時計の秒針が、チクタクと動き
わたしの脈が、ドクドクと打ち
おなじリズムを刻んでいる気がして
ギョロリと天井を見つめ、耳を澄ます
春の鳥の楽しげな声に
意識は、天井を突き抜けて空へ
こころは自由に飛び回り
チュンチュン歌って
まだつめたい空気の中で
あたたかな光に包まれて
わたしが何者であったか
あれはいつのことだったか
すべてを、忘れてしまった
わたしの脈が、ドクドクと打ち
おなじリズムを刻んでいる気がして
ギョロリと天井を見つめ、耳を澄ます
春の鳥の楽しげな声に
意識は、天井を突き抜けて空へ
こころは自由に飛び回り
チュンチュン歌って
まだつめたい空気の中で
あたたかな光に包まれて
わたしが何者であったか
あれはいつのことだったか
すべてを、忘れてしまった