胸腺腫を乗り越えて

手術のできないステージ4の悪性腫瘍を乗り越えて家族を幸せにする男の物語を実現したい

余命4年でかんがえてみる2

2018-04-16 01:53:45 | 闘病
手術は無事に終わったのですが、問題の胸骨裏部分は可及的な切除に留まり、取り残しが発生しているという説明を受けています。3時間の手術時間を7時間まで延長してまで取り組んで頂けたことに感謝をしています。詳しい説明は病理検査の結果を踏まえて改めて行われると思います。
未だに病室のベッドの上ではありますが、随分体力も戻りましたのでひとまず撤退して次の治療に備えたいと思っています。(放射線と抗癌剤の複合治療?)
我が家では、冷蔵庫の故障という事件が起きています。何分こちらは動けないのでどうしようもないのですが、仕方なく新しいものを買っています。(しかし、退院しないと受けとりができない)
会社の方は上司から、やっとのことで出荷制限が解けて通常の手続きに戻ったことを教えて頂きました。4ヶ月余りも苦しめられ、周りにも多大な迷惑をかけてしまいました。今回のような指摘が入らないような業務システムを構築していく必要がありますが相当に大変な作業てす。
本日の自分メニューはリハビリオンリーのようです。どうもレントゲンが芳しくないようです。左肺があまり膨らんでない、水も貯まっている?ひょっとして退院は週末位かもしれません。それでも仕事のこと忘れてじっとしてるのは悪くないです。























余命4年と考えてみる

2018-04-09 11:32:10 | 闘病
いよいよ明日手術のため、入院しましたが、相変わらず心も体もすっきりしていません。治療に専念するため休職をお願いしているので気持ちの整理をして復職後のことも決めていきたいと思います。
苦しみの原因は、もう治らないのにずっと元気にしていたいという矛盾から生じています。思い切ってこれから3年勤めをした後、終末医療を受けることを考えてみました。
今回の手術では、やはり胸骨裏は取りきれないのでは?という説明でした。血管にくっ付いてるところが幾つもあるため、傷も大きくなりそうです。内科の主治医と少し話ができたので放射線・抗癌剤治療を術後に行うことを打診しました。これは並行治療が効果的であるのと、今回治療対象となってない右側の腫瘍への抗癌剤治療という側面があります。10月から放置してるのですが、気のせいか?近頃痛いので悪化してるかなという不安があります。そうした場合、7月まで治療はかかりますが、体調次第で6月に復職を考えることができるのかなと思います。
治療が上手くいったとしても来年にはまた次の治療が必要な事態になっている筈ですが、この時に今回手術する胸骨裏が再発していた場合はできる治療
が抗癌剤だけになる可能性が高いと思います。そして効果のある抗癌剤がなくなった時点で治療は終了になり、緩和ケアに移行していくことになるのかなと思います。思いつき?で書いていますが、この想定はそれほど大きくズレるようなものでなく、むしろ4年の余命は長く見積り過ぎのような気もします。人の命の長さは運命で決まるといつも思う次第ですが、いずれにしても今回の手術の成績は自分の運命を左右する大切なものになります。病気が見つかってからちょうど8年が経過しました。病気を治すには至りませんでしたが、ここまで上手く凌いできたかなという思いはあるし、あと少し足掻いて終わりがきてもいいような気もします。終活ではないですが残された時間について考えていこうと思います。