relaxin's

思いついたままに。気が向くままに。

朝の歌

2005年10月26日 03時34分08秒 | JAZZ、MUSIC
不思議なもので、めずらしく続いている日課。

朝(時にはほぼ昼前)、家を出るときにイヤホンから
聴こえて来るのはくるりの“ロックンロール”。

そのリズムに合わせて、すこし早目の歩調にながら、駅に向かう。
声には出さないが、唇で歌詞をなぞったりしながら。

進めビートはゆっくり刻む 
足早にならず確かめながら…

…あまり経験がないことだが、ふと数週間前からこの曲を聴くと、映像が勝手に頭の中で連想されてくる。
それはできそこないのPVのような何かで……思い浮かべる度に多少ストーリーが異なるので詳細はともかくとして……ひとまず朝、若い男性が足早に歩いている。
大学なのか、会社なのか、行き先は不明だが、目的地を目指す確かな足取りで歩いている。
吐き出す息は白い。だから冬なのだ。マフラーが見える時もある。
…ひとまずそれだけ。それだけの映像だが、この曲を聴く度に不自然な確かさでもって連想されてくるのはなんだろう。

その後に何通りものストーリーが展開されることもあれば、されないこともある。
ただその導入部分だけはいつも変わらず思い浮かぶ。
なんなんだろう。しかも自分の行動を重ねたりするのは。
なんなんだ。



たったひとかけらの勇気があれば
本当のやさしさがあれば
あなたを思う本当の心があれば
僕は全てを失えるんだ



そうなんだろう。それを自分の行動に重ねたりするのか。
どうなんだ。


アンテナ
くるり, 岸田繁
ビクターエンタテインメント

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