「石(ダイヤ)が緩んだので石留めをしてください。
2年位前にもお願いしましたが、また緩んでしまいました。」
と、お客様はちょっぴり不満そう・・。
プラチナが1部分に入ったK18ベースの2g少々のリングです。
0.09カラットのダイヤが華奢な台座に乗って2点留めになっています。
(Ree Jewelryで販売した商品ではありません。)
時が過ぎればガタが来るのは当然のこと。
このような華奢な作りのリングは、ほんの少しのゆがみで石は緩んでしまうのです。
そしてお客様は付け加えました。
「その時、磨いてくれたらしく、持ったときにすごく軽くなってたんです。もう磨かなくていいですから・・」
・・・
あの時、石留めのついでに、ダイヤの裏側が汚れていたので洗浄器で洗い
さっとバフ掛けしてりフレッシュして差し上げました。
でも、それだけではグラムは落ちませんって!!
手に持ったら軽くなっていたなんて・・・ 気のせいですよ!
親切心が、ポッキリ折られてしまったようで、ちょっと寂しい気持ちになりました。
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その一つのリングを大事に
しているのかも知れないけど。
2点留めは緩みやすいので
4本にしますか~?って
リフォームしちゃうとか・・
「うわ~重くなりましたね」
「そうですよ~お客さん。磨けば磨くほど
摩擦で、空気中の微量金属がくっついて
くるんですよ」
って。 (越後屋さ!)
持ってわかるほど重さ変わるって
指輪ぐらいのものではありえないって
そういう人って、たぶん生活全般
そうなんでしょうね。
お疲れ様です。
お返事遅くなってごめんなさい。
それも考えましたが、台座が小さすぎて爪が立たなかったので
覆輪を作って埋め込むしかありませんでした。
となると、工賃がそれなりにかかるわけで、
結局、そのまま押さえてください。ということになりました。
takakoさん
さすがだわ~~~ 越後屋!
なんでそれに気が付かなかったんでしょう・・・
Ree Jewelryで修理すると、どんどん重くなりますよ!って。
Rさん
そうなのです。
2gのリングを持っただけでわかるのかな??と。
毎日地金を扱っている職人だって、そこまでは分からないでしょう。
シュウマイ頂いて喜んだり、寂しくなったり、色々ですね。