日本史大戦略 ~日本各地の古代・中世史探訪~

列島各地の遺跡に突如出現する「現地講師」稲用章のブログです。

高向神社(高向宮跡)|福井県坂井市 ~継体天皇母・振媛の宮跡と伝わる式内社~【北陸古代史探訪 4日目⑦】

2021-08-09 13:14:46 | 歴史探訪
 

3.探訪レポート                         


2021年7月23日(金)



この日の探訪箇所
吉光の一里塚 → 和田山古墳群および和田山城跡 → 能美ふるさとミュージアム → 寺井山古墳群 → 末寺山古墳群 → 秋常山古墳群 → 高向神社(高向宮跡) → 六呂瀬山古墳群 → 足羽神社 → 山頂古墳(継体天皇像)

 能美の古墳が見ごたえがありすぎて、12時を過ぎてしまいました。

 今日は夕方には富山駅まで戻らないとなりませんが、富山とは反対方向の福井県の遺跡を少しだけめぐってみます。

 当初の予定では三國神社に参拝したかったのですが、時間がないためにめぐる場所を絞り、まずは坂井市にある高向神社へ向かいます。

 高速道路を走り、石川県から福井県へ県境を超えました。

 祝・初福井県!

 高速を降りて下道を進んでいくと、左手の大きな看板に「継体天皇」や「ふりひめ」の文字が見えました。

 確認しないと気が済まないので、Uターンして見に行きます。

 これですね。



 継体の母・振媛の説明板があります。



 ここは振媛の生誕地ですが、振媛は地元では親しまれているんですね。



 こういうのを知るとなんだか嬉しい。

 看板を確認後再出発してすぐ、13時半に高向神社に到着しました。

 でも駐車場がないですね。

 神社の裏手が大きな道路になっており、バス停の近くに路駐できるスペースがあるため、そこに停めてササッと参拝をしてこようと思います。

 これが振媛の見た景色か・・・







 細かいことは抜きにしてこの景色でいいのだ。

 通り側に向いて説明板があります。



 神社の境内へは少し迂回して行かないとなりません。

 おっと、ここにも!



 地元では「ふーちゃん」なんですね。

 境内に到着。



 由来が刻されていますがちょっと読みづらい・・・



 社殿。



 扁額。



 境内社と「高向の宮跡」の石碑があります。



 さきほどのと同じような内容ですが、ちゃんと説明板もありますよ。



 しかし、振媛は美人ですね。

 細かいことは抜きにしてこの想像画でいいのだ。

 今日こうして初めて越前に来たわけですが、その中で最初に訪れたのはこの高向の宮です。

 継体天皇にはいつも大変お世話になっていますから、その母である振媛にご挨拶に伺うのは当然のことですね。

 でも先ほども言った通り、振媛が地元で愛されているのを知って嬉しかったです。

 由緒書きかと思っていただいてきた紙は、歌詞カードでした。



 作曲者のところが空欄になっていますが、まだ曲は付いていないのでしょうか?

 私でよければ曲を付けますがいかがでしょうか。

 その代わり、テクノになってしまいますが。

 クラブ向けの音頭。

 ただ、この歌詞の量だと140BPM程度で普通に作ったら1分半くらいの曲になってしまうので、わざと間延びさせたり、インスト部分を多くしたりして曲全体の時間を長くして、踊れるナンバーに仕上げないとなりません。

 おっと、そんなことより古墳へ行かないと。

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