怪しい話を相変わらず書いてます。AutoPageで2004年10月から、2022年8月gooブログに移行。
怪文書ブログ



 提灯記事でも苦しいなあ。

岸田総理「防衛費増額」発言のウラで…日本のメディアが報じない「ヤバすぎる現実」

 何処まで判って書いているのだろうか?まず最初に手を付けなければならないのは防衛省という組織の在り方で組織改革をやった上で防衛予算を付けるのならともかく、それには一切手を付けずに防衛費だけを増やしてもそこの開いたバケツに水を入れるだけの話。そもそも防衛産業から出ていく企業が多い中で金だけ放りこんでも上手く行くわけが無い。それこそ防衛関連企業の統合を政府主導で進めるぐらいの覚悟が必要なわけで、どの企業も軍事部門を切りたがっているのだから「日の丸半導体」じゃないが「日の丸防衛産業」でもやった方がマシ。お荷物になっている企業の防衛部門を統合して新会社を作らせて設計はそこがやって部分部分のパーツは元の企業に作ってもらってトータルは新会社にやってもらうとかにしないと駄目なのだろうが天下りとかの問題があったりして多分無理だろうなあ。そもそも上記の記事にあるような2年の空白期間に期待する方がおかしい。むしろ中国が本気で動くなら今、今できないなら永久にできないと思った方がいい。むしろできない可能性の方が高いが。

自衛隊に当事者能力がないので、防衛費を上げても防衛は強化できない

 今更ながらこの記事を知ったが、この状況で予算だけつけてどんなスローガンを唱えてみても空虚なだけ。無駄な金を使うぐらいなら何もしない方がマシ。悪夢の自民党政権は何時まで続くのだろうか?

日本人はなぜこんなに「お金を使わない」のか? 心の奥底に染みついた「恐ろしい怪物」の正体

 じゃあ具体的にどうしろと?結局政府も企業も、将来性も含めて「信用」が無いから貯蓄する他無なくなるわけで、それでも貯蓄に回るだけマシ。既に「円」ではなく「金」に投資したり外国株に資産を代える人が増えているのは「円」に対する信用も揺らいでいるからで政府が最初にやるべき事は全てにおいて「信用」をどうやって回復するのか?そこから考えないと駄目だと思う。

立民反発「首相の暴走」 維新、防衛増税撤回要求

 本当に日本のメディアは腐ってるなあ。ここまで自民党の犬に成り果てたか。立憲民主党が政府を批判すると「反発」で、維新の会だと「要求」だそうだ。「反対」でも「批判」でも無く「反発」という言葉をあえて使う始末。悪意しか感じない。判っていてあえてやっているのだから始末に負えない。「反発」という言葉は「子供の反発」といった言葉があるように見下す意味で使われる事が少なくないわけで、国民の代表で本来平等ある国会議員でも野党だけは下に見る意味を持ってあえて使って貶める悪意。これが日本のメディアの卑しさを象徴している。情けない限りだ。

 という事で、また明日。



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