このカードが出た場合、正直「厳しいな」と内心思ってしまいます。
天地否は、文字通り天の気と地の気が交わらない様子を表します。
そのため、物事が相手に通じないという意味にもなりますし、道が塞がるという意味にもなります。
通じないということは、ひとりよがりであり誰からも相手にされないという場合もありますよね。
このカードが出た方は本人的にとても苦しく辛い気持ちになってしまうと思います。
ただ、このカードは本人にとっては最悪なことかもしれませんが、周りから見ると「それほどのこと?」という場合が結構あります。
ひとりよがりになっていたり、決めてかかっている場合が多いため、特定の何かがダメだった時の本人的ショックが大きいだけで、他に方法はいくらでもあるケースが多いのです。
そのため、占ってこのカードが出た場合「今の方法では難しい」という結果になりますが、ほんの少し目先を変えたり方法を変えることで現状を打破できる可能性はあります。
イーチンには「四大難卦」というものがあります。
天地否は四大難卦ではありません。
つまり、今は道が塞がって通じなくても、方法や目先をかえることで物事が動き出す可能性があるということですね。
今、その人が置かれている状況は確かに本人的には辛いものだと思います。
だけど、反省点をひとりよがりをヤメて反省点を見つけたり、時間の経過を待つこと、発想を変えれば案外スルっといくのかもしれません。
大事なことは、方法は必ずあるということと、本人的ショックは大きいだろうなということを想像してご相談者様の心に寄り添うことだと思います。
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