[２日目:五能線]

外国人客が多いオシャレなカフェより、溜まった日記を打ってみます。


2005/8/15

目が覚めた。急行はまなす自由席の薄明るく足を伸ばせない空間に、なかなか寝つけずにいたが、いつの間にか寝ていたみたい。
しかーし、時間を見るとまだ３時前。結局たいした寝つけていなかった…。この後はわりと寝れたけど、やっぱり寝不足(*v_v*)zzZ

列車が５時半くらいに終点の青森につくと乗り換えて川部まで行き、そこから巷で美しい海岸線で大人気の五能線に乗り換え！
この間、昨日席を分けてくれた兄ちゃんと一緒に移動。
この兄ちゃんは「鉄ちゃん」＝鉄道ファンで、乗り換えではカメラを取り出し激写していた。ぼくも真似して津軽鉄道やらを激写。よく分からないが楽しい。小さな子が真似したがるのと一緒かもしれない。
お兄さんとぼくは鰺ヶ沢でいったんお別れ。乗り継ぎ時間がかな～り空いてるので、ぼくはチャリで千畳敷に先回りすることにしたのだ。
鉄ちゃんに見送られて駅を出ると、あちこちで祭りの山車を引いていた。都会にはない地域の結びつきを感じた。うらやましいな。

しばらく進むと、地図に載っていたオススメ店があったので寄ってみた。
開店前というので店の中でしばらく待ってから注文。店内からはすぐそこに海が眺められ、潮風が吹いてくる。
イカメンチ丼を注文したが、なかなか出てこないかったので眠ってしまった。店のおばちゃんに起こされてイカメンチ丼をほおばる。…んん。あれ??失敗だったかも。正直あまり好きではない。しかもかなりの量。ここはもう栄養補給と切り替えて完食。

後悔しつつ先を急ぐと、日本一のイチョウがあった。急いでるので遠くからそれらしき木を見て通過。

千畳敷につくとかなりのヒトビト。主に家族連れが子供を遊ばせに来ているといった感じだ。
列車まで時間がないし、それにギャルもあまりいないのでしばらく眺めて駅に急いだ。

駅はかなり近くすぐに着いた。急いでMC-1cpを輪行（輪コロ）状態にするが、これが速い速い。車内に持ち込むのも楽チン。まさに電車のための自転車だ。自電車だ？
電車に乗るとさっきの鉄ちゃんが乗っていた。鉄ちゃんはビデオカメラを取り出し五能線を撮影している。

しばらく乗って、十二湖駅で降りた。これで鉄ちゃんとは本当のお別れ。

熱い日差しを避けて日陰で組み立てると、湖に向かって出発。

まるで虫眼鏡でぼくを焼くかのような太陽の下、急な坂道を登ってゆく。

ようやく池らしきものにたどり着いた。けど、あんまりキレイでない。観光バスの運転手さんとガイドさんに聞くと、一番キレイで人気な青池は一番奥にあるとのこと。
ところで、この十二湖で一番キレイだったのはこのガイドさんだった。やはり東北は美人が多い。と１人見ただけで思ってしまった。

もっと奥に坂道を登っていくと自転車の集団に追い付いた。
彼（女）らは東京農工大の自転車部で、合宿に向かいながらツーリングしているとのこと。

しばらく話しながら走っていると、すっかり溶け込んで一緒に青池などを見てまわった。

青池の青色はキレイなのだが、そんなに透明ではないために、ぼくには急行はまなすのトイレの洗浄液の色に見えてしまう。

彼らは駅に荷物を取りに行くというので、いったんお別れして先にサンタランドに向かう。

実はこのサンタランドが十二湖駅で降りた本当の目的なのだ。一体どんなところか分からないが、陳腐ながらも、どこかミステリアスな響きに惹きつけられたのだ。

そんなサンタランド。行ってみると期待はずれだった。まぁなにを期待していたわけでもないのだけど…。１人で来ても（複数で来ても？）何をしていいやら…でもポニーはかわいかったかな。
しばらくチョロチョロしてたら彼らがやってきた。ぼくはもう時間なので、みんなで写真をとってお別れ。バイバーイ。
十二湖駅に戻り、電車で東能代→秋田へと向かった。
東能代での乗り換え待ちの時に、同じく折りたたみ自転車を持ったお兄さんに会った。このお兄さんは夜中に自転車で恐山に登って、途中に湯の沸いてるところにつかり、指輪を黒くしてきたそうだ。かなりのタフメンだ。いかれてる。このタフメンは終電までまだ時間があるから男鹿半島を見たいと言って、途中で乗り換えて男鹿の方に向かった。きっと着く頃にはすっかり日が沈んでほとんど景色は見えないだろうに…。

秋田に着くと宿探し。思い出のマンガ喫茶にしてもいいのだが、時間が早いのでフラフラと散策。

結局、街中の銭湯に入ってから思い出のマンガ喫茶で就寝。

おやすみなさい。



あ～長い…。
もうこんなに書きません！(→o←)ゞ