ナミアゲハ

今、タイトルバックに使っている写真。
何人かの人にどのようにして撮ったかと聞かれました。

「それはそれは息を殺してずーっと何時間も、
アゲハが来るのを待ってたんです。
そうしたら神の思し召しか、
目の前にフラーッとアゲハが飛んできて、とまったのです。
ここぞとばかりにマクロモードでシャッターをきりました」

などというのはまず普通の答え。

本当はね、
「美術部の長女が夏休みの宿題で紙粘土で、
昆虫を作ったのです。
その一つがこのアゲハチョウで、
あまりの出来栄えについシャッターをきってしまいました」

はたまた
「弱ったアゲハチョウがヨタヨタと飛んでいました。
ちょうどベランダで洗濯物を干していたときに、
目の前にとまったので、急いでカメラを持ってきて接写しました」


いやいや
「虫好きの次女がミカンの木にアゲハの幼虫を見つけました。
ずっと餌をやり蛹になって、羽化したチョウは最初は、
なかなか飛べません。
ベランダで離してやるとすぐ傍で一休み。
そこで接写しました。

この中に一つだけ真実があります。
さて一体どれでしょう？

トリミングしていない写真をつけておきます。



推理してみてください。