ
手前:ナマズ
右奥:アブラハヤ

という魚です。
それぞれ10~15センチ程度のサイズであり、飼育には適したサイズといえます。


そして……
かつて一度だけ捕まえたが逃げられ、それから見る度に憧れた生物が居ました。

その名もモクズガニ!
最大足を広げて最大30センチほどのサイズのカニで、数少ない淡水に住むカニです。
うちへ来たのは、足を広げて20cm程度のまだまだ成長しそうなサイズの子です。

その手には藻のような毛が生えて(藻屑蟹と書きます)おり、
食しても良しというナイスなカニです。


そのサイズはもはやサワガニなどと比較するほどでもなく
とにかく立派!
普段は石のようにじっとしておりますが、正面から見ると愛嬌があって可愛い。

カニの仲間なので、もちろんバッチリ脱走します。
サイズが大きいのと、意外と器用なため、器具に捕まったりして
かなりの高さまで上ることが出来ますフタは必須ですし、フタに重しも必要です。

現在、小型の仮水槽にいれていますが既に暴れん坊の風格は出しております。
セットした流水器の上に乗って水槽の縁に手を掛けたり
何とか脱走しようと足を伸ばしてどこかに引っかからないか調べてたりしています。

コイとアブラハヤは今週末から薬浴を開始。
ナマズとモクズガニは今週末に専用容器(多分脱走防止用に飼育プラケース)に
格納していきたいと思います。