裏の牛と草

そろそろあの命名師に会いに行けってことだな

当確

2008-10-26 | 音楽生活
あれは高校3年生になるかならないかの頃でしょうか。
当時フジテレビで何曜日だったかのほとんど早朝の深夜に放送されていた「beat uk」(番組名書くだけで懐かしすぎる…)。
毎週(やってたっけ?)録画して、朝起きてから観ていた私(懐かしい…)。
その時はたしかリアルタイムで観ていた気がして。
一本のPVに釘付けになったことをよく覚えています。

(あ、ちなみにこの話はありとあらゆる人に話している話です。)

その曲はtravisの「writing to reach you」
未だに大好きなこの曲。
ボーカルのフランがなんだかおっかけられているPVです。

一回聞いただけで大好きになって、田舎の高校生だった私はどうしたんでしょう、それは思い出せないんだけど、アルバムが出るって知って、すぐに予約(というか、予約注文)しに行きました。
で、確か発売日がずれたような気もする。
やっと手に入れた、イギリスではものすごいヒットしたtravisの2ndアルバム、「the man who」。
このアルバムをひっさげての初来日公演(渋谷クアトロ1999年9月1日)に行けなかったのも気持ち悪いくらい覚えています。
(当時受験生だった私は、夏休みを最後にライブに行くのを禁止されていました…)

「writing to reach you」って曲には

What's a Wonderwall anyway

って歌詞があって、それはもちろんoasisのあの曲のことで、この一節のために、当時の私は、travisの歌詞を一生懸命読んだわけです。
(このアルバムの歌詞はとっても読み難いレイアウトだなー、って思ったのもよく覚えてる。)
洋楽の歌詞なんて意識して読んでいなかった私にとって、フランの書いた歌詞はとても影響を受けるものでした。

本国で大ヒットしているアルバムからどんどんシングルカットされ、beat ukはtravisでにぎわったりしてたけど、日本ではいまいち。
そんななか、私の心を突き刺したのは、おなじみの「turn」
この曲があったから、今の私があります。
本当に本当に、この曲には感謝しています。

大学に入った私は、今思えば必然的に、詩を書きました。
ハタチになった頃にはフジロックに来たtravisを観ました。
(このときはoasisも来たので、まぁ、そんな感じだったのは否めません。)
22歳、初めてイギリスに旅行に行きました。
そのころ、なんだか大好きな人もいました。
ホームステイ先を去るとき、友達からの手紙が偶然届いて、駅までホストマザーに送ってもらい、ラジオから「flowers in the window」が流れました。
そのあと、ひとりでグラスゴーに行って、寂しくて泣きました。
翌年、「12 memories」が出ました。
これは、travisのアルバムでは一番いいんじゃないか、と思っている作品で、大好きだったTV番組「◎UR FAV◎RITE SH◎P」にてライナーノーツも放送されました。
(それはそれはすばらしかったので、観たい人は連絡ください。)
まだ、大好きな人がいました。(すごく引きずっているみたいだけど。)
またイギリスに行きました。
今度は弟が住んでいました。
またグラスゴーにも行きました。
寂しくて泣くことはなかったけれど、これまた感慨深い旅でした。
ロンドンに戻ったら、深夜バスの中で弟に説教されました。
留年していた私は翌3月に大学を卒業しました。
今は定職に就いています。
その間にtravisはベストを入れて3枚、アルバムを出していて、私も詩や歌詞を書いたり、出会ったり、別れたり、大切な思い出がたくさんあります。

例えば、大学のゼミの仲間。
彼女は歌がとてもうまい。
一度しか聞いたことないけど、引き付けられました。
彼女が好きなtravisの曲は「sing」なのだそうな。
前の仕事で嫌なことがあったとき、「sing」を聴いて、彼女を思い出し、元気になったことがあります。
今でも「sing」を聴くと、彼女を思い出します。

例えば、今の職場で出会った大好きな人。
私が2回目のイギリス旅行に行く時、実は彼女の職場にも行ってた。
フランが言ってた丘がどこか知りたくて行ったブリカンのなんかの近くだったんだけど、そのときすれ違ってたと思うと不思議。

他にも、ついさっきまであったことが、きっと先まで覚えてる、何かの曲に乗った思い出。


特に、何かしら聞いているのは「turn」
この曲は、物事を妙に言い得ている。
納得させられる。
それは今日も変わらない。


あー、でもね、今日書きたかったのは、そんなことでもあって、そんなことでもなくて。

昨夜、◎FSのtravisのライナーノーツ、また観てさ。
涙が止まらなかった。
自分を投影させすぎなのかもー。
毎日毎日、生活していて感じることがたくさんあって、それは間違いではないんだけど、でも、どうしても我慢しなきゃいけないことがあって、それをどうにも処理(この表現はとても的を得ていると思う)出来ない、もしくは間違いだなんだって思わせれちゃうこの環境。
これってどうなのさ、って思う内容。

私が培ってきたものなんて、ちっぽけだけど、でもきっと周りの人は幸せになれるとは思ってって、そんなことを思って言ったり、行動したりしているのに、それで怒ったり、イライラしたりしているのって違うのかなーって思ったり。

まー、話が長くなるとずれてくるものですが…


とにかくtravisには思うところが多くって、節目節目に、節目じゃなくてもいろいろとありまして、まー、来年やっと単独来日なわけなんですよ。
行けそうです、今回は。
サマソニも、フジも逃しましたけど、今回は。
チケットも取れたので!

そして、来週はいよいよ、bullet's!
久々に書くので、日常とのバランスがうまく取れません。
だからいいのができそうな気もします。
たくさん泣いたし、来週が楽しみだなー。

たぶん最長でしたが、お付き合い、ありがとうございました。

ニュウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアルバム

2008-10-03 | 音楽生活
なりをひそめてるな、と思っているあなた!

それは大間違い!!

出ましたね、ニューアルバム!!!!!!!!!!
9/30に仕事前に買いに行きました。
CDはすぐ聞けないので、視聴である程度楽しみました。
今回は久々に第一印象がいいんじゃないかと思います。
特に神さまの曲が、アレだけど、すってきですね。
ライブで聴くのが楽しみ。
いつもの神さま兄ボーカル曲を神さまヴァーーーーージョンで妄想することもお忘れなく!
さいっこう、いやっほう、です。


travisも来日、しかも国際フォーラム!、決定なので、
金曜日だけど、お休みください。
よろしくお願いします。
頑張りますから、お願いします。

ずっと好きだと感じるもの

2008-07-25 | 音楽生活
サニーデイ・サービスが復活するそうです。
(この題材でブログ書いてる人、何人いるんだろう)


思えば、私が夢中になった日本のバンドはほぼ解散しています。
みんないい思い出です。

iPod反対派の私は、iPodを愛用しているわけですが、
その私のiPodに未だに入っている日本のバンド、サニーデイ・サービス。

サニーデイが復活だってさ!!!

たまに聞き返すとほんとになんだか青春だなぁって感じるんだけど。
なんだか最近いろいろ億劫で。
そんなとき、このニュース。
仕事帰りの電車の中で、久々に再生。
青春なんかじゃなく、染みたなぁ。

ほんとはライフワークにしていることとか。
ほんとは楽しいこととか。
ちゃんと決断して、楽しんでやりたいなぁ。

って思ったなー、久々に。


時を同じくして?今日はフジにtravisが出演。
一日悶々としながら仕事。
金曜なんかに出やがって!
いつになったらまた観られるのでしょうか?

いやいや

観られる立場になれればいい。

そんなちっぽけな自由な人でいるのが、そのまんまなんじゃないかなぁと、
本格的に感じる今日この頃。




宣伝

2008-05-01 | 音楽生活
ここを見てくれている方、お久しぶりです。
最近ジムに入会しました。
まだ2回しか行っていませんが…
10年ぶりに泳いだら、案外泳げなくてびっくりです。
説得力はありませんが、運動するにこしたことはないようです…


5/3久々にDJします。
以下詳細

**********
2008年5月3日(土) @西麻布bullet's
「Riverside50/50 10周年記念特別企画ワンマンライブ・第一幕アフターパーティー」
~感謝祭~
[LIVE] Riverside50/50 / otherside50/50 / 他
[DJ]大畑修一 / 増田隆浩 / 田家リョウタロウ/ DJ隣のオヤジからアイスクリーム / 栗崎怜里 / 他
料金/1000yen(+1drink)
*4月27日のワンマンライブにお越し頂いた方は、ドリンク代のみで入場できます。
入り口で「ワンマン行きました」と言ってください!!
時間/17:00~22:00
**********

嘘をついてはいけませんよ。
仕事終わってかおたん食べてから(←メインイベント…って店やってるのか?)かけつけます。



久々に

2007-09-16 | 音楽生活
深夜、インターネットでラジオを聴いていたら。
こころをこすぐる曲が流れてきました。


iron and wine/boy with a coin
1年に1曲あるかないか?の何回聞いても飽きない曲。
すばらしい。

まぁ、今年は数曲ありそうですが。
まだここでは言えないの。

7月1日

2007-07-04 | 音楽生活
Riverside50/50の1stフルアルバム「homeland」が発売されました!
しつこいようですが、歌詞、書いてます。どうぞよろしく。

さて、1日に発売記念ライブがありましたねー。
たくさんの人が来ていて、なんだかとっても手放しに非常に楽しいライブで、私も久々にはしゃいだなぁ。

オープニングのGO on SAFARI、今までベースボーカルのキノシタくんと面識はありましたが、ライブを観たのは初めてで、その外見からは想像できない、透き通った歌声がとても素敵でした。

ゲストのQUATTRO、前回リバサイと対バンしたときから気になりすぎていて、この日も楽しみにしていました。
やっぱり、とっても、かっこいい。
新しい音源を作るということで、もちろんそれも聴きたいし、ライブもまた観たい。
とにかくほんとにかっこよかった。

そして、Riverside50/50。
声の調子がね、ちょっと悪かったけど、なんていうのかね、なんだか今までに無い楽しさを感じた。
前作が出たときとも違う、「homeland」が完成したときとも違う、なんだろ、やっぱり、この作品が世に出て行く、よし行って来い!って嬉しさや楽しさなのかな?そういうのをずうっと感じるライブで、なんだか無性に笑っていられる時間を過ごせた。
関わったから言うんじゃなくて、このアルバムは最高だから、これからたくさんの人が聴くんだな、って思うと、いやーすごいなー、ばっかり。
とにかく私自身も楽しくて嬉しくて仕方がなかったので、この場を借りて言いたいと思います。
ありがとう、Riverside50/50。
これからもどうぞよろしく。


今、CDになった「homeland」を改めて聴いたんだけど、無性に涙が出てきました。
なんでだろ。

品川の空

2007-05-18 | 音楽生活
駅から出てないので空模様なんて分かりませんが、面接は無事終了。
受かるといいな~、と思いつつ、携帯の電源をオン。
短時間で2件もメール。めずらしい。
その一方が意味深な内容だったので、早速あるサイトを見てみると…
うぉ~~~、イエス、イエス、イエスっ!!
す、すごく嬉しいことが起っちゃってるよ!

みなさんは覚えていらっしゃいますでしょうか。
数年前(?)惜しまれつつも終了した、某CS局の伝説的UK中心洋楽番組、その名も
◎UR FAV◎RITE SH◎P
いや~、それはそれはいい番組でね。
うまく押さえるとこを押さえてるっていうか。
カユイところに手が届きまくってるっていうか。
しかも営業トークじゃなくて、ほんとに音楽への愛が溢れてて…(涙)
語りだしたらきりがないんだけど、この冷えきった東京の空のもと、
あの番組ナシでは身も心も温まらない今日この頃。
ってもうすぐ亜熱帯だけど。

そんな番組のメインMCのひとりであるP◎Lが、現在ブログで番組っぽいことやっているのです。
先日、そのブログにtravisの新譜について書かれているのを読んだ私は、
感極まって、P◎Lにメールをしたのです。
お元気ですか、カクカクシカジカ云々カンヌン…と
そうしたら、な、な、なんと!!!
P◎LがブログでRiverside50/50について書いてくれました!
こんなに嬉しいことはありません…
しかも内容が、クラクラするほどツボを得ていたりして驚き。
そう、それは音楽を愛する心から、ですよ。
ちゃんと聴いてくれたんだな~、ってじんわり伝わってきた。
やっぱり、あの番組ってよかったな。
泣きそうだ。
ありがとう、P◎L。
ありがとう、◎FS。

面接帰りでリクルートスーツの私は、K線車内で携帯を握りしめ、ひとりニヤニヤしながら、
やはり物事ぐるぐる回ってるんだなー、と感じ入ってました。
そうしたら流れてくるのは
travis/turn
ほんと、めぐりめぐって、いろんなものが訪れては去っていき、また訪れるのです。
そう考えたら、履歴書書くのも面接行くのも、なんだか楽しいもんだなぁ。
自分をがっしり支えてくれて、帰っていけるところがあるかぎり、
やたらと揺るがす必要なんてないんだよね。
ぷはー。
またなにか書こ。