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私が働くカヤンベコカ国立公園は赤道直下にあります。
本日はカヤンベ火山（5790ｍ）の少し南に位置する「赤道上での最高地点4740m」へ、仕事で調査登山にいってきました。
カヤンベ市役所の企画で赤道最高ポイントへの登山ルートに新たに案内表示板を設置することになり、本日はその場所選定の仕事です。
カヤンベ小屋で出発前の打ち合わせ、総勢10名のチーム。
さっそく出発し、氷河下部をトラバースしたのち、カールの底を目指して急な下りへ。
粘土質でスリップ多発地帯ではロープを張りました。
カールの底に降り立つと、圧巻の風景。
上部にはアンデス鹿が。
氷河からの川を何本も渡り、カール上部へと登り上げます。
標高4740mのVértice（ベルティセ；頂点の意味）に到着しました。
地球を廻る赤道での最高地点です。
登頂させていただいた山への祈りをささげる儀式。
下りはちょっと違う道を開拓。チームのみなさんとどのルートが良いか、どこに案内板を設置するか検討しながらの下山。
この急な粘土坂にはフィックスロープが必要とメンバーの意見が一致。
市役所とカヤンベコカ国立公園との共同調査は無事に終了。
今日の調査をうけて、さっそく作業に入るとのことです。
本日は大変貴重な体験。みなさまありがとうございました。
