苦しい術後

4月21日に無事に退院して自宅で療養していますが、体調はあまり芳しくなく、心も毎日揺らいでばかりです。退院してから、食欲が全く出ないのと動作時の息切れのため動けないことに悩まされているのですが、少しずつ改善されています。4度目の手術になりますが初めての経験で原因はわからないのですが、手術によるダメージに違いはないと思います。頭の中では相変わらず暗い将来が反芻されるばかりであり、まともな思考ができてないように思えますが、今はどうにか道標みたいなものが見つかったような気がしています。

センター試験に失敗した次女は、やはり希望校に合格できませんでしたが、地元の私立大学に通っています。教職という目標に向かって毎日頑張っているようです。随分心配したのですが良かったです。

職場の方ですが、実は昨年末に始まった親会社による品質監査に引っ掛かかり、厳しい改善要求への対応に追われ、出荷停止措置が続いていましたが、先月末にやっとその措置が解除となったようです。然しながら、各人の負荷が高いことに変わりはないようで上長からは早期の復職を求められているような状況にあります。休職期間は、手術結果や2次的な治療の有無に左右されると考えられたので、明確にしないまま休んでいます。外科と内科の最初の診察が5月14日となっていますのでここを復職のメドとするのが良いのかなと考えています。入院する前は、手術が済んだらすぐに抗癌剤・放射線治療が引き継いて行われるように勝手に思い込んでいたため、休職は長くなる可能性が高いと考えていましたが、ここに来て次の治療まで暫く経過観察になるような気がしています。もし、そうであれば一度復職して次の治療が決まった時点で改めて職場に勤務の相談をするのが正しいのではないかと考えています。また、私にはまだ、抗癌剤治療をしながら仕事を行うだけの体力はなく、職場の方は今回も疾病休業扱いにして頂いているのでなるだけ早く復職する必要があると思います。

 ゴール（死）までどうすべきか考える日々ですが、あと２年治療をしながら勤めを果たすことだけに集中して生きればいいというのが現在の自分の答えです。