ジジィ、怒る

ホームに入ってから、コロナの影響でホームの自販機の中身が、空になることがあった。

業者さんが入れなくなった為、仕方の無いこと。

自分の好きなコーヒーが自販機に無いことに怒り狂い、ホームの職員さんに怒鳴り散らし、

また、わたくしめに職員さんから電話が来た。

めんどくさいジジィだ。

また、ホームに迷惑かける訳には行かないので

小さな冷蔵庫を買って、ジジィの部屋に運ぶ。

ジジィに一言。

怒りは収まったか？

ん？

また、お前の思う通りになったじゃん？

みんな我慢してるんだけど、あなたは出来ないわけよね？と

それから半月しないうちに腹痛が始まり精密検査の繰り返し。ホームと病院の日々。

検査の結果

膵臓癌。

聞いてもなんの感情も実際わかなかった。

悲しいとか

落ち込むなど、何ひとつなかった。

それだけ、親と楽しい思い出などない。

今の家族なら、ひっくり返るほど動揺してしまうと思う。

わたくしめは、今の旦那はんと娘が人として育ててくれたと思っている。

ジジィは手術は受けないと自分で決めた。

切らないなら緩和ケアの病院を探さねば。

一時退院。ホームに戻る。また、熱が出る。

また、検査。

切らない！！と言っていたのに結局、腸に浸潤して、手術しないと不味くなり、

急きょ、夜からオペ

オペとは言っても癌はいじれないので

人工肛門の為の手術。

また、やることが目まぐるしく続いた。

ホームの人は

「人工肛門になっても追い出すことはしないから安心してね」

と、わたくしめに添えてくれた。

また、市役所二股かよーっ！(￣▽￣;)

今度は障害者手帳の手続きと、ストマの注文も増えた( ¯•ω•¯ )

やればでぇぇきぃぃるぅ！！

が、揺らぐwww