
山道を歩き続け、しるべが本当に疲れたので、夫は車をとってくるから「Control Gates」の駐車場で待ち合わせしよう。と言って、ユースホステル「Lake de Anau」にあるレンタカーを、全速力で走って取りに行った。
しかし・・・しるべは全くその「Control Gates」がどこだかわらかなくなって、道に迷って迷って・・・街が見えるけど、あまりにも遠くてどうやって行ったらいいのかわからなくなった。
ものすごく暑くて暑くて飲むものもない・・・帽子とタオルを湖の水でびしゃびしゃにして、帽子をかぶり、タオル首に巻き、途方にくれながらさまよい歩いて一時間半・・・。
きっと大丈夫、だって街が見えるのだから、到着するに決まってる・・と思いながらも、炎天下あまりにも遠い道のりでした。
街に着いてぼんやり歩いていると、「しるべ~!!」と後ろから声がしました。
夫が車をとりに行ってControl Gatesに着いてもしるべがいなかったので、ずっと車を運転しながら捜していたらしいのでした。
こんなところで夫婦愛~

「何で駐車場で待っていなかったんだよ

しるべは、涙でてきたよ

心配で心配で・・
見つかって、ホッとしたら
その自分の不安をしるべさんにぶつけちゃったんだね
安堵と叱責の間には、泣きたいくらいうれしかった思いがあったと思うよ
だけど、それを表せられない日本男子教育世代
そんなところに日本男子の気概なんて要らないのにさ
きっと、言えなかった胸のうちには
『しるべ~しるべ~合えてよかった!無事で良かった!!!』だよ
と、ご主人の気持ちを推し量ってみたけれど
しるべさん、切なかったねぇ~
でも、きっとその後、理解し会えたんでしょう?
ホント、何事も無くてよかったです。
それにしても、しるべさんのネバーギブアップにも感動でした。
思い出の一つになったね
ゴメンナサイ
迷子になったら動くなっていうのが鉄則だって聞いたことあるよ。パパさん心配で声が出ちゃったんだよ。
しるべさんも心細かったでしょう。
前回のは、外国だ!って感じ。
すごく貴重な旅の気がします。
まだまだ紹介してください。
やさしい言い回し、いつもありがとうね。
小学校3年の娘とニューヨークのケネディ空港ではぐれたときは、しるべ、本当に途方にくれました。
しかし、おっしゃるとおり娘ははぐれたところにじっとしていて、あわてたしるべが走り回っていたのです。
娘を見つけた時「だって、ここにいればお母さんくると思った」と平然として言ってました。
あの頃から、親よりしっかりしてました(汗)
それはそれで夫婦愛だ。
そっか・・・美しい、夫婦愛の形なのですね
まぁ、愛を確かめ合ったってことで、受け取ります。