筆者Ｑ・・・お久しぶりです。今回は予告ばかりでなかなか実現しなかったＷｅｂでの集客やアピール方のお話です。
顧問先企業からの相談でも授業でも構わないのですが、どの様な話から入っていくのでしょうか
Ｒａｚｉ・・・第一に企業側がどのような人達にアピールしたいのか、どんなお客様に来ていただきたいのか等を明確にすること。
第二にその人達はどの様なツールを使い、検索するのであればどの様なキーワードで何を探そうとしているのか、それを彼らの立場に立って検証・検討すること。
第三にそのためにはホームページがいいのか、Ｂｌｏｇがいいのか、ＳＮＳがいいのか、複数利用するのであれば優先順位はどうか等々考えなければいけない事がたくさんあります。
筆者Ｑ・・・なるほどＷｅｂといっても色々ありますからね。そして相手の立場に立って考える能力やコミュニケーション能力、想像力も必要ですね。
Ｒａｚｉ・・・更に企業サイドが想定していない（見えないニーズ）を探る必要もあります。
筆者Ｑ・・・（見えないニーズ）ですか？
Ｒａｚｉ・・・これには面白い話があります、ある家電メーカーが白物家電の売り上げを伸ばすためどの商品に力を入れるべきか判らない、そしてこの（見えないニーズ）を知るにはどうすればいいのか考えた末たどり着いたアイデアがいわゆる（アンケートを取る）でした。
問題はそのアンケートの中身なのです。彼らが行ったアンケートの質問が「家事の事で起こる夫婦喧嘩のうち最も多い理由はなんですか？」だったのです。
そしてその答えが（食べた後の食器洗い）だったのです。これによりこのメーカーは食洗器はまだまだニーズがあると考え、力を入れる事によって売り上げを伸ばすことに成功したのです。
当然コンセプトも広告もここに主眼を置きアピールしました。
筆者Ｑ・・・つまり、夫婦喧嘩を減らすためにはこれ買って、といった具合でしょうか？
Ｒａｚｉ・・・その通りです。
私の経営する靴のリペアショップのＢｌｏｇは「宮崎 レッドウィング」や「宮崎 ダナー」等のキーワードに対応させています。因みにレッドウィングやダナーはアメリカの有名なブーツのブランドです。一度このキーワードで検索してみていただくと分かるのですが上位に表示されます。
ポイントは「レッドウィング 修理 宮崎」のように（修理）というワードを入れなくても上位に表示される点です。つまり今レッドウィングのブーツを履いていてボロボロなってしまっている、しかし修理出来るということを知らない人はこの（修理）というキーワードは入れない、ということです。
筆者Ｑ・・・なるほど修理出来ると思っていないから「宮崎 レッドウィング」で検索をする、すると修理するお店である（Ｒａｚｉ ショップ＆オフィス）のＢｌｏｇが一発目に出てきて修理出来る事を知り、来店につながるという事ですね。修理をしに来る店だからキーワードも（修理）と入れて検索し来店しているとは限らないという事か。
Ｒａｚｉ・・・そうです。見えないニーズ、見えない顧客を探し出すための戦略が必要だということです。更にこの人達がいつもどの様な状況で検索しているのかを理解しなければＢｌｏｇがいいのかＳＮＳがいいのか判らないのです。
更にこのＢｌｏｇやホームページを上位ランキングさせるにもアイデアや技術が必要となります。
顧問させていただいている企業様も割と簡単に考えているケースが多いですがランクアップまでにそれなりの時間もかかります。
筆者Ｑ・・・・顧問先の相談の時や講義の時には詳しくお話が聞けるのですね。
またいつかこの話、詳細をお伝えできればと思います。
それでは皆様また次回お会いしましょう
