ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

こころの安らぎ

2009-03-19 22:03:15 | Weblog
本坊の「しだれ桜」が、美しい頃となりました

いろんな事がビッシリと
絶え間なく続いてゆく、真っ只中。

しばらく、気が休まることはなさそうですが。


あまりに可憐&繊細で、息をのむような「さくら」が

ほんの一瞬、別世界へと運んでくれます


カメラがなかったので、残念。

通り過ぎる前に、慌てて車を止めてもらって
携帯カメラでパシャリ。


その美しさは
写真に収まりきらなかったのですが、


とりあえずお届け


またカメラで、撮ってみたいと思います。


前々回のコラム「ひとりの重み」に書いた、93歳の方が
きょうのお彼岸法座にも、お参り下さいました!

早くから来られていて、
わたしを見つけて、お話された。


「ここしか来る所がないのよ。耳は聞こえんけどね、
阿弥陀様に会いたいからね。まゆらちゃん大好きなのよ。
私はお掃除もできなくて。役立たずなんだけれども。
ごめんなさいね。嫌わないでね、参らせてね」


涙目になりながら、懸命にお話される姿を拝見して
こちらまで、涙腺がゆるんだ。


わたしは、その方の手をとって、ぎゅっとにぎった。

たとえ声が届かなくても、思いは届けたかった。


「わたしも○○○さん大好きですから、
お参りいただいて本当に嬉しいです。
ゆっくり座っとって下さい、ありがとうございます」


なるべく大きな声で
そうお話しさせていただくだけで、精一杯だった。


「わたしはいつも、特等席なの。
阿弥陀様の正面。真ん中の席


そう喜んで椅子に座られる、お姿を見て。


バタバタと、ただ走り回っていた、私の心に

安らぎが、もたらされたのでした・・・。
コメント
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