最近、よく仕事帰りに古本屋に行く。
古本屋といっても梅田のかっぱ横丁にあるようなイメージとは全く違って、
大きなフロアにわりかしきれいな本が、並んで普通の本屋と変わらない。
思ったとおりの本があるわけではなく、ちょっと前に売れた本が、
特値で売られているのが魅力だ。
安いのでついついこれはと思った本は買ってしまう。
今日も新書を4冊ほど買ってしまった。
先日来、かわぐちかいじ氏の漫画にはまっているのだが、
良平さんに薦められた「イーグル」というのが置いてあったので買ってしまった。
ただし7巻がなくて、6巻を読んだ時点で止まっている。
多聞にもれず大変面白くて次を読みたいのだが、生殺しの状態である。
小学生の頃、近所に貸本屋というのがあった。
小さな店の中に、漫画が所狭しと並んでいて、一冊一日30円くらいで貸してくれた。
かびのすえた臭いがして、髪をひっつめにした年老いたおばさんが店番していた。
当時、「ドカベン」や「キャプテン」、「ブラックジャック」など
流行していたたくさんの漫画をここで借りて読んだ。
1~2冊借りては次の巻が読みたくて、毎日通ったものだ。
しかし、誰かが借りていて意中のものがなかったりすると、
あきらめて帰るか、他の漫画を借りてお茶をにごすかしなければならなかった。
何日か後に、読みたい巻が戻ってきたら、その巻が後光がさすように見えた。
今、古本屋に通ってそんな懐かしさが突然蘇ってきた。
貸本屋と違って、待っていても「イーグル」の7巻は、棚に並びそうにないので、
新品を買おうかなと思っている。
でもどこか貸本屋の感覚で、ついつい古本屋をのぞいてしまう今日この頃である。
古本屋といっても梅田のかっぱ横丁にあるようなイメージとは全く違って、
大きなフロアにわりかしきれいな本が、並んで普通の本屋と変わらない。
思ったとおりの本があるわけではなく、ちょっと前に売れた本が、
特値で売られているのが魅力だ。
安いのでついついこれはと思った本は買ってしまう。
今日も新書を4冊ほど買ってしまった。
先日来、かわぐちかいじ氏の漫画にはまっているのだが、
良平さんに薦められた「イーグル」というのが置いてあったので買ってしまった。
ただし7巻がなくて、6巻を読んだ時点で止まっている。
多聞にもれず大変面白くて次を読みたいのだが、生殺しの状態である。
小学生の頃、近所に貸本屋というのがあった。
小さな店の中に、漫画が所狭しと並んでいて、一冊一日30円くらいで貸してくれた。
かびのすえた臭いがして、髪をひっつめにした年老いたおばさんが店番していた。
当時、「ドカベン」や「キャプテン」、「ブラックジャック」など
流行していたたくさんの漫画をここで借りて読んだ。
1~2冊借りては次の巻が読みたくて、毎日通ったものだ。
しかし、誰かが借りていて意中のものがなかったりすると、
あきらめて帰るか、他の漫画を借りてお茶をにごすかしなければならなかった。
何日か後に、読みたい巻が戻ってきたら、その巻が後光がさすように見えた。
今、古本屋に通ってそんな懐かしさが突然蘇ってきた。
貸本屋と違って、待っていても「イーグル」の7巻は、棚に並びそうにないので、
新品を買おうかなと思っている。
でもどこか貸本屋の感覚で、ついつい古本屋をのぞいてしまう今日この頃である。
「金魚屋古書店」という漫画が好きです。
昔は貸本用の出版・流通経路があったんですね。
水木しげるや手塚治虫も
貸本漫画家からのスタートだったらしい。
「金魚屋古書店」みたいな店があったら
絶対に毎日通うだろうなあ・・・。
私が知る限り貸本屋というのは、
そこだけでした。
あれって合法だったのでしょうか。
卒業してしまったのか、
それとも読みつくしてしまったのか、
いつの間にか足が遠のいて、
そのうち店もなくなってしまいました。
間違いなく私の幼少の精神的発達に、
多大な影響を及ぼした貸本屋でした。
今となれば夢幻のごとくかな・・・
「金魚屋古書店」、古書店で探してみます。