3ケ月で実家を出るので寂しいといけないということで、ラリーは寝ていた黄色の座布団を持参して母のところへもらわれてきたそうだ。ところが、座布団には目もくれず、初日こそ仕事に出かける母の後を玄関まで追ったものの、2日目からは玄関で「いってらっしゃい」状態。すでにわが道を行く。
ちょっと大きくなった頃。男なのに、ピンクのリボン。シーズーはもともと長い毛ですが、非常に臭く(一緒に住んでいると気にならないようですが)感じるので、短くカットしています。
体力がなく、散歩に行くと3メートルぐらい歩いては倒れていたらしい。また、母のところで厳しくしつけたらしく、ご飯は「よし」と言われるまでは、いつまでも待っている。お手だけでなく、おかわり、おすわり、欲しい時は後ろ足で立ち上がり、前足で「ちょうだい、ちょうだい」ってな感じですることを覚えたようだ。
母とラリーの生活は4年ぐらい続き、その後、私と弟が住む家にやってくるのである。
つづく