Fun Run

今日は芦屋国際ファンランという草マラソンに出場した。
マラソンといっても10キロのコース。

先日出ようと思っていた甲子園浜のマラソン大会が降雪のため出られなかった。
高校の時、耐寒マラソンで15キロを走ったのを除いて、
私にとっては初体験のマラソンレースである。

今日は朝から良い天気。
9時に自転車で家を出発して芦屋浜へ。
レースの会場はものすごい人。
花見がてらゴザをひいて応援する人も多し。

受付でゼッケンとRCチップをもらう。
RCチップというのは靴ひもにくくりつけて、
スタートとフィニッシュのゲートをくぐるとき記録されるというもの。
記録は後日送られてくるそうだ。





アナウンスによると私の出場する10キロは、
なんと2400人のエントリーがあったそうだ。
他にハーフ、5キロ、3キロファミリーなどの種目もあるので、
一体何人の人が参加しているのか?

時間をずらして種目別に出発。
中には仮装して走る人も・・・



私の出走時刻は11時10分。
スタートゲートにゼッケンナンバーごとの枠に並び、
スタートのピストルを待つ。
10秒前・・・
緊張してきた。
よーいスタート!
最初は歩く程度でしか進めない。



公園を出て公道に入る頃から徐々にペースが出てきた。
おっ、なかなかいい調子。いけるやん!
前の人を抜いたりなんかして。

普段走りなれている、5キロまではよかった。
その後は息が乱れてくる。
吸い込んだ拍子に虫が口に入って飲み込んでしまった。
オエーッ。
でもなんとか気を取り直して・・・

7.5キロ通過。
足が上がらなくなってきた。
後ろから追い抜かれる。
ペースメーカーにしていた前のランナーも、
いつの間にかずっと前に。

なんでこんな苦しいことをしているんだろう・・・
やめようかという気持ちが浮かんでくる。

「よく沿道のみなさんの声援に助けられました」と
マラソン後のインタビューで答えるプロランナー達。
本当にその通りで、見知らぬ人の「頑張れ!」「もうちょっと!」という言葉に、
とっても助けられた。

9キロ地点でもうほとんど力は残っていなかったが、
最後は惰性でなんとかゴールイン!
手元の時計で55分53秒。

ゴールした途端倒れはしなかったが、もうふらふら。
給水をもらいゴクゴク飲む。
やったー走れた。
達成感と嬉しさがこみ上げてくる。

自転車のあるところまでなんとか歩いていき、
ここでやっと腰を下ろす。
汗だくだけど、気持ちいい。



しばらく休憩しているとまだ続々とゴールする人が・・・

今回走って思ったが普段自転車で鍛えているとはいえ、
やっぱり走るのとは筋肉が違う。
特に7.5キロから抜くというペース配分がなっていない。
今後(また出る積り?)に課題が出来た。
でもフルどころかハーフも今の体力では厳しいなぁというのを実感。
トレーニングを積めば何とかなるのだろうか?


体力が回復するのを待って自転車にまたがってみる。
走るのと違ってスイーッと動くのが快い。
だが家にたどり着くまでのヒルクライムがことのほか、
きつかったと蛇足ながら付け加えておく。