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神戸市で占いをしている りょうです。
昨年の10月17日、愛して止まない存在が他界しました。
ゴールデンレトリバーのリョウです。
いつかブログにもアップしたかもしれませんが
13年間人生を共に生きてくれた大事な大事な
パートナーです。
直接的な死因は白血病でしたが、老衰といっても
いいかもしれません。
(なんせ、歳が明けたら14歳になるはずでしたから)
亡くなる1日前まで元気に走り回ってボールを
追いかけてたので寝たきりになったのは1日ほどでした。
獣医さんも「この状態で元気にしてるのは考えられない」
と診察のたびに驚いていました。
それくらい元気だったのですが、やはり「死」は必ず
訪れるものなんですね。
昨日まで元気だったのに・・・・
家族はそう言って肩を落としていました。
いつか機会があれば、リョウとの思い出や彼女から
もらったたくさんの幸せについて書けたらいいなと
思いますが、今日は命・魂について書いてみたいと思います。
あれば必然だったと確信しているのですが、その日は
私がリョウを病院へ連れて行き点滴治療をしてもらいました。
前日から徹夜で看病してくれた親と交代したのです。
一目見て
「死ぬなら今日やな」
と思いました。
死に近づいている生き物の表情って独特です。
そして、彼女が生きて外出したのはそれが最後となりました。
帰宅して3時間後、私と父とに見守られて亡くなったのです。
母や姉は「どうして、待たずに逝ってしまったの!!」と
号泣していました。
ちょうど二人が居ない隙を狙ったように息を引き取ったからです。
死が如実に近づいてきた瞬間、私は一人で彼女の様子を
看ていましたが、命が体という器を離れそうになったり
引っ込んだり、また離れそうになったり引っ込んだり
する不思議な光景を眺めていました。
私の口から出る言葉は旅立とうとしている彼女が不安に
ならないように励ますものばかりでした。
何かを考えて言っていたわけではなく、魂というものが
あるなら、それが共鳴した結果だと思います。
父親を呼んで1分経たないうちに息を引き取りました。
姉や母には
「どうやって死んだって分かったの?」
そう聞かれましたが分かるんですよ。
「あ。たった今、命が抜けた。この子が亡骸になった。」
そうハッキリと分かるんです。
今まで永年命というものを入れていた器である体が
はっきりとただのモノになるのです。
命って、それくらい生に満ちているんです。
だから、それが無くなったら単なる「物質」のように
なってしまうのです。
命が留まっている状態から抜ける瞬間、そして
抜けた後では、全く別物なんですよ。
その過程をリアルに見たとき、命の重みや
命の生々しさ、そして魂の存在を強く実感しました。
彼女の命は確かに絶えてしまったけど、
命の器である体が朽ちただけなんだ。
彼女の存在は器から離れてしまったけど魂となって
ちゃんと存在している。
だから、必ずまた会える。
絶対にまた会える。
亡骸になった彼女をみたとき、瞬時にそう思いました。
だから悲しくなかったんです。
彼女の命が器である体を出入りしようとしていたとき
魂の旅立ちを励ます言葉が自然に出ていたのはきっと
無意識に再会を確信していたから。
朽ちようとする体に命を押し留める事はできなくて
必ず死という器との別離があります。
その儀礼を通過したら、きっと魂は旅立って再び
出会うその日まで暫くお休みするんでしょう。
いつになるか分からないけど、絶対に「運命的」と
思える出会いになるはずです。
彼女と私が初めて出会ったときのように。
そしてまた。幸せで幸せで仕方がない時間を一緒に
過ごせるんだと思います。
ペットは飼い主を選べないと言われますが
彼女に限っては、共に生きる家族を選びました。
そして死ぬ際も見送る人を選びました。
それは彼女の家族への愛だと思います。
あの二人は死を間近に見たらきっと悲しみで
狂ってしまうから。
お世話になった獣医さんに息を引き取ったことを
電話でお伝えしました。
「普通の子では考えられません。
最後まで元気に走って家族に不安と悲しみを
与えなかったのは、彼女の愛だと思います。
褒めてあげてくださいね。」
そう仰っていただきました。
あれから1年。
10月17日は命と魂について自分なりの見解が
持てた日となりました。
色んなことを教えてくれてありがとう。
また、会える日を楽しみにしているよ☆
明日はそう思い、手を合わせるのです。
この子が居てくれたから家族が繋がったということもありますよね。
物言わぬ存在ですが、与える影響はデカイです。
一緒に生きてくれていたことに感謝感謝です
今年で出会って10年…10年前崩壊しかかっていた私と妹の関係や、私の人生の土台から修復してくれました。ただ彼女はマイペースに暮らしてただけなのでしょうけど・・
りょうさんのいう幸せで幸せで仕方ない時間、まさにです。なので今日は読んでいてリアルに感情移入してしまいました。