お馴染みの昭和の家の代表サザエさんの「磯野家」です
昭和の家のだんらん風景、家族は大家族が多く食卓を囲むのは当たり前でした
両親が忙しく仕事をしていても、おじいちゃんおばあちゃんが孫の様子を見ている
お父さんは怖く、そして一番エライ!と思っていたしそう教えられましたよねぇ

これが磯野家の間取りです
部屋の間仕切りは、障子・襖、プライベートなんてあったもんじゃない
でも家族の気配は感じられたんですよねぇ
その「家」で育った親たちは自分で叶わなかった子供部屋を与えたい
今の10代20代のお子さんはキッチリとした壁に囲まれた個室で育ったと思います
でも階段は殆どが玄関、廊下にあったので「いつ帰ったんだろう?遊びにきている子達の顔もわからない」
これが昭和である「磯野家」から「平成の時代」に建てられた家です(我が家も同じです)
今家族のコミュニケーションが問われています
昭和の時代の家族、それを見直すような家を求めている方が多いように思います
さすがにあの時代の障子・襖で間仕切ることはできない・・でも子供の気配を感じるにはどうしたらいいか?
リビングに階段があり、リビングを通らないと2階の子供部屋に行かれない
そのリビングに吹抜けがあったら?2階の気配を感じられるんですよ
吹抜けは寒い!とんでもないです!今は気密がとれており、寒さを感じることはないのです
逆に階段だけリビングにあったら、冷気がサッーと下りてきて暖気は階段から上がってしまう
吹抜けは空気を大きく動かしてくれるため、家中を一定の温度にしてくれます
今回、川崎で惨い事件がありました・・・
親であったら、被害者はもちろん加害者になったら?と大変不安になられたと思います
子供を見守る家、家族のコミュニケーションがとれる家、皆さんと考えながらご提案したいと思います
そろそろ完成する「ママプロジェクトの家」は5人のママさんと、家族、子育てを考えた家です
ぜひ参考にしてみてください