ひとりの重み

きのうの朝。眞諦さんと二人、

珍しく？白熱の討論会の如く。熱く熱く、
春を通り越えて、真夏のような時間を過ごした


終わったら、燃料切れを起こした感じで

こういった話し合いも、必要なのだと思った。


人と人は、一緒に時間を過ごしている様でいながら
それほど深い話をしていなかったりもして。

真正面から、本音で意見を交わすことは
普段あまりないんだろうなぁ。


眞諦さんとは６畳１間に２人きり、３ケ月間
寝食をともにして、何も隠せる所がないのですが笑。



それから例会があって、９名の方が参られた。

お参り、ご法話の後。

両親のお土産、インドの紅茶「チャイ」を
みんなで飲んで、お菓子を食べながら

お釈迦様の生涯の、アニメビデオを鑑賞。



みなさんに喜んでいただけたらと
いつも、思っているのですが。


昨日。ピーピー音がして。

いつも、にこやかな９３歳の方の

補聴器の調子が悪くて、みなさんの声や音はもちろん
マイクを使っても、テレビ音量を最大にしても

まったく聞こえない様子。


どうにもならない状況と、疎外感に
ご自身、イライラしておられました。


その方の為に、なんとかしたくとも
なんともできない。力のなさに遭遇した訳です。


用意したビデオも、その方にとっては
苦痛の種となってしまいました、、、。


自死問題はじめ、世のいろんな問題も

やっぱり、その瞬間の「人」によって
すべてが１８０度異なってくるもので。

そのとき置かれた状況、環境、ご縁によって
人の思いも千差万別。


これをしたから良い、間違いないといった

「正解」は、どこにもないのだという事を
改めて感じさせられた事です。


本当に難しく。


だから人間のは小慈悲で、阿弥陀様のは大慈悲なんだろう。

それでも、阿弥陀様から大慈悲をいただく者としての
目指したい「生き方」があって。


ひとりひとり。解決はできなくても

ひとりひとり、その瞬間の「心の声」を
聴かせていただくことに

心身を、わが命を、尽くしていきたいと


思うばかりです、、、。

女性２菩薩の部屋

女性２菩薩の部屋
http://2bosatsu.azabu-kozenji.or.jp/

更新されています！今回のタイトルは
「ともにいのち輝く世界へ」です。

なかなか難しい問題を核に
眞諦さんと共に、真剣に語り合わせていただきました。

よかったら是非、ご覧下さいませ