日本縦断完結編~日本で一番高いトコロまで~

スーパー折りたたみ自転車「MC-1」を駆使して、数々の目標を達成しにいってきま~す。今度こそ毎日更新!

[3日目:日本縦断再開]

2005年09月06日 | 日本縦断の旅。
2005/8/16

朝起きてマンガ喫茶を出るとコンビニで韓流おにぎり×2ヶを買って秋田駅に向かった。パクパクヨンハ。
秋田駅からはJRに乗ると焼きそばのまち横手へ。
以前テレビで横手の朝市を見て、一度行ってみたいと思っていたが、横手市民第一号のおばあさんに聞くと時間的にもう終わってるんじゃないかと言っている(ようだ)。方言が強くて半分くらいしか理解できないので(ようだ)。
教えてくれた(ような)場所にいくと3人くらいのおばあちゃんがゴザを敷いて作物を並べてる。これが朝市??

そのまま商店街を走っていると自転車屋があったので調子の悪い変速機を診てもらう。自転車屋のおじいちゃんはどうやら「前後のギアの面がズレ過ぎれてるから仕方ない」と言ってる(ようだ)った。
そうか、仕方ないのか…。
おじいちゃんの言う(ような)ことを素直に受け止めてMC-1cpにガッカリしてしまった。
※あとでこれはおじいちゃんの勘違いであり、MC-1cpには問題ないことがわかりました。
そのあとは横手名物のカマクラに入って寒がったり、スーパーで横手焼きそば大盛を食べて横手の街を堪能☆
次はJRに乗った。乗り換えで新庄に降りるとなにやら様子が変。
電車の中では気が付かなかったが、仙台で大地震があったみたい。
駅のアナウンスによると線路の点検のため、大幅に遅れるという。また仙台への観光は控えて下さいとのこと。

山形あたりで降りてからは、自転車で作並街道で峠を越えて仙台で泊まろうか、蔵王に向かって走って蔵王の中腹で泊まって次の日に蔵王をみて仙台より南側に出ようか迷っていたが、地震により後者に絞られた。

1時間半の足止めの後に電車が運転再開。
途中からは点検を兼ねてか超のろのろ運転。でも、これまた面白い。のろのろなおかげで、すぐ近くのものまでジックリ見れるのだ。
車内は満席だったので、MC-1cpをドアのそばにベルトで固定した、その荷台の上に座った。
普通なら自転車を混雑した電車に持ち込むと煙たい目で見られるだけなのだが、MC-1cpならこんな裏技もアリだ。
そして向かいには素敵なお姉さん。さくらんぼ美人とでも言おうか。
お姉さんもぼくの真似をして?旅行カバン(箱型でキャスターが付いてるやつ)の上に座っている。お見合い状態☆

この列車、のろのろ運転ながらも着実にぼくとさくらんぼお姉さんを別れの駅、天童へと運んでいった。
天童に着き、ぼくがMC-1cpを動かすと、このさくらんぼお姉さん、ぼくのためにドアを開けてくれたのだぁ!!
同じドアをくぐれたらと願ってたよ♪(BUMP OF CHICKEN)

さぁ!夢は終わり。
いよいよ、自転車での日本縦断の再開だ。

今日のところは、蔵王の中腹のキャンプ場に向かおう。
途中、山形の街を走っていると、自転車屋を発見。
このまま、軽いギアにうまく入んないままで蔵王を越えるのは無謀なので、
もう一度診てもらうことにした。

この自転車屋さんはさっきの店とは違って若いおじさんだ。
ちょっと希望が持てる。
僕が後輪を持ち上げると、おじさんはペダルを回しながら、
変速レバーからワイヤーが出てるところを回し始めた。
(そういえば、どっかでこうやってワイヤーの張りを調節するのを読んだことがあった…。)
お、さっきよりジャラジャラっていう音が小さくなったぞ。
ひょっとして直るかも!って思ってみているうちにとうとう直ってしまった。
これで安心して蔵王に行ける。
しかも工賃は要らないと言ってくれた。ありがたい。

おじさんの、めちゃくちゃ丁寧だけどわかりにくい説明を頼りに道を進む。
途中、燃料補給に吉野家に寄ってから坂道に挑んだ。

つづく…

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