胸腺腫を乗り越えて

手術のできないステージ4の悪性腫瘍を乗り越えて家族を幸せにする男の物語を実現したい

家族の幸せ

2011-05-31 20:00:48 | 日記
家族の幸せについて漠然と考えることがある。

私は勤めこそ真面目にやっているが、よき亭主・父親でないことは妻の様子を見るに明らかなようだ。

諦めているところはあるが、開き直ってはいけないと思っている。

娘達を嫁がせるまで 元気でいることが究極の目標である。

短く見積もってもあと十年頑張る必要があるが、そこまでいけば私が死んでも妻は生命保険で何とか生きていけるのではないか。

しかし、今度また闘病生活が始まれば生き長らえる望みは限りなく低くなり、家族の生活の目処も立たなくなってしまう。

残酷な話だが会社だって一定のルールで
社員の生活を保証してくれるが、職場復帰の見込みがなければいずれ解雇されることになる。

それを考えると何故自分がと思わずにはいられない。

私にできる最善は病気の悪化が始まらないことを願いながら
勤めを続け、一円でも多くのお金を残すことである。

現実には、ウダツのあがらない会社員である私に財産を残すことは不可能である。

妻の勤めで何とか家計が支えられている有り様であり、楽をさせてやれそうにもない。

日々倹約に努め、休みは家事が楽になるように手伝わなければと思っているがなかなか実行できていない。

家事が嫌いなので率先してすることはないが、頼まれたことはすぐやるようにしている。

風呂の準備と洗濯物干しを黙ってやってみよう。

身の丈に合わない趣味ともだんだんと距離を置くようにしてきた。

皆さん我慢していることであり、遅すぎた感が強い。

人のために生きるのは難し過ぎるが、家族を幸せにすることは自分にだってできるだろう。


不思議な話だが、頭痛をはじめとした体の不調からは、解放されている。

週末ゆっくり体を休めたのが良かったのだろう。

仕事のストレスは、自分が考えている以上に体に影響がある
が、今年は自分のテーマに成果を出す大きなチャンスなのでやり遂げなくてはならない。

体のことは信頼する主治医に毎月相談して不安があれば検査をして頂くしかないと思っている。

もう心配していないが、来月はMRIで脳転移のチェックを受けることになっている。


遺伝

2011-05-29 23:58:34 | 日記
私には2人の娘がいる。

中学生のSAKURAKOと小学生のMOMOKOである。

長女は、学校のクラブで硬式テニスをしていて、一年間余りでかなり日焼けして黒くなったが、実力はまだまだのようだ。

次女は、去年の夏から水泳教室に通っており、かなり上達したようだが、このまま続ける気はないようだ。

子供には無限の可能性があり、それを引き出すのが親の役目だが、2人には非凡なところはないように見える。

人並みのことを学んで育って欲しいと思っている。

長女の方は体が弱く、小さい時は苦労した覚えがあるが、テニスを始めてから随分丈夫になった。

しかし、視力に今も問題があり、また眼鏡生活を強いられそうな話になっている。

次女は、対照的に丈夫な体を持っているが怪我が多く、心配ばかりさせられた。

何故だかわからないが、歯並びが非常に悪く、今も矯正治療を続けている。

今は見違えるほど綺麗になったが、当初の叢生と呼ばれる状態を見た時にかなり絶望的な気分になったのを覚えている。

妻はもともと体が弱かった上に、胃摘出手術によって食べれなくなり、なかなか健康を取り戻せないでいる。

また、家系的な話をすれば病気で亡くなった親族が多いらしい。

私も自分の家系を調べたが、明らかに病死したという人は何人もいなかった。


私も妻も若くして悪性腫瘍を患うことがわかっていれば、子供は作らなかっただろうと思う。

世の中には逆境に臆することなく生きる勇気を持つ方がたくさんおられる。

娘達が抱えたちょっとした体の不具合には遺伝的なものを感じているわけではないが、将来ひょっとしてと思わずにはいられない。

妻は長女と一緒に子宮けい癌予防ワクチン接種を受けたが、予防と早期発見に務めていくしかない。

あとは言うまでもなく食生活は重要と思っているが、2人ともだんだん偏食傾向が出てきたため、近頃食事の度にいろいろ注文をつけている。

この頃お父さんうるさいって思われているのではなかろうか。



定期診察

2011-05-27 01:50:39 | 日記
生憎の雨模様だったが、診察のため病院に出かけた。

胸部レントゲンの画像は異常がないようだった。

ずっと頭痛があることを告げると、来月MRI検査を受けることになった。

あっさり脳転移のチェックと言われ、ちょっとドキッとしたが、どちらかと言えば脳梗塞の様なものを心配したりしている。

帰ってからも時々気分が悪くなり、食欲もない。

どちらもないと思ってるが、なかなか体調はよくならない。

ひょっとしたらと思ってしまう。

近頃よく眠ってないので今宵は早く休むことにする。

明日も仕事頑張るぞ。




5月も終わりそう

2011-05-23 18:21:00 | 日記
忙しかった5月もあと少し、無事終わってくれるといいなと思っている。


金曜の晩に上司の還暦の祝をして、昨日は、次女の小学校最後の運動会だった。
有能で人格者な上司は、早くから定年延長が決まっていた。

チームとしても大変な一年になるだろうが、みんなで喜びを分かち合うことができる一年にしたい。

次女は華々しく最後の駆けっこを2着で飾った。昨年は後ろから2番目だったので心配したが、見事なスタートダッシュが決まり家族を喜ばせた。


今週は、定期検査を控えているが、体の調子がずっとおかしいので前倒しにして貰うか迷っていた。

毎日頭痛が起こり気分が悪くなることがある。

お腹の調子も悪く、臍の下辺りに痛みを感じる。

これまでもずっと調子よく来たわけでなく、常にどっかに違和感を感じながら過ごしてきた。

健康診断では特に問題になるところもなかったし、あまり心配し過ぎても仕方ないが、念の為に今回は少し詳しく調べて頂こうと思っている。



終わった

2011-05-13 04:33:21 | 日記
大切な会議を終えてほっとしている。6時間超に渡る報告会だったが、緊張感が途切れない中身の濃いものになったと思っている。

経営陣に厳しい表情もなく終始和やかな雰囲気だったのは、予想以上に業績が好転したのに加えて業界を取り巻く環境が我社に追い風になってこれから先の見通しも明るいと言うことを示唆しているのだと思う。

決して良いところばかりでないが、中小企業の割りに突出した人材に恵まれた会社だと常々思っている。

安心して自分に与えられた仕事に打ち込むことができる。

自分に適性があるのか随分悩んできたが、あと一年頑張れば
私の取り組みも形として残すことができるようだ。

周りの足手まといにならぬよう精一杯やるだけであるが、無理をせずともついていけるよう技量を磨いていかなくてはならない。

夕べは、会社の親睦会であったが、思いの他、リラックスしてお酒と料理を楽しむことができた。

いろんな方と乾杯して歓談できるのも幸せなことである。

社長もお目にかかる度に体の事を気遣って声をかけて下さる。

お金と体調のことで沈みがちだったが良い気分転換ができた。