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MAOのヒトリゴト日記

趣味は旅。70カ国を旅したMAOのヒトリゴト日記。

グレートシンガポールセール!!

2006-06-21 10:21:24 | シンガポール滞在記
シンガポール最大のイベント(!?)、国中がバーゲンという、グレートシンガポールセール。
*こちら、グレートシンガポールの公式サイト。


今年は5/26~7/23までとなっているが、早いお店ではそろそろ終わる。
通常の商品が大体20~30%引き、そのほか目玉商品が50~70%という、年に一度の大セールがあちこちでやっている。

中でも注目はシンガポールの銀座、オーチャード・ロードだろう。
ここには伊勢丹・高島屋をはじめ、様々なブランドを扱う百貨店が勢ぞろいしている。
ブランド好きなら血も騒ぐかもしれないけど、あまり自分は興味ないわ~、という方でも楽しめる品揃えだ。

まずは高島屋の地下へ!

ここでは様々なブランドの食器や鍋類が並んでいて、20%以上割引になっていることもしばしばあり、「あ、これ探してた♪」というものをGETしよう!
私はよく、お土産の代わりにこういった日常雑貨を購入する。
下手なお土産よりずっと役に立つし愛着も湧くので、気に入ったものがあれば旅先でゲット。
おたまやナイフ・フォークセットなど、日本にもフツーにあるものだけど・・・。

伊勢丹スコッツの地下には日本食材が豊富なスーパーがあり、ここでシンガポールならではの食材を買ったりするのも楽しい。
高島屋は高級ブランドが目白押しだが、伊勢丹スコッツは手ごろな値段のシンガポールブランドが勢ぞろい。
なかなかおしゃれでかわいいものが多いので要チェックだ!
服は小さめかもしれない。私にはちょうどいいアジアサイズなので、
大きめな人は探すのに苦労するかも。

オススメはベルトやアクセサリー、靴!
ベルトやアクセサリー類はとっても豊富でかわいい上に、日本よりもずっと安いので必見。
靴は湿気や雨が多いからか、革靴はあまり見かけないが、ミュールなどが非常に豊富でお買い得。
一足1500~3000円くらいでかわいいミュールが買えてしまう。
加えて今は大セール中なので、イタリアンブランドの皮靴でも5000円~10000円くらいで買えてしまう。

ブランド物でコレ!と決めている人にはシンガポール屈指のホテル、ラッフルズの横にある「ラッフルズ・ホテル・アーケード」がオススメ。
静かなアーケードは緑豊かで大人の雰囲気、ゆっくりとお買い物をしたい人にはぴったりだ。
特に目的がなくても、ブラブラお散歩するにはちょうどいい。
何しろオーチャードは人・人・人で、その混み具合は池袋・新宿以上。
はっきり言って、目的もなく歩くには疲れてしまう・・・。
オーチャードで買い物をするときは、「ココとココとココ」をめぐって今日は終わり、というように区切りをつけておいたほうがいいだろう。

今の時期、シンガポールへのフライトは往復で3万~5万くらい(成田/シンガポール間)。
お買い物好きな人は今がチャンスです(^0^/

ニッポン、がんばれ!!

2006-06-13 17:17:10 | シンガポール滞在記
去る6/12、会社の人々とスポーツバーに日本VSオーストラリア戦を応援しに出かけた。

まずは士気を高めましょう、と居酒屋「蔵の中」へ行った。
レストランやおしゃれなバーが集まるクラークキーにあるジャパニーズバーで、日本と同じ居酒屋メニューが楽しめる。メニューには「お刺身」「とりなんこつ」「出し巻き卵」などの定番メニューはもちろんのこと、銀杏などしぶーいメニューも。

シンガポール来てから初めての居酒屋!!
おいしい~(T0T

ボスに大ボスも加わり、どんどん注文してくれるので、まだ前座なのにおなか一杯食べてしまった。
あ~、なんと懐かしい味。そしてなんておいしいのかしら。
こんな本格的な味はヨーロッパやアメリカにいたのではめったに味わえない。
どの国の料理も本格的に味わえるのが、この文化や人種の交差点・シンガポールならではの特徴だろう。
自然に日本への愛国心(←今大問題ですね)も湧き上がり、よっしゃ応援するぞ!!という気合が入る。

家でスポーツ観戦できればそれに越したことはないが、残念ながらケーブルテレビと別途契約しないと日本対オーストラリアなど見ることが出来ない。ケーブルテレビのNHKには入っているが、海外放送のNHKは残念ながら放映権がないそうで、いつも試合の部分は音声だけながれて、「放映権がないためご覧いただけません・・・」という画面に切り替わる。

そんなわけで、今日は大画面のあるスポーツバーで観戦しようと予約しておいたのだった。
既に全員酔いも回っていたが、同僚の子が用意してくれた日の丸シールを頬に張ったりして盛り上がる。
お隣のテーブルはオーストラリア人で、ユニフォームを着て応援していた。

試合の前にそれぞれの国歌が始まると、まずはオージーが大声で歌い、そして次に私たちが声を張り上げて君が代を斉唱。君が代をうたうなんて、何年ぶりだろうか。かれこれ15年は歌ったことがないと思うけど、歌ってみると覚えているものだ、とびっくりした。

君が代も日の丸も日本でだったら抵抗があるし、何だか右翼っぽい。。
でもここでは「日本人」を意識するためにも必要なシンボルだ。

カナダにいたときに、カナダ人はバックパックやシャツに必ずといっていいほどカナダの国旗をつけているのを見て驚いたものだった。彼らが「オーカーナダー」と、誇らしげに国歌を歌うのも印象的だった。彼らは民族があまりに多種多様なので、こうして「カナディアン」という意識を常に持つようにしているのだと思う。アメリカもしかり、シンガポールもしかり。

私たちにも誇りを持って歌える国歌、シンボルがあるといいのだけれど・・・。

私は普段、サッカーをほとんど見た事がないし、あまり興味がないが、こういう盛り上がるイベントへの参加は大歓迎。意味もなくウェーブの練習なんかやっちゃったりして、後日同僚のシンガポーリアンに「MAOは人が変わってた!」と驚かれてしまった。

熱い声援を送って盛り上がっていると、いつしかシンガポーリアンたちがやってきて、自分たちにも日の丸シールをくれ、という。一緒に応援してくれてうれしかった。同じアジア人だから・・・、と照れたように笑う。

結果は残念なものだったが、最後にはお隣のオージーや一緒に応援してくれたシンガポーリアンと硬い握手をして別れた。

熱く燃えた、楽しい夜だった。
次回クロアチア戦。がんばってほしい、サムライ・ブルー!!

日曜日はお料理の日

2006-06-11 19:11:58 | シンガポール滞在記
毎週日曜日は買出し&一週間分の食事作りで大忙しだ。

野菜は近くのスーパー「コールドストレージ」ではあまりいいものが手に入らないので、徒歩4分のところにあるリトルインディアのマーケットまで買いに行く。

いつも買うのはキャベツ、トマト、たまねぎ、ピーマン、にんじん、セロリ。
これで特製「脂肪燃焼スープ」をたーっぷり10食分は作る。
本来は心臓外科手術の前に急激にやせねばならない人のための減量ダイエットメニューらしいのだが、1週間の決まったメニューを実行することができないため、私は朝・夕と食べられるときに食べている。朝7食プラス夜3食(外食することもしばしば)くらいなので、だいたい10食分。
基本的に一日一食、必ず食べればよいようなので、これはこの数週間続けている。
じゃないとおいしいものだらけで、帰国した時に心配だから(涙)
同じ味だと飽きてしまうので、カレー味やトムヤムクンなどに変化させている。

それにプラス、毎食もりもり野菜を食べるので、だいたいブロッコリーを2個、きゅうりを3本、アスパラを1束、レタス1個を買う。ブロッコリーとアスパラは茹でておき、きゅうりは刻んでコンテナに入れておく。そうすると朝など時間のない時もお皿に盛るだけなので超簡単!この方法はカナダ留学時代からずーっと続けている。

スープをコトコトと煮ている間に、長持ちする副菜を作る。
最近のお気に入りは赤や黄色のパプリカをマリネにすること。レモンを多めに絞るとさわやかでおいしい。
さっと強火でオリーブオイルで炒め、レモンを絞り、最後に塩コショウで整える。簡単だけど彩がいいので重宝している。

他に最近はまっているのは味噌漬け!!
前にNHKの「試してガッテン」で放送されたのを実践してみたら超美味!!
「みそ漬けを使ったポークソテー」の項目参照

スーパーで買った安い豚肉を少し水で溶かした味噌で合え、一時間ほど漬け込むだけ。
これで信じられないくらいやわらかくおいしくなる。
これを数枚漬け込み、時間がたったものを一枚づつはがれるようにラップでくるんで冷凍する。
あとは食べるときに解凍して焼くだけにしておけば時間が短縮できるのだ。

パプリカもこの方法で味噌につけこみ、炒めている。
味噌の味はしなくて、逆に甘みが増すので不思議だ。だまされたと思ってお試しアレ!

さらにあまった味噌で豆腐の味噌漬け。それからチクワのきんぴら。
とにかく1週間、ちょこっと食べれるようなものを作る。たった一品、ポークソテーよりも、ちょこちょこお皿に盛って食べたいよね、日本人なら。

漬物も重要で、この前は日本食スーパー「明治屋」で、北海道名物「松前漬け」の元を買った!
これは海草とスルメを水でもどし、それに添付の調味料を入れて一晩寝かすだけ。これで立派でおいしいお漬物が完成♪
これを白米にのせて食べると・・・、あぁ、幸せ~。。

白米はお鍋で炊く。お鍋で炊くのは難しいそう、という人がたくさんいるが、実は超簡単。
お鍋でご飯を炊けるようになると世界各国、好きなときにご飯が食べられるので重宝する。

MAO流の炊き方は、米と水同量をなべにいれ、沸騰するまで強火、沸騰したら弱火にして20分。あとは10分ほど蒸らして終わり!どうです、簡単でしょう??
1合、2合とかは関係なく、手元にあるカップで、好きな量炊けばそれでいいのです。

これを、ラップで大体1膳づつに小分けして、これも全部冷凍しておく。
こうすれば炊き立てのご飯が食べれて幸せ♪になれる。

他に、きんぴらごぼうや小松菜のあえものなんかも、一食分に小さく分けて冷凍。
これでちょこっと副菜に・・・、というのに困らない。

今週も充実した日曜日だった!!

P.S. そう、私、冷凍マニアなんです。
他にも「こんなのも冷凍できます♪」なんてのがあったらぜひ教えてください!!

映画鑑賞★「単騎、千里を走る」(チャン・イーモウ)

2006-06-07 12:12:06 | シンガポール滞在記
映画を見てきた。

シンガポールの若者が大好きな娯楽のひとつが映画鑑賞。
一本15ドル(1000円ちょっと)と結構手ごろなので行きやすいのが魅力だ。
(っていうか、日本は高すぎるよ!!!)

うちの近くにオープンしたばかりの映画館があり、そこがシンガポールでも一番の規模を誇るらしい。かなりしぶーい映画だったからか、平日だったからか、この映画のチケットはあまり売れていないようだった。

館内は冷房が物凄く効いてるので、靴下とひざ掛け、上着は必須アイテムだ。
入り口のところでポップコーンやホットドッグ等がたくさん売っているがこれがクセモノ!
館内のあちこちにスタンドがあるくせに、シネマルームへの持込は禁止!!
いつ食べろって??とちょっとナゾの多い造りになっている。(持込禁止は映画館による。)おかげでせっかく買ったチップスと飲み物を、急いで飲み干し館内に入場するハメに・・・(T0T

で、肝心の映画の話。
今回の映画は、中国が誇る巨匠・チャン・イーモウ監督の「単騎、千里を走る」。
中国映画だが、高倉健が主役でほとんど日本語という非常に見ていてラクなものだった。
チャン・イーモウといえば超きれいな映像、空飛ぶ武道家(!?っていいますか?)で有名な「HERO」系の映画が思い浮かぶが、この映画は「初恋のきた道」系で、中国の素朴な人々、雄大な景色が心に染みる映画だ。

息子と長年絶縁していた父が、息子の余命いくばくもないことを知り、彼は息子が遣り残した仕事をしに中国へと向かう。
ちょっと強引な設定だが、アコガレの雲南省・麗江の街並みはすばらしく、また雲南省の雪をかぶった山々はきりりとしていて美しい。

麗江(世界遺産)ってどんなところ??
*岐阜県高山市と姉妹都市。なるほど、飛騨高山も古い街並みが美しいものね!

見ていて気になったのは、シンガポール人と笑いのタイミングが違うこと!
アメリカ・カナダでもそうだったが、日本人と外国人ってビミョーに笑いのタイミングが違う。
「え、そこ、どーなの!?笑うところなのー!?」みたいなことが多いのだ。
日本人だと微笑ましくてつい「フフっ」と笑うところが、なぜか大爆笑!!
あれは一体、ナンなんだろう・・・。

ちなみに、映画の終わりもシンガポーリアンは超クールだ。
終わった瞬間に一斉に立ち上がり、われもわれもと出口へ向かう。
余韻にひたることは一切なし!!せっかち中国系の人々の国民性がここでも現れていておかしい(^^

高倉健は表情がほとんど変わらないので、あの「日本人独特の頑固親父」を外国人が理解するのは難しいのでは?と思った。
日本人から見れば、「自分の息子に素直になれない親父」の変化が分かるのだが・・・。多分、外国人には難しい。逆に、何でこの場面でふくれっつらなの!?と思うかもしれない。

普段日本にいてこの映画を見れば出てこない感想かもしれないけど、彼らの反応が気になった。
ちなみに、「 単騎、千里を走る」は、「三国志」の仮面劇の演目のこと。

また見にいこっと♪

シブ島へ(マレーシア)

2006-06-04 15:21:07 | シンガポール滞在記
せっかくシンガポールにいるのだから、あちこち遊びにいかないと!!
と、友人とリゾートアイランドへ行くことを計画。

はじめはティオマンに行こうと思っていたのだが、土・日の一泊二日だし、もう少し近くて楽で、彼女も行ったことがないところにしようと思い、あれこあれ思案した結果、シブ島へ決まった。

シブ島の写真はこちらにアップ♪

シブ島はマレーシアの南東にあり、シンガポールから車で約3時間かけてTG.レマンという港へ。
そこからフェリーで30分のところにある、小さな島だ。

いや、正確に言うとシブ諸島と呼ぶほうがふさわしく、シブという名のつく島が周囲に点在するエリアだ。
ホテルがあるのがシブ・テンガ島で、テンガは中くらい、という意味なんだそう。
シブ・アイランド・リゾート(Sibu Island Resort)は、このエリアで唯一のデラックスホテルで、この島全部がこのホテルの敷地となる。

今回の小旅行はグリーンホリデーという旅行会社で申し込んだ。
完全な在シンガポール日本人向けの旅行会社だが、航空券などをかなり安く提供してくれる。

週末で直前予約だったこともあり、すでにスタンダードルームはいっぱい。
じゃあちょっと奮発してと、Serindit Suiteを予約した。
朝食・夕食、シュノーケルツアーとシンガポール・シブ間の交通費込みで$210(約14700円)。
出発は家の近く(ニュートンサーカス)に9:15、13:15のフェリーに乗り換え、14:00前にはホテルについてしまった。
途中、ジョホールで国境を越えねばならないのだが、かなり混雑していたので予定よりも遅れてしまって、運転手(かわいいマレーの女の子!)はかなりぶっとばしていたけど(笑)
(よりによって、この日はマレーシア国王のお誕生日(6/3)だったため、通常より混んでいたらしい。)
それでもミニバンは二人だけの貸切だったのでまったく疲れず。
かなりラッキーなスタートとなった!!

シブ島でのメインイベントはなんと言ってもシュノーケリング!
ところがチェックインの時点で、「今日はくらげがすごくてシュノーケルツアーは中止!」と言われ唖然とする。
うっそー、天気はこんなにいいのに~と来た早々にがっかり。
すると、たった今歩いてきたフロントの前方にある港へ、オレンジのライフジャケットを着た集団が船に乗り込んでいるのが見えた。
「シュノーケルは無理だけど、フィッシングツアーがまさに今出発するから、それにふりかえることは出来るよ」といわれ、仕方なくそれに参加することにした。

フィッシングにはまったく興味がないけど、とりあえずいけるものなら行っとくかと、慌てて自分たちのコテージへ行き、大急ぎで濡れてもいいようにと着替え、再びフロントへ向かった。

このコテージがすばらしいロケーション♪
なんと美しいビーチの目の前!!
このシービューコテージは広い敷地内でもたった2棟だけだったので、とっても得した気分だ。島に点在するコテージは伝統的マレー建築様式で、スイートは一棟で独立している。

船はすぐに出港した。
40人近い方々が私たちを15分以上待ってくれていたのだ・・・。

どんなフィッシングツアーなのか予想もつかなかったのだけど、これが結構楽しかった。
というのも、始めにシブ本島(ホテルのあるシブ・テンガ島の横にある、大シブ島)の港へ寄り、その後ケロンという水上集落のようなところで魚釣りをしたからだ!港も素朴で観光地ではないマレーシアを目にすることが出来たし、めったに行けないケロンは非常に興味深かった。海の家のマレーシア・水上番とでも言おうか、釣りはもちろんのこと、お昼寝できるようにベッドがずらーっと並び、その脇では大勢の人がマージャンをしている不思議空間。食堂あり、テレビありで、人々はまったりとここで休日を過ごすらしい。履けばゴミはすべて魚のえさになって合理的♪みたいな、水中に設えた木造の小屋だった。

美しい海にはたくさんの魚が目視できたけど、見えたのは魚だけじゃない。
釣りさえも邪魔するたくさんのクラゲ!!!
これじゃあシュノーケルなんて出来っこない。
スタッフに聞くと、6月はクラゲシーズンで、泳げないそうだ。(教えて欲しかったよ、旅行会社さん・・・)

途中の港でカキ氷を同行したマレーシア人におごってもらい、ケロンでは釣りもさせてもらった。私たちは慌てて乗ったので、お金も持っていなかったし、釣りの道具も借りてこなかったのだ!!!
彼らはクアラルンプールからきたマレーシア人で、今回は会社の旅行なのだと言う。みんながアレコレ世話を焼いてエサをつけてくれたりするので、こちらは用意された釣り糸をたらすだけ、というお姫様フィッシングだった(笑)

戻ってきたらもう夕方で、せっかくだから海で人泳ぎしようとコテージの前に広がる海を楽しもうと外に出た。

すると、さっきは人っ子一人おらず静かだった浜がいつのまにか子供だらけ!!
そこ、私たちの部屋のビーチベッドよ!!それ、私たちのコテージの水道よ!!
・・・なんと、部屋の前の美しく静かな空間は、いつの間にか他のお客さんに占拠され、プライベートビーチが普通の海水浴場に成り果てていたのだった・・・。まぁ、いいんだけど・・・。

手前には子供たちがいっぱいだから、と奥のほうへ泳いでいったらさっそくクラゲにさされる始末。うーん、見かけはいいんだけど、やっぱりシーズンが悪かった・・・。

その海水浴場もその一時だけで、夕日が沈む頃にはまた人っ子一人いない美しい浜に戻っていた。静かに沈む夕日をみて、すばらしいロケーションのコテージにアサインされたことを喜ぶ。同じランクのコテージでも、テニスコートビューとか、「ここ~!?」みたいな部屋がかなり多かったからだ。

シブ・アイランド・リゾートに泊まる予定の方は、「1101」か「1102」号室がよろしいかと。数あるSerindit Suiteでも、ここだけがビーチ前ですから!!

ディナーはプール前のレストランでのビュッフェスタイル。
豚の丸焼きなんかあって、なかなか豪快★
あまり期待していなかったのだけど、思ったより満足できた。
おいしかったのは魚の蒸し焼きと焼きたてほやほやのロッティ・プラタ。
このロッティ・プラタ、インド料理の隠れた名品(ロッティチャナイとも言う)!

インド料理の主食といえばサフランで炊いたご飯や、ナン、チャパティが有名だが、このロッティ・プラタはさらにその上を行くかも!
小麦粉を油で延ばしてはたたみ、延ばしたらたたみ・・、を繰り返し目の前でこんがりと焼いてくれるのだ♪
ふわふわのパイ、でもこんがりとしてパリッとして・・・。
なんとも言えない香ばしさが口に広がる逸品!
このままでも十分おいしいのだが、もちろんカレーソースをつけていただく。
あー、もう一度食べたい・・・!

朝も目の前のビーチは静かでおだやかで美しかった。
せっかくだからと、二人で海岸をお散歩。潮がだいぶ退いていて、昨日はかなり遠くに見えた防波堤まで歩いていけた。
時々お魚が足元をすいーっと泳いでいく。
幸い干潮のおかげでクラゲはまだこのエリアまで出没していなかった。

午前中は島内のお散歩とマッサージでのんびり。
そうこうして、あっという間にフェリーの時間が来てしまった。
帰りはシンガポール在住の中国人の男の子二人と同じバスで帰国。
18:00着の予定が、意外にジョホールが空いていたため、17:00前にニュートンサーカスという、家の近くまで着いてしまった。

この間の「大冒険☆マラッカ&クアラルンプール一人旅」とは大違いの「のんびりな休日」になった。

今度はマレーシアに蛍を見に行きたい♪

引っ越しました!!

2006-05-28 14:17:21 | シンガポール滞在記
まさか、そんなー!!!なのだが、実はシンガポール一週間目にして家探しをしていた。
というのも、私が3ヶ月お世話になる予定だったファミリーが、だんなさまの都合で急遽転勤になってしまったのだ!!
このおうち、本当にステキだったんです・・・。

ひろーいリビングの向こうには海の見えるテラス。
白人がほとんどの大きなコンドミニアムで、4階建て。
(ゆえに、住込み用のメイド部屋がある。日本では信じられないが、平日はテニスコートやプールに専属コーチが来て子供たちが教わっている。。)
全室トイレ&バスルームがついていて、非常に便利。
敷地内にはプールとテニスコート、ジムもあって、まるでリゾート地。

そんなおうちで三ヶ月♪
と思っていた矢先の出来事だった・・・。

あーあ、残念とは思ったけれど、次の家を探さねばならない。
さっそく探したのはこちらの掲示板、シンガポールお役立ちウェブ
シンガポール関係のサイトはたくさんあるが、このサイトが最も頻繁にやりとりがあって、家探しや物探しなどに非常に便利。
実は一件目のおうちもここで探したのだ。

何件かにメールをしてみたけれど、条件に合い、かつ返事をくれたおうちの下見にすぐに行った。
そこはドービーゴートとリトルインディア、ブギスの交差点みたいな便利な立地で、通勤にも非常に便利。
何しろバスで4ストップ!!

今までパシ・パンジャンという海沿いの、遠いところから出勤していたのでこの立地はありがたい。
パシ・パンジャンのコンドは非常に静かで緑豊か、海を見ながらランチできるし最高だったのだが、遠いのだけが欠点だった。
でも、これでその欠点は解消される!!
街中なので車の音がうるさいのと、周囲に工事現場がいくつかあり、日中はうるさいということが欠点だけど・・・。
目の前がシーク教の寺院で、毎朝お祈りで目が覚めるという環境ではあるけれど(笑)

でも、ここがまたステキなおうち!!
超広くてとても一人では留守番できそうもない前の家に比べると、日本のマンションのようにこぢんまりとしているが、逆にそのくらいの狭さがちょうどいい。
築3年ということもあって、何もかもピカピカ。
何がうれしいって、部屋の扉を開けばそこはプールサイド!!
今までのおうちは、敷地も広くて、プールまで結構かかったのだ・・・。

バリバリのキャリアウーマンと黒猫一匹、そして私の2人+1匹での新生活がはじまった。
Sさん、どうぞよろしくーー!!

これからの一年(ついにゾロ目!)

2006-05-25 14:26:06 | シンガポール滞在記
思えば激動の一年でした(-_-

昨年の今頃はちょうどヴェネツィアにいた。
どんな一年になるのかしら?とあの時は期待と不安に胸ふくらませていたが、
一年後の自分を想像することができなかった。
何しろ不安定な生活を選んだ直後だったからだ。

起業、というには大げさだが、一応個人事業主なんだし、これからこんな風に自分のビジネスを展開させていこう、と私なりに考えがあった。だからこそ始めた、4月~7月の三ヶ月間に及ぶヨーロッパ取材旅行だったのだ。
しかし、それが思わぬ方向に行き・・・、それがさらに思わぬ方向へ行き・・・、そして打ちのめされ、傷ついているときに今の会社から声がかかり、こうしてシンガポールにいる。今までもかなり怒涛の人生だった気がするが、今年もまた、いろいろあった一年だった。

これからの一年、どんな年になるのかな。
今、私の中には新たな目標があり、それについて具体的に固まり始めている。
この2年は情報収集と人脈作り、そして資金作りに励もうと思う。

32歳、山あり谷ありだったけど、ハッピーでアドベンチャラス、私らしい一年だった。
33歳、今年も楽しくて実りある年になるといいな!

P.S.
ケーキを用意してくれていた職場の皆さん、どうもありがとう。
バースデーケーキなんて、5年ぶりくらいかも・・!
プレゼントを用意してくれていた家主、本当にありがとう。
誕生日なんて一言も言わなかったのに・・・、うれしかったです。大事に使わせてもらいます。
シンガポールで一番イケてるステーキをおごってくれたYさん、ありがとう!!
アクチュアルデイに祝ってくれてうれしかったよーー!!
バースデーカードくれてお祝いの電話もくれたA、いつも支えてくれてありがとう。
今年も全速力でがんばります!
ブログに書き込んでくれたみなさま、ほんとにいっつもありがとう!!

バースデークラブ♪

2006-05-24 11:54:42 | シンガポール滞在記
クラブってカニのことです♪
昨夜は私のバースデーのお祝いに、会社の人たちがパーティーをしてくれた!
(ほんとの誕生日は明日)

場所はワンフラトン、マーライオンが見えるシーフードレストラン。
お料理は前から一度食べて見たかったシンガポール名物のチリクラブ♪
これはカニを丸ごと茹で、それにチリソースを絡めた豪快な料理。
まっかっかなので辛そうに見えるが、卵と和えてあるので結構マイルドだ。

前からこれを食べたい!と言っていたのを覚えてくれていたのか、うれしい選択。
もちろん、チリクラブの姉妹品!?ペッパークラブにも挑戦。
こちらは全身黒故障を塗られたカニさんで、実はチリクラブよりも辛い。
でも私はこっちのほうが好き♪

他にお魚丸ごと一匹のから揚げや、大きくて身がたっぷり詰まってたイセエビのスープも絶品。
今日もおいしくて大満足な一日でした!
幸せな時間をありがとう!いい会社だ(涙)

300円から乗れる!? 激安航空・AIR ASIA

2006-05-21 13:39:40 | シンガポール滞在記
乗ってきました、ウワサのAIR ASIA!!!

300円から飛んでる脅威のAIR ASIAは半端ではない格安航空券を販売し、
倒産寸前からついには東南アジアのビジネスモデルといわれるまでに成長した。
赤字だった航空会社をわずか1リンギット(約30円)で買い取ったフェルナンデス氏が格安を武器に事業を展開、マレーシア航空の国内独占状態を打ち破り、ついには黒字に転換するに至った奇跡の航空会社だ。

今後マレーシア航空は国内路線をエアアジアに譲るというから、更なる発展も望まれる。

詳細はこちら↓
4トラベルのページ

今回はクアラルンプール->ジョホール間。本来ならバスで6時間かかるところを、わずか40分ほどで結んでいる。

新しくできたばかりの専用ターミナル、LCCターミナル(Low Cost Carrier Terminal、その名も格安空港)へは、KLセントラルから直通のシャトルバスが出ている(約一時間半)のでとっても便利。クアラルンプールの空港からLCCターミナルまでは20Kmも離れているので、乗り間違えるとかなり痛い。

できたばっかりの空港は、トタン屋根で覆われちょっと倉庫的だが非常にシンプル、かつ機能的。全てを一階に納めることによって、エレベーターやエスカレーターをなくし、その分、ローコストに抑えているんだとか。その徹底ぶり、ぜひとも見習いところだ。

チェックインは至って簡単、事前にもらっていた番号を告げるだけ。
そうすればレシート状のペラペラの紙をくれるので、それをもってゲートに向かう。
シートは斬新な全席自由席!だからといって席がなくなるわけではないので、
そんなに急ぐ必要もない。

座席は狭めだが、ジョホールまであっという間だったので何の苦痛も感じなかった。
ボーディングコールからわずか15分で滑走路へむかい、さっさと空へ舞い上がり、
気がついたら着陸態勢、あっさりとジョホールバルへ到着してしまったのだった。

機内サービス一切なし、フードは全て有料で、新幹線みたいな感覚だ。
300円、とはいかなくても、5000円くらいで日本の飛行機も飛んでくれるといいのだけれど・・・。
ぜひともAIR ASIAを見習って欲しいものだ。

マラッカ&クアラルンプール、週末のちょこっと旅

2006-05-20 10:23:55 | シンガポール滞在記
マレーシアへは仕事が終わってから向かった。
同僚のガルーパ(日本人のカワイイ女の子、でもあだ名はガルーパ・・・)の誕生日の前日ということで、ケーキとシャンパンで盛り上がっていたオフィスを、みんなに見送られながら去り、何とかラベンダー通りにあるマラッカ行きのバスターミナルに到着した。

バスターミナルにはたくさんのマラッカ行きのバスが止まっていたが、私の乗る予定のバスは大幅に遅れてやってきた。

バスは30分遅れでマレーシアとの国境につき、シンガポールのイミグレーションで乗客を下ろす。ここで出国の手続きを終え、その向こうで待っているバスに再び乗車するのだ。

ところが私の乗っていたバスを見つけ、運転手にチケットを見せると、「このバスは君のバスじゃない。君のバスの前に出発したバスだよ」と教えてくれた。じゃあもう一台、同じバスを見つけないと、とあたりをキョロキョロと見回すが、同じバスは一向にやってこない。

誰か同じバスに乗っていた人がいないかな~と探し回り、不安に思ってもう一度先ほどのバスに向かった。すると運転手がやってきて、「もう一回チケット見せて。あ、これだった!」と私を乗せた。
おじさん、どうやら私を置いていく気だったらしい・・・。

バスはコーズウェイ(シンガポールとマレーシアを結ぶ橋)をわたり、またストップした。ここでマレーシア入国の手続きをするのだ。入国カードはバスターミナルで入手済みだったので、難なく入国することができた。

それからバスは一路マラッカに向け走り、23:30すぎに到着。時間が遅すぎてタクシーがあるか心配だったが、これもたくさんのタクシー運転手が私を待ち受けていて心配なかった。

宿は久々の安宿、1泊600円のゲストハウス。
もういい年してるし給料も一人前なのだからやめればいいものを、つい選んでしまう貧乏性な私。
おかげでこの夜はダニと蚊に悩まされ、ぜんぜん眠れなかった。
全身をチクチクさされ、悲しいマラッカの夜は更けていった。
(もう安宿は卒業しようかと決意・・・涙・・・)

朝は寝不足でふらふらしていたが、果敢にも自転車でマラッカを走り回ることにした。
自転車の前で宿のおじちゃんに鍵をもらおうと待っていたら、昨夜から泊まっているという日本人に声をかけられた。

私はたいていの人とはうまくやっていけるし、楽しむことができるので声をかけてもらうのはうれしいのだけど、その人とはどうもうまくいきそうもない雰囲気。知ったかぶりであれこれしゃべる男は嫌いなんだよね、はっきり言いますと。一緒に回りましょう、というのでしぶしぶ承諾した。面倒だったがいろいろ話していると、どうも法律関係のお仕事らしい。聞いてほしいのかな?と思って、「あ、弁護士さんですか?」ときいたら、「まあね」とのこと。ふーんと思いつつ、弁護士の知り合いが何人かいるのでつい、「へぇ~、友達と同期くらいかな?司法修習何期でした?」と聞いてしまった。しばらく目を白黒させ「ごめんなさい、うそついてました・・・」万事がこんなカンジなので、もう疲れ果ててしまった。

めったに人のことは悪く書かない。
でもほんとに腹立たしく失礼な男だったので、敢えて書く!!
10年修行して出直しといで!!
(最後はほんとに腹立って激怒。旅行中に私とご一緒した皆さん、信じられないでしょ??普段はそんなことありませんから!!!)

・・・ですっかりマラッカの思い出が台無しに・・・。
いい迷惑ですよ、ほんと。

(でも写真は撮ったのでアップします♪)

疲れきってクアラルンプールに入ったのは既に7:00を過ぎていた。
バスは大渋滞に巻き込まれ、市内はまったくびくともしない。
バスの乗客は次々と歩いて目的地に向かうようで下車をはじめ、気がつけば私と運転手だけになってしまった。
それでも何とかチェックイン。荷物を置いて夕食を食べにチャイナタウンへ出かけた。

チャイナタウンで出会ったのは「elianto」というブランドの自然派化粧品。
ぜんぜん買うつもりがなかったのに、つい店員さんがかわいくて(でも40歳)たくさん買ってしまった。
あれこれ試して気に入っちゃったのだ。
化粧水が足りなくなってきたので化粧水、から始まって、マッサージすると古い角質がポロポロ取れるマッサージクリーム、キュウリスライスの形をしたアイマスク、アイクリームなどなどをうっかり購入。
6品も買ったのにお値段はなんと3000円!!(激安)

パッケージもシンプルでなかなか、いろんなシリーズがあって、「緑茶」「ハチミツ」「ローズ」「レモン」などをベースに、それぞれ化粧おとしからパックまでそろっている。私は肌が輝くようになる!という「パール」シリーズを購入。
毎日使っているけどなかなかのモチモチ加減、で大満足。
韓国のブランドのようだが、今度またKLへ行くことがあったら買おうとひそかに思っている。

翌日はいろんなことがあって超濃密な日になった。
しかしこれは占い師が「話しちゃダメ!」というので、ここには書かない。
超濃密な一日にすっかり疲れ果ててしまったので、友人オススメのマッサージ店に行った。

ここがもーーーーー。
すばらしいーーー。。。

雰囲気も最高、お値段も最高、マッサージ師はかわいいイケメンでまた最高。。(←おばさん入ってます。。)
薄暗くてほのかにアロマが漂う空間で、足、全身とマッサージしてもらい、さらに顔もマッサージ&パック。
うぅぅ~、これに勝る幸せってあんまりない・・・。
しかも超丁寧。フェイシャル1時間、足・体それぞれ一時間でお値段およそ4500円。

うわさのお店はココ↓
「良心 Liang Xin」
Tel: 603-2145-2663
28 Jalan Bukit Bintan
*ブキッ・ビンタン沿いにある建物の2階。その裏は屋台街・アロー通り。

KLへお越しの際はぜひどうぞ♪
(この近くには足つぼマッサージがたくさんあるが、雰囲気はイマイチ)

翌日は先日ブログにも書いた占い師に出会った。
占い師のあとにもまた、同じマッサージ屋に行ってしまった・・・。

そしてイロイロあったクアラルンプールともわかれを告げ、ウワサの激安航空・AIR ASIAでシンガポールとの国境にある町、ジョホール・バルへ。ジョホールへは予定通り着陸したが、国境を越えるのにこれまた激混み!!
結局20:30に空港へついたのに、シンガポールへ入国したのは23:30。近いのに実に3時間・・・。

国境からジュロン・イーストという、うちからちょっと離れたところにある駅へ24:00過ぎに到着。
当然終バスも終わり!でもシンガポールに帰国できたことでほっとしながらタクシーにて帰途へついた。あー、何だかとても落ち着く。

いつのまにか、ここも私のHOMEになりつつある・・・。