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1711 登米懐古館 政宗の懐刀 藩祖白石宗実と登米伊達家初代宗直

今回も登米
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登米懐古館
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企画展「政宗の懐刀 藩祖白石宗実と登米伊達家初代宗直」
期間:10月1日(日)~11月19日(日)
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白石宗実所用 絵日月天両天子御軍團扇
白石宗実が文禄の役で使用したとされる軍配。
白石宗実は伊達家の家臣。「也」の前立兜でも有名。
伊達(白石)宗直所用 馬印
紫地に白で月を表す。白石宗直が大坂の陣で使用した。
宗直は梁川宗清の子で後に白石宗実の養子となった武将。大坂の陣では道明寺合戦などでの戦功により伊達姓の名乗りを許され子孫は登米伊達氏と呼ばれた。
脇差 無銘(古備前正恒)
長さ44.6cm。平安末~鎌倉初期、備前の刀工・正恒の作とされる。
寛永5年(1628)伊達忠宗の嫡男虎千代が徳川秀忠に初お目見えの際拝領した。
太刀 銘 備前長船恒弘
長さ72.1cm。南北朝時代、備前国長船の刀工・恒弘の作。
金梨地縦三つ引両蟹牡丹紋散紺色糸巻太刀拵が附属する。仙台藩伊達家伝来で「重宝之一也」と箱書されている。
瓢箪釜
胴の中央がややくびれた瓢箪形の茶釜。
織田有楽所持で、有楽の孫で登米伊達家4代・伊達宗倫の母・瑞昌院が持参した。
千利休書状
不破道貞(光治)宛。秀吉の突然の来訪により茶会の日どりを変更せざるを得なくなったと知らせる手紙。こちらも瑞昌院が持参したもので有楽が所持していたものであろう。

登米懐古館のある場所には
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寺池城があります
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戦国時代は葛西氏の居城。秀吉の奥州仕置の後に木村吉清が入城するが、葛西大崎一揆の責任を取り改易。伊達政宗に与えられ慶長9年(1604)白石宗直が入城。伊達氏の要害のひとつ登米要害として存続した。

2010年以来久々の登米。前回は白石宗実・宗直の具足ぐらいしか印象に残っていませんが、今回は刀剣や茶道具など前回は拝見出来なかったものも展示がありました。
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